「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」
本日の映画
movie-59 「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」 Nanny Mcphee 2005年米英仏
DIR:カーク・ジョーンズ
CAST:エマ・トンプソン、コリン・ファース、ケリー・マクドナルド、アンジェラ・ランズベリー、セリア・イムリー、デレク・ジャコビー、イメルダ・スタウントン
STORY:ブラウン家の7人の子供たちは一年前に母親を亡くして以来、やってくるナニーにいたずらし放題で、雇ったナニーはすぐに辞めてしまう。ある日、見た目が恐ろしい新しいナニー、マクフィーがやってくる。魔法のステッキをもったマクフィーが次々と不思議な出来事を起こしていく。
☆☆☆ファンタジー・コメディー。
原作は、なんとミステリー作家のクリスチアナ・ブランドの『ふしぎなマチルダばあや』だという。これは驚き。へー、こんな児童文学を書いてたなんてね。
母親を亡くした子供たちの悪戯に手を焼く・・・って、「サウンド・オブ・ミュージック」みたいだけど、これがまた憎たらしい子供たちで(笑)。そりゃいくらなんでもやりすぎでしょう。こりゃあ、ナニーも居着かないはず。
そこにやってきたのが、大きな鼻、いぼ、歯の醜いマクフィーばあや。
マクフィーを演じてるのは脚本も手がけたE・トンプソン(この人、ホント才能あるなあ)。はじめは全然エマとはわからなかったよ。ホント、なんとも言えない見た目(笑)
それが、マクフィーばあやの魔法のおかげで、子供たちがどんどんいい子になっていくに従い、いぼが取れ、鼻が小さくなり、歯もひっこんで、フツーの見た目に。
教育的なお話に、父親が、やむなくお金のために性格の悪いバツいちの女性と結婚しようとしていたのを阻止、密かに思っていた召使いの女性と結びつけるというエピソードも盛り込んで、めでたしめでたし。
E・トンプソンをはじめとしてキャストが(渋いけど)いいんですね。
お父さん役がコリン・ファース。あの困ったような苦虫をかみつぶしたようないつもの表情で、らしい役。
いやーな女、セリア・イムリー、実直な家政婦イメルダ・スタウントンなど実力派女優も揃えて見応えあるのだけど、なんといってもお久しぶりのアンジェラ・ランズベリー。この時、御年80歳!いやー、存在感あるな~
子供たちの悪戯がちょっとなんだけど、安定して楽しめるファミリー映画かと。
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