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2015年12月

2015/12/31

今年をふり返って(2015年)

今年は職場の引っ越しがあってとっても大変でした。
プラス、体調を崩してしまい、しんどかったです。
来年はちょっとは楽になるといいなあ。

さて、まずは今年の5本。
今年見た映画は68本。昨年からすると微増。
そして映画館で見た映画なし。余裕がなかったし、気力もなくて。
大きな画面でまた見たいなあ。

今年も去年に続いて五つ星はなし。
四つ星が9本。
「007スカイフォール」
「クロワッサンで朝食を」
「グランド・ブダペスト・ホテル」
「グッドナイト・グッドラック」
「タイピスト!」
「もうひとりの息子」
「クィーン」
「カポーティ」
「ユナイテッド93」

順位をつけると
1.「グッドナイト・グッドラック」
硬派なジョージ・クルーニー監督作。白黒が効果的。
2.「クロワッサンで朝食を」
ジャンヌ・モローの圧倒的な存在感。
3.「グランド・ブダペスト・ホテル」
奇妙なアンダーソンワールド。不思議だけどなんかおもしろい。
4.「クィーン」
ヘレン・ミレンの演技!こんな映画が撮れるイギリスは大人。
5.「タイピスト!」
カラフル、ポップ。楽しいフランス映画。

今年の5冊。

今年読んだ本は33冊。
とにかく忙しかったの原因だが、それにしても少ない・・・
来年はもうちょっと読みたいものだ。
少ないなかから順位を。

1.コリン・ホルト・ソーヤー『旅のお供に殺人を』
大好きだったこのシリーズもこの8作目で終了ということで悲しい。元気なおばあちゃんたちが楽しかったのに。
2.スーザン・イーリア・マクニール『国王陛下の新人スパイ』
今年になって読み始めた第二次世界大戦下を舞台にしたシリーズ。主人公マギーの跳ねっ返りぶり!
3.カミラ・レックバリ『悪童』
エリカ&パトリックシリーズは3冊目を。語り口のうまさ。重い話がおおいね、このシリーズ。読み応えアリ。
4.宮田珠己『四次元温泉日記』
宮田さんのエッセイはどれも楽しい。お遍路さんものとどっちにしようか迷ってこちらに。温泉旅館のこんなところに注目する人ってあまりいないと思う。
5.たかぎなおこ『はらぺこ万歳!』
どれもおいしいそう。よだれが垂れそう・・・

北欧ミステリーマイブームは来年も続く・・・
しかし、重くて暗いものも多いので、ライトなミステリも織り交ぜつつ読んでいきたい。


今年の5展

今年行った展覧会は48展。去年より減ってしまったのは、後半忙しかったのと体調を崩したため。来年はもれがないよう行きたいなあ。

1.【マグリット展】
この展覧会は充実してましたね。シュールさがたまらない。
2.【プラド美術館展】
プラド美術館所蔵の絵の中でも小さな絵に焦点をあてた展覧会。切り口がおもしろい。
3.【風景画の誕生展】
月歴画がすばらしかった。風景画好きにはうれしい展覧会。
4.【グエルチーノ展】
あまり知らなかったバロックの画家。ドラマチック。
5.【ヘレン・シャルフベック展】
これまた知らなかったフィンランドの女性画家。画風の変遷も見どころ。


今年のお酒。

今年も飲みましたね~
ワイン(赤)が中心ですが、今年は日本酒もいろいろ飲みました。まだまだ勉強中ですが、だんだん自分の好みもわかってきたような。来年も日本酒チャレンジを続けよう。
ビールは、今年もドイツで堪能しましたね。
焼酎は家にたくさんあるのだけど、完璧にマイブームは去ってしまい、あまり飲んでいない。在庫どうしよう(笑)

今年もご訪問ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
よいお年を!


