「ラッシュ/プライドと友情」
本日の映画
movie-5 「ラッシュ/プライドと友情」 Rush 2013年英米独
DIR:ロン・ハワード
CAST:クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール、オリヴィア・ワイルド、
STORY:F1レーサー、ハントとラウダは宿命のライバル。プレイボーイで豪放磊落、天才肌のハントとすべてを緻密に計算してレースに臨む頭脳派のラウダ。まったく正反対な2人は年間チャンピオンの座を巡ってデッドヒートを繰り広げるが、雨のレースで事故が起きる。
☆☆☆実在のレーサーの熾烈なレースを描くドラマ。
レースにはまったく興味がないので、実は「栄光のル・マン」とか「グラン・プリ」、「デイズ・オブ・サンダー」、「レーサー」など有名な映画も見ていないのである。「ラブ・バッグ」とか「グレートレース」とかコメディは好きなんですけどね。
というわけであまり気が進まなかったのだが・・・
なかなかいい映画でしたよ。
レースじゃなくて、副題にあるようにまさにプライドと友情がテーマだから。
この2人、水と油というかとにかく何にしても正反対で、絶対気が合わないタイプ。
私生活はめちゃくちゃ、酔っ払いで女好きで、レースにもヨレヨレでやってくる、でもハンドルをにぎらせたら天才的なハントのような人間は、几帳面で計画的、まじめな優等生タイプのラウダが嫌悪するタイプ。
なのだけど、どこかでうらやましく思うという気持ちもあるのだろう(なんとなくわかる)。ハントに勝ちたいという思いからめきめき力をつけていく。
一方のハントもラウダをいいライバルと認めているわけで、ラウダが事故で瀕死の重傷を負い、奇跡的に復帰したのち、侮辱的な言葉を浴びせかけた記者を一発殴ってノックアウトさせてしまう。これ、いい場面。
ラウダもハントがいたから、復活できたと言える。
いやー、こういう関係って素敵だなあ。
ハントを演じるC・ヘムズワース、ラウダ演じるD・ブリュール、いずれも似てる・・・
ということろは置いておいても、ぴたりはまり役。
ロン・ハワード監督も、多分こういうテーマの映画が得意なんだろうけれど、さすがの仕事ぶりで、思った以上に感動した映画でした。
« 大洋酒蔵 吟醸 中吟生酒 | トップページ | ヴィーナ・モレナ ティント »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「フローズン・リバー」(2024.11.06)
- 「屍人荘の殺人」(2024.10.07)
- 「127時間」(2024.09.07)
- 「パーフェクト・ゲッタウェイ」(2024.09.02)
- 「ゆるキャン△」(2024.08.28)
コメント