【いつだって猫展】
art-28 【いつだって猫展】 名古屋市博物館
ゴールデンウィークの旅行で名古屋に行った際、見た展覧会。
名古屋に行くにあたり、美術館では何やってるかなあと調べて、これは是非見たい!と予定に組み込んだ。
最近では、イヌ展を見たが、去年はネコ展を見た。
でもこれまた趣向が違う展覧会でしたね。
浮世絵中心。
第1章「江戸の暮らしと猫」
月岡芳年の猫とねずみの合戦を描いた3作品がユーモラス。猫、かなり劣勢。ま、たいていはそうですよね。
猫といえば、やっぱり国芳!ということでたくさんありました。
~たいのシリーズ。美人画なのだけど、まあだじゃれみたいなもの。その中に、さすが国芳、しっかり猫が。リアル。
猫と美人ってあう。
広重の名所江戸百景の1つ、浅草田甫の町詣は好きな作品。
第2章「化ける猫」
この章は怖い猫ばかり・・・
江戸時代後期、化け猫が登場する歌舞伎の演目がはやったらしいのですね(ワタクシ、歌舞伎はまったくわからないのですが)。それで役者絵で化け猫が描かれるようになったと。国芳、国貞など。
楽しいのは、国芳のむだ書。役者似顔絵の落書き風なのだけど、その中に描かれている化け猫はまるでにゃろめ!
第3章「人か猫か、猫か人か」
国芳オンパレード!
役者の似顔絵が猫になっていたり、擬人化された猫だったり。いやー楽しいね。
当て字も好き。猫の姿勢はかなり無理があるけれど。これまた無理があるのは、シルエット。団扇をかえすと猫がアクロバットして、それが何か別のものになるという楽しい仕掛け。
着物の柄をよく見ると猫というのも楽しい。
第4章「福を招く猫」
招き猫の大集合!
いやー、よく集めたなあ。
招き猫って豪徳寺が発祥だと思っていたけれど、諸説あるんですね。
その一つ、丸〆猫のお話の漫画の展示もあった(くるねこ大和さんの漫画)。
第5章「おもちゃ絵になった猫」
明治にかけて、子供の遊び道具として作られたおもちゃ絵。
着せ替え人形(猫?)なんか楽しそう。
ボードゲームは是非やってみたいゲーム。
猫ってやっぱり人気ありますね。
連休中ということもありますが、かなりの混雑でした。
東京には巡回しないのかな?
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