2015/12/30

八王子:三ツ矢堂製麺 ぐりーんうぉーく多摩店

昨日、久々にコストコ多摩境店へ。
本当は先月行こうと思っていたのだけど、忙しかったのと風邪をひいたのとで延期に。
ホントは年末は混んでそうだから避けたかったのだけど・・・

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コストコの前に寄ったのがぐりーんうぉーく。
前に混んでて入れなかったつけ麺のお店がお目当て。
今回はそれほど待たずに入ることができた。

フツーのつけめんにするとして、麺の量はワタクシは小(200グラム)、同居人は並(300グラム)。
中(450)、大(600)までは同じ料金で、特盛り(750)と極盛り(1500)は追加料金。極盛りってどんな量だか・・・

麺の温度も選べる。
温かい方から湯だめ、熱盛り、ぬめり落とし、冷や盛り、氷締め。湯だめは冬だけらしい。つけ麺は冷や盛りがフツーかと思うが、ワタクシは熱盛りの方が好き。今回も、うあはり熱盛りでお願いした。

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わりとすぐにつけ麺到着。
だいたいつけ麺というのは量が多くて食べるのが大変だけれど、このサイズならいけそう。

つけ汁はさらりとしていて、具は叉焼、メンマ、ねぎ、なると。細かく切って入っている。
ゆず風味は、はじめはあまり感じなかったが、特にスープ割りにしてから香るように。
どちらかというとさっぱり味だけれど、いいんじゃないでしょうか。

うーん、やっぱりつけ麺は好き。

コストコはそれほど混雑しておらず、ホッ。

今回の戦利品。
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2015/12/29

国分寺:日本橋亭 国分寺店

昨日が仕事納め。
仕事納めの日はいつも同居人と飲んで帰ります。
今年は、日本橋亭にて。

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まずは生ビール。お通しのさんまと芋。

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いかのうにあえ、ゆり根のバター焼き、焼き鳥(かしら)。

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つくね。

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ビールのあとは、オーストラリアのシラーズ。同居人の日本酒。

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ポテトサラダ、チーズソースがけ。

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海老春巻き。

東京都国分寺市本町2-11-5 矢野ビル2F

仕事納め

本日仕事納めです。
今年は何かと大変な年でした。

冬休みはゆっくりしたいと思います。

2015/12/27

カミラ・レックバリ『死を哭く鳥』

本日の本

死を哭く鳥―エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)
book-33 『死を哭く鳥』 カミラ・レックバリ著 集英社文庫

STORY:お酒を飲まない女性が飲酒運転で激突し即死。事故かと思われたが、数年前の自殺事件との関連から事件に発展する。一方、リアリティ番組の出演者の死体が発見されて・・・
☆☆☆エリカ&パトリックシリーズ第4弾。

3作目の最後で、エリカの妹が大変なことに・・・
なので、今回はその話が中心になるかと思いきや、そちらはすぜに解決しちゃってるという・・・
いや、それでよかったのだけど、なんとなくもやもや。ま、いい方向にいけばいいんだけど。

そして、エリカも今回もうちょっと活躍するかと思いきや、捜査の方にはほとんど関わらず・・・
でも、幸せいっぱい。娘も少しずつ大きくなりはじめ、とうとうパトリックと結婚式を挙げることになるんである。
このパートが出てくると場が和むのだけど、パトリックの捜査のパートになると、重くなる。現代のストーリーの中に、過去の誰かわからない子供たちのエピソードが挟み込まれ、最後にぴたりとパズルのピースがはまる、という展開は前作と同じだけれど、これまた悲しいお話。

なんとなくこの人怪しいと、序盤から思うのだけど、なぜ?というのは最後の方までわからず・・・
犯人の心の歪みが怖い、というか歪みの原因が悲しすぎる・・・

パトリックは益々頼もしくなり、若手刑事マーティンも成長著しく、サボってばかりのユスタは今回はなぜか?活躍。
でもこの方はまた、笑いを提供してくれましたね~、メルバリ署長。次作でもさらなる笑いをめざして欲しい(笑)

きっと、次作こそエリカの回かと。

2015/12/26

いつものお店で

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今年も同居人のお誕生日ディナーは同じお店です。
毎年おいしくて感激。

・京しろなとあげの煮物
・煮こごり、穴子の信田巻き、ぎんなんの手まり揚げ
・牡蛎の茶碗蒸し
・たらの昆布締め、かわはぎ
・かます
・かぶらのかにあんかけ
・海老芋の揚げだし
・そば
・苺大福

