「マリー・アントワネット」
本日の映画
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movie-10 「マリー・アントワネット」 Marie Antoinette 2006年米
DIR:ソフィア・コッポラ
CAST:キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン、ジュディ・デイヴィス、アーシア・アルジェント、マリアンヌ・フェイスフル、ローズ・バーン、スティーヴ・クーガン、ジェイミー・ドーナン
STORY:14歳でフランス王太子の元に嫁ぐことになったオーストリア皇女マリー・アントワネット。四六時中監視され、陰口をたたかれ傷つくマリー。世継ぎが生まれないことのプレッシャーもあり、次第に遊びにうつつをぬかすマリーだったが・・・
☆☆☆S・コッポラ脚本、監督、製作の映画。
S・コッポラがマリー・アントワネットの映画ですよ!
なんかミスマッチな気がしたが・・・
案の定、超ポップでカラフルな映画ができあがった。音楽も超現代風。
ちゃんとヴェルサイユでロケしてるのに、ちっとも昔風じゃないという(笑)。
少なくとも、きちんと史実を理解しようとしている方にはおすすめできません。
ラストもおかしいでしょ!本当はこんなじゃないでしょ!
一応、王妃の苦悩を描こうとはしてるし、成長もわかるんだけど・・・
何せ、演じてるのがキルステン・ダンスト。
全然、王妃に見えないのがマイナス(ファンの方、ごめんなさい)。
キュートではあるけれど、王妃の気品というものが・・・
一方、ルイ16世を演じたシュワルツマンは監督の従兄弟(ソフィアの父フランシス・フォード・コッポラ監督の妹タリア・シャイアの息子)じゃないですか。
縁故採用?
と思ったけれど、これは結構はまり役。
というわけで、歴史映画として見たら×。
でも、コッポラ流おしゃれ映画として見たら○。
決してつまらない映画ではないんですけどね、あくまでも。
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