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2016年4月

2016/04/30

【カラヴァッジョ展】

art-23 【カラヴァッジョ展】 国立西洋美術館

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ゴールデンウィーク初日の昨日、カラヴァッジョ展に行って参りました。
若くして亡くなったカラヴァッジョは作品数が60あまりと少ない中、今回は11点もきている・・・とあっては行かざるを得ませんね。
混んでるかなあと思いきや、わりとすんなり入ることができました。

テーマ別に作品が並んでおり、まず最初にカラヴァッジョ、続いてカラヴァジェスキ(カラヴァッジョの影響を受けた継承者たち)の絵が並ぶという構成。

Ⅰ 風俗画:占い、酒場、音楽
「女占い師」からスタート。
この絵、何度も見たことあるよな~と思ったら、よく見ているのはルーヴルにある同じテーマの絵なのだった(ルーヴルの方がサイズが小さい)。何にも知らないお坊ちゃんが騙されるというテーマはその後もいろいろな画家が描いてますね。
今回は、シモン・ヴーエの「女占い師」が並んでいたが、こっちの方がいやらしい感じ。若い女に手相を見てもらっている男は身なりも悪く、歯も汚かったりするのだが、なんといっても表情がいやらしい。後ろから財布に手を伸ばす老婆は本当に悪そうで(笑)、こっちの方が1枚上手。
リベーラの「聖ペテロの否認」は有名なテーマの絵であるが、なぜか横でサイコロ賭博?をしているのがおかしい。

Ⅱ 風俗画:五感
「トカゲに噛まれる少年」
噛まれた少年の痛いっ、という瞬間をリアルにとらえた絵。
それだけでなく、描かれた静物もリアルなところも見どころで、花瓶には窓が映り込んでいるという細かさなのである。
次にパオリーニに帰属「カニに指を挟まれる少年」が並んでいたが、これはわざとらしすぎるでしょう(笑)。やらせ感が。
「ナルキッソス」
自分に恋い焦がれるナルキッソスの哀れな姿。自分の姿に見入るナルキッソス、水に吸い込まれそう・・・
ブリュッヘンはオランダのカラヴァジェスキだそうだが、「合奏」といっても、もはや合奏を描いたものとは思えません。

Ⅲ 静物
「果物籠を持つ少年」
これは静物画の範疇なのか・・・確かに、籠いっぱいに盛られた果物のみずみずしくおいしそうなこと!少年が妙に女性っぽいのが気になるが・・・
モデルは画家本人とのことだが、後年描かれた肖像画とはだいぶ違う。というか今回きていた肖像画が荒れた生活を反映してか?実に悪そうなのであった。
「バッカス」
フィレンツェで見てきた絵。
これまたバッカスが妙に女性的で、なんかなまめかしい。不思議なバッカス。
ハートフォードの静物の画家による「戸外に置かれた果物と野菜」はツボだった。たくさんの種類の野菜、果物がなぜ?という置かれかたで置かれている。なんだかおかしい。

Ⅳ 肖像
「マッフェオ・バルベリーニの肖像」は今回来ている中でもっともカラヴァッジョっぽくない絵だった。あまり特徴がない。
この35年にベルニーニが描いたのが「教皇ウルバヌス8世の肖像」。後に教皇になったわけですね。ベルニーニのパトロン。

Ⅴ 光
「エマオの晩餐」
これは大変カラヴァッジョらしい。光と影の画家といえばレンブラントだが、カラヴァッジョもまた光と影を描いた画家である。
ただ、この絵は、殺人事件で死刑宣告を受け、逃亡中に描かれている、という心理状態を反映したものなのか、影の割合が大きい。
蝋燭の光の画家(ジャコモ・マッサ?)は蝋燭の光ばかり描いた画家のようで、これはジョルジュ・ラ・トゥールに似ているなあと思ったら、続いて展示されているのがラ・トゥール。
カラヴァッジョとラ・トゥール、つながってますね。

Ⅵ 斬首
すごいテーマ設定(笑)。
今回最もインパクトがあったのがこれ、「メドゥーサ」。
首から血が・・・こちらが石になりそう・・・怖い。
ミネルバが持つ楯風の円形の板に描かれている。
ゴリアテとダヴィデ、ユディットというお馴染みにテーマが並ぶ中で、スタンツィオーネ「アレクサンドリアの聖カタリナの頭部」はあまり見ないのでは。あまり首を切り落とされた場面というのはない気がする。車輪を描いてくれないとわからないなあ。