お酒は、エビスビールのあと春鹿(奈良)

一枚だけお料理の写真を。
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2015/12/25

「ラブソングができるまで」

本日の映画

ラブソングができるまで [Blu-ray]
movie-68 「ラブソングができるまで」  Musid And Lyrics  2007年米

DIR:マーク・ローレンス
CAST:ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア、ブラッド・ギャレット、クリステン・ジョストン、キャンベル・スコット、ヘイリー・ベネット
STORY:80年代に一世を風靡したバンドの元ボーカルアレックスは今やすっかり忘れられた存在。若者から絶大の人気を誇る歌姫から曲を依頼されたアレックスだが、作詞が苦手で大苦戦。ある日観葉植物の世話にやってきた女性ソフィーが口ずさむフレーズを耳にしたアレックスは強引に曲作りに参加させるが・・・

☆☆☆楽しいロマコメ。

H・グラントといえばロマコメ。
D・バリモアといえばロマコメ。
だけど、この2人、初共演だったんですね。意外。なんかあった気がしてた・・・

H・グラントは落ち目の80年代ポップスターということで、昔の彼、という映像が出てくるのだけど、そうそうこんな感じだったよねーというビジュアルで、もうそこだけで笑えてくる。あの頃、ワタクシも洋楽ばっかり聴いてたから、あるあるで大爆笑。

H・グラントもだいぶ年をとってしまって、ちょっとほっぺたが垂れてきて、垂れ目度が増しているのだけど、そこがまた落ち目の元スターの雰囲気にぴったり(笑)。

対するD・バリモアも安心のロマコメ演技。
この人も垂れ目・・・ではないけれど情けな系で、ウジウジイジイジする役がぴったり。
思った通り、この2人の組み合わせはいいな。

ストーリーは安心の?展開で、こうなるよねという経緯をたどり、もちろんハッピーエンド。
いやー楽しいです。こういう映画好き。

2015/12/24

ノヴェル ボデガ・ロス・アルヒーベス

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スペインの赤ワイン。

ラベルがいかにもスペインっぽいな。なんか楽しい。ポップ!
ややちゃらい感じもするけれど、中身はしっかり味。
飲みやすさもありながら、コクもあって、いいんじゃないでしょうか。

スペインのワインもわりとハズレがないな~

2015/12/23

今年のクリスマス(2015年)

恒例、実家とのクリスマスケーキの会。

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今年は、高野のフルーツたっぷりのケーキ、フリュイ。高野らしいケーキですね。おいしかった!

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夜のデザートは、去年に引き続き武蔵野茶房のプリン。容器がかわいい!これは捨てられないね。

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ワインは、シャンパン。

メリー・クリスマス!

2015/12/22

「守護神」

本日の映画

守護神 [Blu-ray]
movie-67 「守護神」 The Guardian  2006年米

DIR:アンドリュー・デイヴィス
CAST:ケヴィン・コスナー、アシュトン・カッチャー、ニール・マクドノー、メリッサ・サージミラー、クランシー・ブラウン、セーラ/ウォード
STORY:これまで多くの遭難者の命を救ってきた伝説のレスキュー、ベン。あるとき、大切な相棒を失い、心身ともにダメージを受けたベンはレスキュー隊育成学校の教官となる。高校の水泳チャンピオンだっった訓練生ジェイクを鍛えるが・・・

☆☆☆海難レスキューをテーマにしたアクション。

最近はぱっとしないK・コスナー主演。
なんとなく過去の人になりかけているコスナーだけれど、この役はよかったんじゃないかな。ワタクシ、この人、苦手なんだけれど、ストイックな役柄、悪くなかった。

この主人公、任務のさなか、相棒を失ったことで深い傷をおうとともに自信も喪失、第一線から退く。そこで出会ったのが、生意気な訓練生ジェイク。
かつての自分をジェイクの中に見たベンは、一人前にすべく・・・後継者にすべく、厳しくジェイクを育てていくのだが、ジェイクも心に深い傷を負っていたことがわかってくる。
すべてをベンに吐露したジェイクは、一皮剥けて、本物のレスキューとして成長するとともに、ベンともがっちりとした絆で結ばれることになる。

