東海林さだお『アンパンの丸かじり』
本日の本
book-20 『アンパンの丸かじり』 東海林さだお著 文春文庫
丸かじりシリーズ第34弾。
ちょうど東日本大震災の直前2月~10月までの連載となる。
前作では食べるラー油がはやった話が書かれていたが、ここでも意外なところで登場。
つまり、一番最後に残りそうなものとして。
そう、あの時は、スーパーからほとんどの食品が姿を消して大変でしたから・・・
この地震がショージ君の連載に影を落とすかと思いきや、ややトーンダウンしているのはスーパーからモノがなくなったという話1回だけで、あとはいつものショージ君節炸裂!そうこなくっちゃ。
今回もチャレンジングな企画は健在。
昔一回だけ見たことがあるという、アンパンをぎゅっと固くにぎりしめ小さくして一口でたべるとか、ココイチにあるトッピングを一度に一気に乗せるカレーを自分でやってみたり・・・
ワタクシも入ってみたいのは渋谷駅のホームにあるどん兵衛のお店。
そして、共感したのは、空弁を食べる時の肩身の狭さというか居心地の悪さ。そうはいってもショージ君は楽しんだようですけどね。
いやー、今回も楽しく読みました。
« 国分寺:鬼無里 国分寺店 | トップページ | アサヒ クリアアサヒ クリスタルクリア »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- レイチェル・ウェルズ『通い猫アルフィーの奇跡』(2018.04.13)
- ボストン・テラン『その犬の歩むところ』 (2018.04.10)
- キャンディス・フォックス『楽園』(2018.03.14)
- ロジャー・スカーレット『エンジェル家の殺人』 (2018.02.08)
- ロバート・クレイス『約束』(2018.02.05)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65565/61746800
この記事へのトラックバック一覧です: 東海林さだお『アンパンの丸かじり』:
コメント