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2015/03/11

【ベスト・オブ・ザ・ベスト展】

art-16 【ベスト・オブ・ザ・ベスト展】 ブリヂストン美術館

1503111
【グエルチーノ展】を見終えたあと、ブリヂストンに移動。【ベスト・オブ・ザ・ベスト展】を見て参りました。

きっと見たことある作品ばかりだしな~いかなくてもいいかな~と思っていたのだが、ビル立て替えのため長期休館するとのことで、しばらく見られないなら見ておこうと思った次第。

はじめにブリヂストン美術館の歩みを見たあと、コレクションをじっくりと鑑賞。
以下、各部屋で好きな作品を挙げていきたいと思う。

第4室 印象派の誕生
ブーダンの「トルーヴィル近郊の浜」。最近ブーダンを集中して見てる気がするが、これはまさにブーダン。
モネの「睡蓮」。初期の頃の作品でまだしっかり形がある。
カイユボットの「ピアノを弾く若い男」。最近のお気に入りはこれ。カイユボットいいなあ。
新所蔵品として「イエールの平原」もあった。緑がきれい。最近、カイユボットの購入が続いてるんですね。

第5室 印象派と象徴派
ルノワールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」。どうもあまりに肉感的な裸婦像は好きでないのだが、これはかわいいよね。
ドニの「バッカス祭」。ドニもお気に入りの画家の一人。なんか楽しい絵。

第6室 日本の洋画1
藤島武二の「黒扇」。「淡路島眺望」は見たことあったっけ?あまりこの人のイメージじゃない絵。
浅井忠の2枚も素敵。

第7室 日本の洋画2
なんといっても好きなのは藤田嗣治の「猫のいる静物」。猫がかわいい!

第8室 セザンヌとピカソ
セザンヌも好きな画家。アンバランスな「鉢を牛乳入れ」もおもしろいが、やはり「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」。ブリヂストンでサント=ヴィクトワールを見てから、このテーマの絵を追いかけるようになった。
ピカソだったら、あまりらしくない「生木と枯木のある風景」がすき。

第9室 マティスと20世紀美術1
マティスがなんと6点も展示があったのだが、これが好きという作品はなく・・・
一番好きなのはデュフィの明るい作品「オーケストラ」。
ルオーはどれもいい。
今回気になったのは、モンドリアン「砂丘」。点描で、あのモンドリアン以前のモンドリアンである。

第10室 20世紀美術2
カンディンスキー、クレーは好きな画家。
今回の注目はスーティンの「大きな樹のある南仏風景」。うねった木とゆがんだ建物が印象的。

第3室 古代美術
ここはいつもあまりじっくりと見たことがない部屋。
今回もざざっと済ます。

第2室 戦後美術
ここはなかなか厳しい部屋。
理解するのが難しい・・・
フォートリエ、ポロックはなんとかわかるんだが・・・
ジャコメッティの彫刻が一番よかった気がする。

いったい、立て替えに何年くらいかかるんでしょうね。
休館前にいかがでしょうか?

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