この訓練の様子が、何か見たことある・・・と思ったら、もろ、「愛を青春の旅立ち」なんですね。
というわけでそう新味はなく・・・
けれど、ロマンスにはそれほど焦点をあてず、男のドラマに仕立てているところはよかった。
ラスト、切ないなあ。

ジェイク役はアシュトン・カッチャーも、硬派でよかったです。

2015/12/21

コスティエール・ド・ニーム レ・ガレ ルージュ

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コート・デュ・ローヌの赤ワイン。
コート・デュ・ローヌのは大好き。今まであまりはずれがなかったし。

シラー60,グルナッシュ30,カリニャン5、ムールヴェードルという具合で、南フランスらしいワインですね。
シラーが多くて力強さを感じるけれど、グルナッシュも結構きてるかな。

これもなかなかなよろしかったです。

2015/12/20

アサヒ ザ・クラフトマンシップ クリスマスビア メリーゴールド

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クリスマス向けの限定醸造ビール。

クリスマスビアとは何かと思ったら、デンマークで11月に解禁されるビールのことだそう。アルコール度数は高めということで、これも6.5%。

2本発売されたうち、まず飲んだのはメリーゴールド。
注いでみると、その名のとおりゴールド。
飲んでみると、アルコール高い感じ、というかどっしりしたビール。苦味が結構ある。
とはいえ、アサヒなのでどこかドライな部分もあり・・・

もうちょっとコクがあってもいいかもと思いました。

2015/12/19

「ママの遺したラブソング」

本日の映画

ママの遺したラヴソング スペシャル・エディション [DVD]
movie-66 「ママの遺したラブソング」 A Laove Song For Bobby Long  2004年米

DIR:シェイニー・ゲイベル
CAST:ジョン・トラボルタ、スカーレット・ヨハンソン、ガブリエル・マクト、デボラ・カーラ・アンガー
STORY:長年会っていなかった母の訃報を受け実家に帰ったパーシーは、家に住み着いていた2人の男、元大学教授と作家志望の青年と同居するはめに陥る。次第に奇妙な友情が芽生えるが・・・

☆☆☆S・ヨハンソン20歳の作。

この頃、ちょうどS・ヨハンソンも売り出し中だったかなあ。古いのは結構見ていたはずなのだけど、これは未見だった。

いつもニコニコ健康的というタイプじゃない女優さんだけれど、この映画でも仏頂面でいつもイライラ、心に不満を抱えている様子。
母親には半ば捨てられ、学校も中退してしまい、どうしようもない男と同棲しつつ自堕落な生活を送っていた主人公パーシー。
ひょんなことから、正体のわからない男2人と同居することになるが、最初は嫌々、仕方なくだった。

男の一人は元大学教授というが、アル中の皮肉屋親父。パーシーをわざとか怒らせる言動ばかりし、パーシーも毛嫌いする。いろいろ含蓄のある言葉を時折吐いたりするけれど、やーな男。
もう一人は元大学教授を慕っている作家志望の若者だが、一緒になって酒を飲み、本を書いている様子もなく・・・

ちょっとこの最初のあたりが、どうも話がスムーズに流れず退屈気味。
それに、ジョントラがどうしても元大学教授に見えず(失礼)、違和感ありありで乗れなかったのは事実。
2人の男がなぜこんなところで、破滅的としか思えない生活をしているのかはおいおいわかってくるのだけれど、ぐっとくるということもなく・・・
ようやく、パーシーが前向きに生きていこうと考え始めるところで、話が回転しはじめた。
そして、パーシーの秘密が明らかになったとき、ちょっぴりだけれど感動。

しかし、その後が・・・
ラスト、ベタすぎちゃって、涙がひっこんでしまいました。

結構作りようによってはもっと感動的になったんじゃないかと思うんだけどなあ。残念。スカヨハはいいんだけどね。

2015/12/18

クアドリフォリア キンタ・ド・ヴァラッド

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ポルトガルのドウロワイン、赤。
ドウロといっても、ポートワインばかりじゃないぞ。

