「幸せの1ページ」
本日の映画
movie-50 「幸せの1ページ」 Nim's Island 2008年米
DIR:マーク・レヴィン
CAST:ジョディ・フォスター、アビゲイル・ブレスリン、ジェラルド・バトラー
STORY:ベストセラー作家のアレクサンドラは極度の潔癖症で引きこもり。海洋生物学者のジャックにメールで連絡するが、ジャックは海で行方不明に。ジャックの娘ニムはアレクサンドラの冒険小説に出てくる主人公アレックスの大ファンで、アレクサンドラからのメールをアレックスからの、メールと思い込み助けを求めるが・・・
☆☆☆アドベンチャー・コメディ。
冒険物語、大好き。
そして、J・フォスターとJ・バトラーのファンなのでこの映画、楽しみにしていた。
ひょんなことから(お互いの誤解から)、一歩もアパートから出たことがない引きこもりのアドベンチャー作家(という設定は笑える)が、必死の思いで孤島にたどり着き、SOSを発した少女を助けようとする、というのが基本のストーリー。
この作家を演じるのがJ・フォスターで、顔のガリガリ具合(昔はもっとふっくらしてたのに、いつの頃からかギスギスしてきて・・・いやー年取ったな、ジョディ)が、神経質な役にぴったり。
なのだけど、いまいちコメディ演技がはじけなくて、ちょっと見ていて辛い。
今まで、コメディがなかったわけじゃないけれど、この役はちょい厳しいかなあ。その必死さがおもしろいというより、そこまでがんばらなくともと思ってしまうので。
生き生きしていたのは、A・ブレスリンちゃん。
行方不明になった父親を探そうと必死になり、迷惑な観光客を知恵を働かせて撃退し・・・
大活躍じゃないですか。
大人の出る幕じゃないですねぇ。
J・フォスターとJ・バトラーを見るつもりが、A・ブレスリンを見る映画になってしまった。
バトラーは、海洋生物学者である父親役と、アレクサンドラの小説の主人公アレックスの2役を演じていて、いつも通りワイルドでいいのだけど、もう少し出番が少なくてもよかったのでは?
そもそも、ジョディのパートとブレスリンちゃんのパートもバラバラと見せられてまとまりがなかったのに、父親の遭難話も混じると・・・
ラストでうまく一つにまとまればよかったのだけど、あっけなく終わっちゃったし。
せっかく設定はおもしろいと思ったのに、もう一歩という映画でした。
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