「ブラインド・フィアー」
本日の映画
movie-27 「ブラインド・フィアー」 Penthouse North 2012年米
DIR:ジョセフ・ルーベン
CAST:ミシェル・モナハン、マイケル・キートン、バリー・スローン、アンドリュー・ウォーカー
STORY:アフガニスタンで取材中失明してしまった報道カメラマンのサラ。今は、恋人の高級ペントハウスで静かに生活していた。ある日、帰宅した彼女は恋人が殺されたことに気づくが、潜んでいた犯人に拉致されてしまう。
☆☆☆密室サスペンス。
とはいいつつ、一瞬外には出るんですけどね。
盲目の女性が狙われるというと、思い出すのはオードリー・ヘップバーンの「暗くなるまで待って」。これははらはらドキドキ、おもしろいサスペンスで好きな映画。
このテーマはおもしろそうだし、主演のミシェル・モナハンは結構好きなので見てみたのだが・・・
ヒロインが帰宅して、恋人の死体に気づきそうで気づかないというところは結構なサスペンス。
さらに、捕まってしまったヒロインが、なんとか隙をついて外に出るというところまでは行き詰まるサスペンス。
しかし、犯人の片割れ、M・キートンが正義の味方のように登場するところではややずっこける。ヒロインには見えてなくても、こちらとしては、いかにも悪人面のM・キートンがいい役なわけないでしょって突っ込んでしまうのだ。
で、案の定、またペントハウスに戻されてからは、どうもどこかで見た場面が続き、お宝の隠し場所もなるほどとは思ったけれど、これもどっかで見た気がし・・・
拷問はちょっと怖かったし、M・キートンの残忍さにもぶるっときたけれど、最後は・・・
まあこれもフツーかな。
短い映画だし、フツーにおもしろいのだけど、目新しさがないのがマイナス点。
「暗くなるまで待って」の二番煎じにしか思えなかったのが最大のマイナス点ですね。
M・モナハンのがんばる姿はなかなかよかったですけど。
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