松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿Ⅳ』(kindle版)
本日の本
book-29 『万能鑑定士Qの事件簿Ⅳ』(kindle版) 松岡圭祐 松岡圭祐著 角川文庫
STORY:映画グッズのコレクターの家が放火され、続いて映画パンフやポスターを扱うお店も不審火で全焼する。犯人の狙いは、過去に封印された邦画のポスターであることが明らかになり・・・
☆☆☆万能鑑定士シリーズ4作目。
今回は、作者の別シリーズ、『催眠』シリーズに登場するカウンセラーの嵯峨先生なる人物が登場すると書いてあったので、あらら、本当は『催眠』を先に読んだ方がよかったのかなと思ったけれど、まあもう読み始めちゃったからいいやと思い続行。
結果的に言うと、これ読んでなくてもOK・・・というか読んでない方がいいのかも。
ノストラダムスの大予言の映画にまつわるお話で(昔、はやったな~子供の頃、まじめに世界は滅びると思ったりしたっけ(苦笑))、このレア物のポスターが次々狙われ、放火されるという筋立て。
犯人の目的はいったい???
という謎でひっぱっていくのだけど、はじめっから思いっきり伏線がはってあったんだなーと最後になって気づいた。
いや、それより、すっかりやられましたね。まさかの犯人!
してやられたって感じ。まさかね、そこは疑わなかったので・・・
軽い読み物だけれど、それなりに楽しめるので、ついつい次の巻を買っちゃいます。
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