「トータル・リコール」
本日の映画
movie-45 「トータル・リコール」 Total Recall 2012年米
DIR:レン・ワイズマン
CAST:コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビール、ブライアン・クランストン、ジョン・チョー、ビル・ナイ
STORY:富裕層が貧しい労働者たちを支配する近未来。工場労働者のクエイドは退屈しのぎに人工記憶を試してみたいとリコール社を訪れる。突如警官隊の襲撃を受けたクエイドだったが、無意識のうちに警官隊をなぎ倒していく。帰宅して出来事を妻に話すと、今度は妻ローリーが襲ってきた・・・
☆☆☆シュワルツェネッガー主演の1990年映画のリメイク。
トータル・リコールといえばシュワちゃんとシャロン・ストーン!
いくつも印象的なシーンがあって(何回か見てるし)、細かい筋は忘れちゃってるけれど、おもしろい映画だった。
それが・・・
シュワちゃんの役がC・ファレル?
マッチョさが足りないんじゃ・・・
というより、がんばってはいるけれど、小粒になっちゃったなあと。
むしろ、「悪妻」役、K・ベッキンセールの方ががんばってますね。
今や、すっかりアクション女優になった感のあるケイト。鬼のような形相で(笑)、コリンを襲撃!いや、怖いよ。コリン、負けてるよ。
ま、監督がケイトの旦那、レン・ワイズマンですからね。ケイトをうまく撮りたい!ってことでしょう。
思い出してみると、シュワちゃん版は、監督がバーホーベンだったから、非常に悪趣味で(いい意味で)よかったわけだけど、ワイズマンが撮るとお上品にスタイリッシュになるわけですね。
それはそれで別物としていいわけだし、映像は格段にいいわけで、さらりと見るには十分だし、おもしろかった。
でも、シュワちゃん版のあのレトロ感も捨てがたいなあ、と思うのは年を取った証拠かも。
フィリップ・K・ディックの小説を読んでみたくなりました。
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