「戦場のアリア」
本日の映画
movie-53 「戦場のアリア」 Joyeux Noel 2005年仏独英ベルギールーマニア
DIR:クリスチャン・カリオン
CAST:ダイアン・クルーガー、ベンノ・フユルマン、ギョーム・カネ、ゲイリー・ルイス、ダニー・ブーン、ダニエル・ブリュール、ミシェル・セロー、イアン・リチャードソン
STORY:第一次大戦下、フランス北部の戦場では、ドイツ軍とスコットランド・フランス連合軍が対峙していた。クリスマスの日、ドイツのテノール歌手ニコラウスが久々再会したソプラヌ歌手の妻とともに歌うと、スコットランド軍がバグパイプで応じ、3カ国の兵士たちの合唱がこだまする。
☆☆☆実話をベースにした戦争ドラマ。
こんなことがホントにあったのね・・・
戦争物は苦手で、はじめはどうも入り込めなかった。
誰がどの軍かもよくわからなくて(軍服わからないし)、パッとわかった俳優さんはD・ブリュールだけなので、ドイツ軍しか識別できず・・・
一方、ドイツのオペラ歌手役のD・クルーガーが出てくると違和感があって、これまたなじめなかった。
この人物は現実にいた人じゃないよね?いくらなんでも最前線にくるわけないのではないかと。
D・クルーガーは美しくて、いいアクセントにはなるものの、やはり浮いてるんですね。
物語はそれなりに盛り上がって、クリスマスの日、3軍がつかの間の休戦、友情が芽生える場面は感動的。歌う場面もとても感動的(ただし吹き替えなのが残念)。
ああいいなと思った後には苦い結末が・・・
それぞれには過酷な運命が待っていて、戦争のむなしさ、非情さが心にずしんとくる。
感動的なシーンで終わるんだとばっかり思ってたので、つらい結末でした。
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