Ⅶ 聖母と聖人の新たな図像
「洗礼者聖ヨハネ」
毛皮をまとっていないので一瞬ヨハネとはわからず。十字架の杖は持っているようだが。どうもカラヴァッジョは中性的な男性を描くような気がしてならない。
そして、今回の目玉、「法悦のマグダラのマリア」。2014年発見され、カラヴァッジョの真筆とされ、今回が世界初公開とか。
これまた影の部分が多い絵であるが、十字架が浮かび上がり、なんとも不思議な雰囲気となっている。失神している場面なのかと思うが、肌が青白く、唇にも色がないので、死んでいるように見える。

ミニ・セクション:エッケ・ホモ
カラヴァッジョとチゴリがそれぞれ描いた「エッケ・ホモ」。
チゴリの方がドラマチックのような気がした。

これだけのカラヴァッジョが見られる機会はあまりないかもしれませんね。是非どうぞ。

サッポロ 黒ラベル エクストラブリュー

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黒ラベルの派生品をゲット。

注いでみると、やや薄い色。
飲んでみると、おやおや?これは黒ラベルとはだいぶ違いますね。
ちょっと軽いというか・・・
ホップの香りもかなりするし、苦味はあるものの、甘みの方が若干支配。
ちょい、寝ぼけ気味。

まあこれはこれでありだけれど、フツーの黒ラベルの方がいいかな。

2016/04/28

ポールローラン ルージュ

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パトリアッシュ社というブルゴーニュの大手ネゴシアンが手がけたワイン・・・だそうである。

グルナッシュ、カリニャン、サンソーっていうと南フランス的ですけどね。

注いでみると、色薄いなあ。
そして、味もやっぱり薄い。これは相当安っぽいワインですね。値段以下というか。

ミディアムライトと書いてあるけれど、ライトですね。
残念なワインでした。

2016/04/27

「ストレンジャー・コール」

本日の映画

ストレンジャー・コール [DVD]
movie-18 「ストレンジャー・コール」  When A Stranger Calls  2006年米

DIR:サイモン・ウェスト
CAST:カミーラ・ベル、トミー・フラナガン、ケイティ・キャシディ、テッサ・トンプソン、ランス・ヘンリクセン(声の出演)
STORY:丘の上の一軒家にベビーシッターとしてやってきた女子高生のジル。子供たちはすでに眠っており、このまま平穏無事に終わるかと思っていたところに、正体不明の男から不気味な電話が・・・

☆☆☆「夕暮れにベルが鳴る」のリメイク。

これ、勝手にオリビア・ハッセーのサスペンス映画のリメイクかと思ってたんですね。
でも違いました!
O・ハッセーの映画は「暗闇にベルが鳴る」、そしてこの映画は「夕暮れにベルが鳴る」のリメイク。ややこしい(笑)
あ、でも元ネタは同じなんですね。The Babysitter and the Man Upstairsという有名な都市伝説が元になっているらしい。

元の映画を見たと思っていたけれど、見てはなかった・・・

あまりに残酷なホラーはちょっと苦手なのだけど、これはそれほど怖くなかったですね。
初めのうちは特に、こけおどし的な展開でゆるゆるすぎ。
それに、昔の固定電話の方が怖いんじゃないかと。

大きな音を出して、ジャジャーンと怖がらせよう怖がらせようとしているのはわかるのだけど、残念ながらまったく怖くないのである。

ようやく終盤になって、ショッキングな場面があるのだけど、そうこうしてるうちにあっという間にラストへ。
ある意味、ラストの場面がざわざわってきたかなあ。

ワタクシでも怖くないホラーというのはホラーとしては失格なんじゃないかと思うのだけどなあ。
オリジナルを見て比較してみるべき?

2016/04/26

クラブ・プリバード

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コストコで買ったワインである。
スペインはリオハのワイン。
ということで・・・
もちろん!品種はテンプラニーリョ。

なめらかなワインですね。
もうちょい濃くてもいいかも、だけど、いい塩梅かと。

コストコ、今のところハズレなし!

