ヴィヴェカ・ステン『煌めく氷のなかで』
本日の本

book-5 『煌めく氷のなかで』 ヴィヴェカ・ステン著 ハヤカワミステリ文庫
STORY:友人の家を訪ねた後、姿を消した少女。徹底した捜索が行われるも手がかりがなかった。数ヶ月後、森で遊ぶ子供たちが発見したのは・・・
☆☆☆スウェーデンの人気ミステリ、サンドハムンシリーズ第3弾。
前2作は夏の季節のお話だったが、今回は厳寒の冬。寒そう・・・
ま、北欧のミステリというと冬の方が雰囲気が出る気がするけど。
今回は、失踪した少女の話と、1900年初頭のある家族の話が交互に進んでいくのだが、はじめは双方の話がどう絡んでくるのか全然わからない。
きっと何かつながりがあるんだろうなとは思うものの、最後の最後までわからず・・・
しかし、過去の悲劇と現在の悲劇はやはりつながってたんですね。
本当にやりきれない結末である。
誰が悪かったのか、誰のせいか・・・
運命だったのか・・・
救われないなあ。
この2つの物語を結びつける役割を果たしたのがノラで、ついに離婚を決意する。夫の母親が陰湿な妨害をしてきそうで、この後すんなりいくかどうか・・・
いや、でもホントどうしようもない夫だから、この決断はよかったと思う。
もう一人の主人公トーマス警部は元妻と最接近。
うまくいきそうになったところで・・・
ええーってところで終わっちゃったよ。あんまりだ・・・心配だ・・・
しかし、トーマスよりノラの方が警官に向いてるんじゃないかと薄々思ってたけど、今回は謎解きするの、全部ノラじゃないですか。トーマス、もうちょっとしっかり!と思ったのは私だけ?
トーマスもノラも今後どうなるのか気になってしょうがないので、早く次を出してほしいな。
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