これ、コクがあって、濃くていいですね。
やっぱりポルトガルははずさないなあ。

日本ではあまり手に入らないのが残念だ。
もっと輸入してほしいなあ。

2015/12/17

「最高の人生のつくり方」

本日の映画

最高の人生のつくり方 [DVD]
movie-65 「最高の人生のつくり方」  And So It Goes  2014年米

DIR:ロブ・ライナー
CAST:マイケル・ダグラス、ダイアン・キートン、スターリング・ジェリンズ、ロブ・ライナー、スコット・シェパード、フランシス・スタンハーゲン
STORY:頑固な偏屈者、嫌われ者のオーレンは、疎遠になっていた息子から孫娘を預かってほしいと言われるが、どう接していいかわからず、隣人の女性リアに助けを求めるが・・・

☆☆☆名優同士のヒューマンコメディ。

なんだか紛らわしい題名だけど、ロブ・ライナー映画で「最高の人生の見つけ方」、これはなかなかよかった。同じくモーガン・フリーマンが出演していたライナー映画が「最高の人生のはじめ方」。これは未見。
そして、第三弾が「最高の人生のつくり方」。
うーん、どれがどれだかわかんなくなりそう・・・
別にシリーズものじゃなくて、邦題をそっくりさんにしたってだけ。

ストーリーは、簡単に言うと、嫌われ者の頑固じいさんが、孫娘と接するうちに次第に心を開き、隣人の女性とも仲良くなってめでたしめでたし・・・というもの。
見始めて最後まで見通せてしまうわけだけど、なかなかにいいんですね。

主役はM・ダグラスとD・キートン。
M・ダグラス、年とったなあ~
でもこの役ぴったり。シワシワにはなったけれど、全然枯れてない。目がギラギラ。そんなダグラスが次第に優しい目になっていくんですよ。妻を亡くし、すっかり偏屈になっていた男が、はじめて会った孫娘にとまどいながらも、隣人リアの助けを借りて面倒を見るうちに、優しさを取り戻していく。
隣人役のD・キートンも年を取ったけれど、いい年の取り方をしたなあと。夫を亡くし、クラブシンガーとして再起をはかろうとしている女性の役ということで、映画の中でうたってくれるのだけど、味がありますね~
何気ない優しさも素敵で、ダグラス氏がすっかりいい人になったのは、孫娘のおかげもあるけれど、彼女の存在も大きいのだが。

見終わってとてもいい気分になれる映画。

2015/12/16

カミラ・レックバリ『悪童』

本日の本

悪童―エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)
book-32 『悪童』 カミラ・レックバリ著 集英社文庫

STORY:ロブスター漁の網に引き上げられた子供の遺体はエリカの友人の子供だった。溺死と思われたが殺人事件と判明、パトリックが捜査の指揮をとることになる。

☆☆☆エリカ&パトリックシリーズ第3弾。
どんどん、分厚くなりますね・・・

3作目ではエリカはもうママになっているわけですが、若干育児ノイローゼ気味なところに、パトリックの母親がうるさく口を出してきて爆発寸前。
ということで、あんまり活躍の場がなかったな。前作に引き続き。それがちょっと残念。

しかし、読み応えはありました。
相当のページ数だけれど、終わるのがもったいないくらい。
エピソードはてんこ盛りでおなか一杯になるけれど、丁寧に描写しているので、読ませるんですね。
暗い話ばかりでちょっと気が滅入りそうにはなるけれど。

今回は犯人も意外で。すっかりミスリードされてしまった。
現代の話と過去の話が交互に展開されて、いったいどういうことになるんだ?と思っていたら、最後の最後になってそういうことだったのかと。上手いな。

すべての元凶は過去にあったんだと思うと怖かった。

次作はエリカのエピソードになりそうな予感・・・


2015/12/15

ジャン・コルソン ボジョレー・ヌーボー

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まだボジョレー終了してませんでした・・・

去年西友で買ったペットボトルのがまあまあだったので、今年も買おうと思っていたのだけど、まごまごしているうちになくなってしまい、やむなく?酒のパスポートでペットボトルを購入。

注いでみるときれいな赤紫色。
飲んでみると、これは薄いな~
今年のボジョレーはわりとよかったと思うのだけど、これは・・・
よく言えばすっきり系。ほぼフランジア(笑)。軽い。

2015/12/14

サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉

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プレモルの黒版。
缶のデザインが変わったので買ってみたが、今年はじめにも買ってのだった。

注いでみると、真っ黒。
飲んでみると、焦げ臭、焦げ味。ややつけた感じの味も気がする。
スタウトではなくて下面発酵ビールということで、すごく強いという感じではない。

これ、味は変わってないのかな?

