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2016/02/05

カミラ・レックバリ『踊る骸』

本日の本

踊る骸―エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)
book-1 『踊る骸』 カミラ・レックバリ著 集英社文庫

STORY:エリカは亡き母親の日記を見つけ、母親が娘たちに冷たかったのはなぜかという謎に向き合うことになる。日記とともに出てきたナチスの勲章の鑑定を頼んだ歴史家が撲殺されて・・・
☆☆☆☆エリカ&パトリックシリーズ第5弾。

前作のラストで、エリカが亡き母親の遺品から日記と勲章を見つけて、これはついに母親の物語になると思っていたがやはり。
今回はエリカの物語でしたね。
しかも、夫パトリックは育児休暇をとっており(さすが北欧!進んでるな)、捜査に参加したくても公には関われないという・・・

エリカによって呼び起こされた過去の物語ともいえ、もちろん現在の話と交錯しつつ進んでいくのだけど、圧倒的に心に響くのは過去の物語。
これがなんとも悲しくてつらい話。
エリカの母親のみならず、エリカの友人たちにもこの過去の事件は現在まで重くのしかかっており、悲劇が起きることになるのだが、最終的には救いもある。ラストは感動的ですらある。
この5作目がワタクシ的には一番だった。

レギュラー陣もますますいい味を出していて、パトリック不在の中、部下のマーティンはたくましく成長、新しくレギュラーに加わった女性刑事パウラも特殊な事情を抱えつつも頼もしい存在になりつつある。
が、なんといっても署長メルバリ!これまでもさんざん笑いを提供してくれたキャラだけど、なんとびっくり、今回は意外な優しさを見せて、意外といい奴じゃんと思いましたね。

これからも楽しみなシリーズだ。

しかし、どんどん長くなって読むの大変だよ(笑)。今回、700ページ越えだったけれど、次はどんだけ長くなるんだか・・・

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