【旅の風景 安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行展】
art-35 【旅の風景 安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行展】 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
藝大美術館に行った後、午後は新宿へ。
安野光雅展を見て参りました。
安野光雅、特に旅の絵本が大好きで、全部は見てはいないけれど、何度見たことか・・・
今回は津和野にある安野光雅美術館所蔵コレクションの原画が中心。
1 ヨーロッパ周遊旅行
ヨーロッパを周遊して描いた画集、いろいろあるんですね。残念ながらどれも見たことがなくて・・・
イタリア、スペイン、イギリス、スイス、ドイツ、オランダ、フランス、クロアチア。
クロアチアを除いては行ったことのある国だが、訪れたことのある場所はとても懐かしく、訪れたことのない場所は行ってみたいと思わせる。
安野光雅の絵は、気持ちが安らぐというか、とても和むんですね。
そして、ヨーロッパの風景に合ってるのである。
まあしかし、よくこれだけ廻ったもの。
この画集、今度是非見てみよう。
2 歌の風景
この絵本も知らなかった。アビニヨンとかロンドンばしとかメリーさんの羊とか、なんともユーモラス。
頭の中で音楽が鳴り出しそうだ。
3 旅の絵本
安野光雅といえば、ワタクシ的には旅の絵本なのである。
一人の旅人が街や村を巡っていくのだが、いろいろな仕掛けがあってずっと見ていて飽きない。童話、物語、聖書、映画、アニメ、絵画・・・などなどの有名場面がさりげなく描かれていてこれを見つけるのがとっても楽しみ。今回もポパイとオリーブを発見してしまい、うれしくなってしまった・・・
4 繪本 即興詩人
アンデルセンのこのラブストーリーは読んだことがない。
安野さんは森鴎外訳のこの物語に魅せられて何度も何度も読んでいるという。そんな思い入れから作られた本。
主人公がイタリアを放浪するというストーリーらしく、各所名所巡り的な画集となっている。
この絵本は見てみたいが、多分小説は読まないと思う(笑)
5 風景画を描く
かつて安野さんはNHKで絵の番組を持っていたらしい(なんとなく記憶にあるような・・・)。
その中で描いた風景画の数々の展示。
自分も絵を描いてみたいと思いますぞ!(最近描いてないなあ)
大好きな安野さんの絵がたくさん見られて大満足。
是非どうぞ。
« 上野:YEBISU BAR 上野の森さくらテラス店 | トップページ | サッポロ マイナスレイド »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 【魂を込めた 円空仏―飛騨・千光寺を中心にして―展】(2025.02.14)
- 国立西洋美術館 初展示&新収蔵作品(2025.01.13)
- 【モネ 睡蓮のとき展】(2025.01.12)
- 【総合文化展】(2025.01.05)
- 【博物館に初もうで展】(2025.01.04)
コメント