2015/12/13

サントリー ザ・プレミアム・モルツ 香るプレミアム 2015初摘みホップヌーヴォー

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昨日はフツーのプレモルのホップヌーヴォーだったけれど、今日は香るプレミアムの方。缶のデザインも似てるけれど、こちらは紺色ベース。

注いでみると、昨日のより若干濃いかな。
飲んでみると、若い感じはあるものの、フツーのプレモルよりも穏やかな印象。苦味がちょっと少ないというか。

こちらの方が好きかな。


サントリー ザ・プレミアム・モルツ 初摘みみホップ

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プレモルの派生品。

注いでみると、やや薄い色。
飲んでみると、若いビールですね。プレモルというと、もっとどっしり

感があるのだけどそうでもなし。
ホップの苦味と香りが、効いてます。

2015/12/11

「007 スカイフォール」

本日の映画

007/スカイフォール [Blu-ray]
movie-64 「007 スカイフォール」  Skyfall 2012年英米

DIR:サム・メンデス
CAST:ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、アルバート・フィニー、ベン・ウィショー、ジュディ・デンチ
STORY:スパイリストが盗まれる事件が発生、ジェームズ・ボンドが事態の収拾をはかるが失敗、Mの立場も危うくなったところにMI6本部が爆破される。戻ったボンドが奔走、黒幕がMに恨みを持つ元エージェントと判明する。

☆☆☆☆007の23作目。

D・クレイグ版もはや3作目(ただいま、新作公開中)。
まったくユーモアがなくなってしまったのが残念な気もするけれど、D・クレイグのボンドは好き。
今回はいつもにましてシビアなお話で、さらに悲しい展開もあったりして。ちょっと最後の方は見るのが辛かったなあ。あの人があんなことに・・・

あまりに荒唐無稽でなくなったのはまあいいとして、リアルすぎるというか夢がなくなった感はある。正直、ボンドの体がなまっちゃったところとか、めそめそしてるとことか見たくないような・・・
これって、監督の趣味ですかねぇ。まさか、S・メンデスが007を撮るとはね。びっくりである。

いろいろと若返りも図っているようで・・・
ワタクシとしては、あの役を若返らせるのはなんか残念な気はするのだけど、MとQはおもしろいかも。まさか!あの人物がマネペニーだったとは!昔のマネペニーはほんのちょい役だったけれど、今後は大きくからんできそうだし、B・ウィショーのQはオタク度満点でちょっと楽しい。
そういう意味では公開中の新作は楽しみだな。

悪役は結構強烈。
最近、悪役もどんどん小粒になってきていたけれど、H・バルデムだもの。不気味でぞぞーっとする悪役。ちょっとめめしい悪役だけど・・・Mのことを憎悪してるのかホントは好きなのか(かまってもらいたかったのか)。ともかく気持ちが悪い・・・

Mに敬意を表して☆4つ。

2015/12/10

コンダール・ホワイト

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スペインの白ワイン。
めったに飲まないけれど、たまにはワタクシも白も飲むのです・・・
別に白が嫌いってわけじゃなくて、単に赤の方がもっと好きってだけで。

品種はシャルドネ。
これ、あまりにぶどう感が強いな~
よく言えばフルーティだけれど、なんというか、もうちょっとワインっぽい方がいいですね。

2015/12/09

「ドリームガールズ」

本日の映画

movie-63 「ドリームガールズ」  Dreamgirls  2006年米

DIR:ビル・コンドン
CAST:ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィ。ジェニファー・ハドソン、アニカ・ノニ・ローズ、ダニー・グローヴァー
STORY:エフィー、ローレル、ディーナの女性ボーカルグループは中古車ディーラーのカーティスのマネジメントで、大物歌手のバックコーラスに抜擢されたことでスター街道を歩み始める。

