「最高の人生のつくり方」
本日の映画
movie-65 「最高の人生のつくり方」 And So It Goes 2014年米
DIR:ロブ・ライナー
CAST:マイケル・ダグラス、ダイアン・キートン、スターリング・ジェリンズ、ロブ・ライナー、スコット・シェパード、フランシス・スタンハーゲン
STORY:頑固な偏屈者、嫌われ者のオーレンは、疎遠になっていた息子から孫娘を預かってほしいと言われるが、どう接していいかわからず、隣人の女性リアに助けを求めるが・・・
☆☆☆名優同士のヒューマンコメディ。
なんだか紛らわしい題名だけど、ロブ・ライナー映画で「最高の人生の見つけ方」、これはなかなかよかった。同じくモーガン・フリーマンが出演していたライナー映画が「最高の人生のはじめ方」。これは未見。
そして、第三弾が「最高の人生のつくり方」。
うーん、どれがどれだかわかんなくなりそう・・・
別にシリーズものじゃなくて、邦題をそっくりさんにしたってだけ。
ストーリーは、簡単に言うと、嫌われ者の頑固じいさんが、孫娘と接するうちに次第に心を開き、隣人の女性とも仲良くなってめでたしめでたし・・・というもの。
見始めて最後まで見通せてしまうわけだけど、なかなかにいいんですね。
主役はM・ダグラスとD・キートン。
M・ダグラス、年とったなあ~
でもこの役ぴったり。シワシワにはなったけれど、全然枯れてない。目がギラギラ。そんなダグラスが次第に優しい目になっていくんですよ。妻を亡くし、すっかり偏屈になっていた男が、はじめて会った孫娘にとまどいながらも、隣人リアの助けを借りて面倒を見るうちに、優しさを取り戻していく。
隣人役のD・キートンも年を取ったけれど、いい年の取り方をしたなあと。夫を亡くし、クラブシンガーとして再起をはかろうとしている女性の役ということで、映画の中でうたってくれるのだけど、味がありますね~
何気ない優しさも素敵で、ダグラス氏がすっかりいい人になったのは、孫娘のおかげもあるけれど、彼女の存在も大きいのだが。
見終わってとてもいい気分になれる映画。
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