宮田珠己『四次元温泉日記』
本日の本
最近宮田珠己さんのエッセイにはまっていて、昨日も一冊買ったところなのだが、今回読んだのはこちら。
宮田さん、温泉は嫌い。というかそもそもお風呂嫌い。それがなぜこんな本を書くことになったかというと・・・
増築を重ねて迷路のようになった旅館を取材して本を書きたいと言ったところ、温泉旅館に絞ってまわってくれればという条件でOKが出たということらしい。
それで、はじめはブツブツ言いつつ、温泉にはちょっと浸かるだけで出てきてしまうという(笑)
それが、何カ所も回っている内に、だんだんと温泉好きになってしまい、すっかりはまってしまう宮田さん。
最初は圧倒的に、迷路のような建物の話が多かったのが、本の終わりの方ではいっぱしにお湯について語ったり。
いやしかし、建て増しすることによって、また斜面があると迷路化する・・・ってなるほどね。
確かに、旅館に行って迷うことあるもんなあ。
今度からそういう観点で旅館に泊まるのもおもしろいかもしれないですね。
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