☆☆☆ミュージカル。

これ、シュープリームスのお話なんですね。
リアルタイムでは知らないけれど、曲は知ってるし、その後のダイアナ・ロスは見てるし。

3人ではじめたグループが、売り出すにあたって、スタイルもよく美しいディーナにセンターを交代、それに不満を持ったエフィーが結局脱退して・・・というのも脚色はあるものの、本当にあった出来事のようで。そしてディーナ=ダイアナ・ロスが映画に進出するというのもありましたね。

というようなストーリーが歌とともに綴られていくわけだけど、アカデミー助演女優賞を受賞した、この当時新人だったエフィー役のJ・ハドソンが圧倒的。なのだけど、わりと一本調子で大きな声でシャウトし続けるものだから、ちょっと聞いていて疲れますね。いや、もちろんうまいんだけれど。それより、すっかりJ・ハドソンに食われてしまった感のあるビヨンセは自然にのびのある声でいいなあ。元々ビヨンセは好きだってのもあるけれど。

そして、J・フォックスも歌えるんだ、と驚き。E・マーフィーは当然として。とにかく全員うまいんだな。
ということに感心。

ストーリーはなんとなく予想のつく展開で、まあこういう話はいろいろあるから新鮮味はないけれど、ミュージカルだからよし。
ラストはなんだかんだいって感動したし。

ショービズの世界って怖いね。

2015/12/08

薩摩龍心

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だいーぶ前に成城石井で発売されたと思われるオリジナル焼酎。
鹿児島の白金酒造のもの。多分、これ、今は売ってないな~

すべて鹿児島産の原料を使用しているそう。米もなんですね。

もちろん芋焼酎で、飲むとふわーっと芋の香りが。
まろやか。
水で割って飲んでみたけれど、これは絶対お湯割りの方がいいな。今度はお湯割りで!

2015/12/07

「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」

本日の映画

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 [Blu-ray]
movie-62 「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」  Nebraska  2013年米

DIR:アレクサンダー・ペイン
CAST:ブルース・ダーン、ウィル・フォーテ、ジューン・スキップ、ステイシー・キーチ
STORY:100万ドルがあたったというどうみてもインチキな手紙を受け取った老人ウディは、歩いてネブラスカまで行こうとする。息子のデイビッドは見かねて車でつれて行くことにするが・・・

☆☆☆ロードムービー。

ペイン監督の映画は結構好き。
「サイドウェイ」、「ファミリー・ツリー」。
いずれもロードムービー(「ファミリー・ツリー」は途中からね)だったが、こちらもそう。

ぼけてアル中の父親が、インチキにひっかかり、賞金がもらえると思い込んではるか遠くまで行こうとするのをつれていってあげる次男。
長男は冷静に見ており、妻は昔から夫を見放しているのだが、ぼやきながらも父親につきあう次男は、優しい。
この次男坊、長男と違って少々出来が悪いというかさえない男なんだけど、ホントにいいやつで次第に格好良くすら見えてくる。

親子が道中、親戚の家に寄ると、100万ドルがあたったらしいと聞いた親戚たちが、途端に親切になるのが、あさましいというか、実に醜い。そして、結局インチキだとばれると手のひらを返したようにバカにしはじめる。醜い人たちに対してとった次男の行動、いやーすかっとしましたね。

その後もいろいろあって・・・もちろんインチキであることが判明するのだけど・・・さらに次男は父親にプレゼント。二人の心が通じ合った・・・ふたりの心がつながったところでジ・エンド。

すっかりおじいさんになっちゃったけれど、ブルース・ダーンが味があっていいんですね。も激しいことを言いながら、なんだかんだ夫を思いやる妻役のJ・スキップも印象に残る。

白黒映画ってところも味がありますね。

2015/12/06

アサヒ クラフトマンシップ ドライメルツェン

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クラフトマンシリーズ第4弾。
コンビニ限定品なので逃してしまったのもあるのだけど、これは無事買うことができた。

メルツェンとはドイツ語で3月のこと。
春に仕込むビール。日持ちのする強いビールで、秋の収穫祭のおりにすべてを飲み干すという伝統があったというもの。

注いでみると、缶の色にシンクロする赤色。
飲んでみると、じわっとした甘み。結構どっしり感のあるビールでじっくり飲むのにふさわしい。
ドイツで飲んだのよりは軽い感じがしたけれど、アサヒだからしょうがないのかな。

2015/12/05

国分寺:カレラ

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本日、結婚記念日ディナーでイタリアンのお店へ。
前回ここに来た時は、絶不調であまり食べられなかったので今度こそ!

