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2014/12/08

【ボストン美術館ミレー展】

art-56 【ボストン美術館ミレー展】  三菱一号館美術館

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生誕200年ということで、ミレーが今年はクローズアップされましたね。
ミレー展というと、府中市美術館のがとっても充実していたけれど、こちらはどうか。

Ⅰ 巨匠ミレー序論
まずはミレーの3枚から。
ミレーの自画像はほとんどないとのことだが、これは若い頃の。ちょっと神経質そう。
「JFミレー夫人」は夭折したはじめの奥さん。という運命知っているからか、不幸な影があるような。
「グリュシーのミレーの生家」は前に別の角度のを見たような。のどかな風景。

Ⅱ フォンテーヌブローの森
まさに森、森、森。好きな作品が多い。
コローもいいし、テオドール・ルソーも好き。
クールベはやや繊細な作品だったけれど、力強さもあり。
今回、注目したのは、スペイン人画家のラ・ペーニャ。森はやや暗めで描かれているのだが、光とのコントラストがよい。
モネも一枚あったが、これはモネと言われなければわからないかも。ごくごく若い頃の作品なんですね。

Ⅲ バルビゾン村
このパートではミレーがたくさん。
ボストン美術館三大ミレーと言われる「種をまく人」、「刈り入れ人たちの休息」、「羊飼いの娘」をはじめとして大変充実。
「種をまく人」は三番目の種まく人。大きな作品。
「刈り入れ人たちの休息」は聖書に題材をとった作品。こんな作品もあるんですね。
「羊飼いの娘」は牧歌的。
今回気にいったのはトロワイヨン。動物を描いた画家。「身構える猟犬」好き。

Ⅳ 家庭の情景
ミレーがここにもたくさん。
「編み物の稽古」が2枚。はじめに描かれたのより後の方が編み物の難易度が増しているよう。後の方は、後ろにミルク?をなめる猫がポイントになっている。
「洋梨」はめずらしい静物画だが、悪くない。
その他、糸紡ぎやバターをかき回す絵など、農家の日常生活を描く作品が並んでいた。
と同時にハーグ派のイスラエルスも2点。テーマはミレーと共通するかもしれない。

Ⅴ ミレーの遺産
ミレー後の作品が中心。
ミレーも3点ありますが。中では一番気にいったのは「ソバの収穫、夏」。労働の喜びに満ちた作品。
レルミットの「謙虚な友(エマオの晩餐)」は題名の通り、エマオの晩餐をテーマにしているが、現代的。そこに一見してイエスとわかる人物が描かれているのがおもしろい。
今回いいなと思ったのは、デュプレ。田園風景を描いているのだけど、とても明るい。裕福な農家を描いているというのもあるのだが。

今年はミレーをよく見ましたね。
締めくくりにいかがでしょうか。

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美術館前のイルミネーション。
コンセプトはアリス。

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