「プライドと偏見」
本日の映画
movie-61 「プライドと偏見」 Pride & Prejudice 2005年英
DIR:ジョー・ライト
CAST:キーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン、ドナルド・サザーランド、ブレンダ・ブレシン、ロザムンド・パイク、ジュディ・デンチ、サイモン・ウッズ、ルパート・フレンド、トム・ホランダー、ジェナー・マローン、キャリー・マリガン
STORY:18世紀末のイギリス。ベネット家の子供は5人すべて女の子。女性に相続権がなかったこの時代、母親はなんとかお金持ちに嫁がせようと必死になる。近所に大富豪ピングリーが越してきたことで浮き足立つベネット家だったが、次女エリザベスはピングリーの親友ダーシーの高慢な態度に反感を持つ。
☆☆☆ジェーン・オースティン原作。
「プライドと偏見」というより「高慢と偏見」という方がおなじみですね。
オースティンの小説は大好きで、映画化されたのでも「エマ」、「いつか晴れた日に」なども好き。
「高慢と偏見」というと、コリン・ファースがMr.ダーシーを演じたテレビドラマ、あれも好きだった。
で、この映画だけど、女優陣はよく知った人ばかりなのに、男優陣は父親役のサザーランド以外、あまり知らず・・・
肝心のダーシー役のマクファディンがなんとなくパッとしなくて、最初はあまり乗れなかった。
しかし、さすがオースティン。
よーく知っているお話なのだけど、だんだんと引き込まれた。
この頃、イギリスでも女性は相続できず、父親が亡くなると遠縁の男性がすべてを相続することになるなんて、まあなんて不合理。この設定だからこそ成立するラブストーリーではあるんですけどね。
母親が必死になるのもわかる(笑)
この母親役がブレンダ・ブレシンで、見ててイヤーになるというか、滑稽というか。
うまい。
いやーなと言えばジュディ・デンチも相当イヤミな役で、さすが。
それに比べてどうもねー、やっぱりダーシーが・・・
高慢?って感じじゃなくて、なんかショボい(ファンの方ごめんなさい)。
なので、高慢と偏見という主題がイマイチわかりづらく・・・
ま、なんだかんだ、最後はめでたしめでたしでよろしいわけですが・・・
ちょっと残念感が。
キーラやロザムンドはキレイなんですけどね。
やっぱり、ダーシー氏はコリン・ファースがよかったな。
« シャトー・タヌンダ カベルネ・シラー | トップページ | ドメーヌ・ロルジェリル »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「いつか眠りにつく前に」(2018.04.14)
- 「再会の街で」(2018.04.11)
- 「リトル・ランボーズ」(2018.03.15)
- 第90回アカデミー賞授賞式(2018.03.11)
- アカデミー賞最終予想(2018.03.04)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65565/60665274
この記事へのトラックバック一覧です: 「プライドと偏見」:
コメント