と思っていたのだが、また風邪気味という・・・
ま、でも今日はがっつりいきました。

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ワインは、カラブリアの赤。これ、好み。

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トリッパと雑穀の煮込み。トリッパ柔らかいです。

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カキのカツレツ・ルッコラと生トマト。カツレツははじめてかも。

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ニョッキ、イカスミのタリアテッレ・ヤリイカ・生トマトのバジルソース・からすみがけ。結構おなかいっぱい。

ごちそうさまでした!

東京都国分寺市南町2-1-26

2015/12/04

オスピス・ド・ボージュ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー

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ボジョレー3本セットの最後はオスピス・ド・ボージュ。
この名前を聞くと連想するのは、オスピス・ド・ボーヌ。
ボージュの方もやはり慈善病院をやっているようで、だからこの名前なんですね。世界最古のワインオークションをやってそこから得た収益で寄付したり病院を経営したり、ということらしい。

注いでみると、やや色は濃いめ。
飲んでみると、わりと渋い味がして一瞬、ヌーボーとはわからないくらい。深みのある味ではないけれど。
ただ、2日たったらひどく味が劣化してしまい、やはり若いワインは置いちゃダメですね。

3本セット、気にいった順に1番目→3番目→2番目ということになりました。

2015/12/03

キリン 冬ののどごし〈華やぐコク〉

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のどごし生の派生品。
これ、去年も発売されていて、飲んだ記録があるのだけど、全然覚えていないという(笑)
のどごしはあんまり・・・なので忘れちゃったのかも。ただ、のどごしにしてはまずまずと自分で書いてるんだけどなあ。

注いでみると、ビールと変わらない色。泡はやはりすぐに消える。
飲んでみると、うーん、やっぱりビールとは違う香り。度数は強いなというのはわかるものの、後味は明らかにビールとは違う。
去年の方が出来がよかったかもしれない。

2015/12/02

吉祥寺:旭鮨総本店 吉祥寺東急百貨店

先日、吉祥寺で買い物をしたあとのランチ。
この日はお寿司にすると決めていて、すんなりこのお店へ。
まだ11時半前だったのでがらがらかと思いきや、結構人がいてびっくりである。

限定10食の888円セットがあるか聞いたところ、まだあるとのことでオーダー。さすがにこの時間ですから。

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握りが8貫とみそ汁のセット。
まぐろ2種、サーモン、しめさば、卵、蒸しえび、とり貝、あなご。
みそ汁はアラ汁系。
酢の具合がちょうどワタクシの口にあい、おいしくいただきました。

この安さもいいですね。
お酒があったらもっとよかったかも(笑)。

気軽に食べるお寿司としては十分かと。

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-3-1 東急百貨店吉祥寺店 9F

2015/12/01

国分寺:函館赤ちょうちん

土曜日、美術館をはしごした後はいつも飲んで帰るのですが、このお店は久々。一時期はもっぱらこのお店だったのだけど、なんとなく足が遠のいてましたね。

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お馴染み、お通しはたこさんウィンナーとうずらの卵。これは絶対変わらない。

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2品で680円の中から、まずはぶりの刺身。背側と腹側3切れずつ。

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2品で680円のもう一品、えび明石焼。なかなかにボリューミー。結構おなかにたまる。

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牛すじ煮、山芋磯辺揚げ。牛すじ、コラーゲンたっぷり、プリプリ。
山芋の磯部揚げ、これいいですねぇ。気にいった。

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もういいかげん、おなかがいっぱいということで最後は豆もやし。
お酒は、風邪をひいているので控え目に、生ビールと赤ワイン1杯で終了。

メニューのバリエーションがそんなにあるわけではないけれど、どれもはずさないところがいいですね。

東京都国分寺市南町3-18-17

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