「地底探検」
本日の映画
movie-52 「地底探検」 Journey To Center Of The Earth 1959年米
DIR:ヘンリー・レヴィン
CAST:パット・ブーン、ジェームズ・メイソン、ダイアン・ベイカー、アーレン・ダール
STORY:学生アレックから贈られた溶岩の塊から地球の中心への道筋を記したメッセージを発見したリンデンブロック教授は、アレックらとともに休火山の噴火口から地底へと向かう・・・
☆☆☆ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』の映画化。
J・ヴェルヌの小説ってどれも楽しい。ワクワクしますね。映画化されたものもたくさんあって、「80日間世界一周」、「海底二万哩」なんかは好きな映画。この映画も前々から見たかったのだが機会がなく・・・先に最近の映画「センター・オズ・ジ・アース」を見ることになってしまった。
なのだが、これは原作とはだいぶかけ離れてしまって、おもしろかったのはおもしろかったがちょっと不満。
で、この古い映画の方は、大筋は小説通り。
ただし、小説では出てこない人物・・・探検を妨害するライバルや、探検に同行する女性が付け加えられていて、少し盛りだくさんな内容になっている。
なのでなのか、映画も130分近い長さ。
けれど、ほぼダレることなく見られるところはすごい。
なにせ55年前の映画だから、特撮なんてホントちゃっちくて笑っちゃうくらいなのだけど、このレトロ感がまたいいんですねぇ。今の映画は、なんでもかんでもCGに頼りすぎ!
って、CGもうまくできてると感心はするわけだけど。
まじめ(すぎる)教授、若い助手、言葉は通じないが力持ちの現地人、そして紅一点の未亡人、お伴の?アヒルが、幾多のピンチを乗り越えて、とうとう地球の中心へ。
そこに至るまでが実にカラフルで、これまた楽しい。
荒唐無稽すぎるところもあるけれど、SFですからね。
J・ヴェルヌの発想に驚くばかり。
他にもJ・ヴェルヌ小説の映画、探してみよう。
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