2016/04/25

「ザ・コール[緊急通報指令室]」

本日の映画

ザ・コール 緊急通報指令室 [Blu-ray]
movie-17 「ザ・コール[緊急通報指令室]」 The Call 2013年米

DIR:ブラッド・アンダーソン
CAST:ハル・ベリー、アビゲイル・ブレスリン、モリス・チェスナット、マイケル・エクランド、ロマ・マフィア
STORY:911のオペレーター、ジョーダンはちょっとしたミスで通報者を救えず、それがトラウマとなり、仕事を辞めることを決意する。その矢先、拉致され車のトランクに閉じ込められた少女ケイシーからの緊急通報を受け、命を救おうと奮闘するが・・・

☆☆☆サスペンス・スリラー。

シチュエーションがおもしろい。
911のオペレーターの側から描いたサスペンスなんである。
いやはやこれは大変そうな仕事。

緊迫した状況で、素早く的確な指示を出さなければ、危機にさらされている通報者を救えないわけで・・・
ベテランオペレーターのジョーダンも自分のミスで、通報者を死なせてしまう。
すっかり自身を失ったジョーダンは、一線を退き教官となるものの、誘拐されたという少女からの通報にパニクる新人にかわって、対応することに。
このジョーダンの姿、かっこいい!

次から次へと指示を出し、これがダメだったら、それを試そうという具合に、次第に少女の居場所と犯人を特定していく。
誘拐された少女も賢くて強いので、怯えながらもジョーダンの指示に従い、助かろうとがんばる・・・

このまま、指令室と少女の姿を交互に写すというスタイルを貫けば、もっと傑作になったと思うのだが・・・

後半、おやおやという方向に展開していく。
なんと、ジョーダンが犯人の元へと乗り込んでいくのである。

いやーこの犯人がキモくて・・・
「羊たちの沈黙」??
ジョーダンが犯人と対峙した時、どうしたか。
は見てのお楽しみだけれど、うーん、このラストはどうかなあ。
いいのかなあと。

少女役はA・ブレスリンちゃん・・・ってもうちゃんってつけるような年頃じゃなかったですね。
天才子役もこのあとどうする?ってちょっと思っちゃいました。

2016/04/24

キリン 一番搾り シングルモルト

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シングルモルトなんていうとウィスキーかと思うけど・・・
ビールなんですね。
一番搾りの派生品。

こんなボトルなので330mlだと思ったら305ml。なんだろ、この中途半端は・・・

注いでみるとフツーのビール色。
飲んでみて、一番搾りとどう違うの?
と思うと、ちょっと甘みが強いのかな?
ホップっぽい香りもほのかに。

いいんじゃないでしょうか。


アサヒ ドライプレミアム豊穣

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ドライプレミアムの派生品登場!
かと思いきや、ドライプレミアムの後継品なんですかね。
見た目がプレモル系??

注いでみると濃いめの色。
飲んでみると、度数あるねーってのがまず思えること。
そして、ホップの香りがくるけれど、若干つけたような香りにも思える。
苦味、渋みも結構あってなんか濃いなあと。
でも、バランスはあまりよくないんですね。

これって残るかなあ。

2016/04/22

「ライブラリアン キング・ソロモンの呪文」

本日の映画

ライブラリアン  キング・ソロモンの呪文 [DVD]
movie-16 「ライブラリアン キング・ソロモンの呪文」 The Librarian:Return To King Solomon's Mines 2006年米

DIR:ジョナサン・フレイクス
CAST:ノア・ワイリー、ガブリエル・アンウォー、ボブ・ニューハート、ケリー・ヒュー、オリンピア・デュカキス、ジェーン・カーティン
STORY:メトロポリタン図書館の司書フリンは、何者かに襲われエジプトから届けられた古文書を盗まれてしまう。その古文書がソロモンの秘宝のありかを示す地図だと知ったフリンはモロッコへ向かい、知り合った女性考古学者エミリーとともに秘宝探しの旅に出るが・・・

☆☆☆ライブラリアンシリーズ第2弾。
チープだったけれどおもしろかったので2作目も見てみた。

ダメダメだったCGがグレードアップ!
前作がヒットしたので予算が増えたんでしょうかね。
とともに、お相手役の女性がガブリエル・アンウォーに。これも予算アップ?(笑)
というか、前作でラブラブになった女性ボディガードはどうなったんだろうか。

いやでも、今回はG・アンウォー扮する女性考古学者との掛け合いがおもしろいんですよ。
フリンに負けず劣らず、オタクでマニアック。はじめはけんかばかり、それが次第に・・・という展開は予想通り。
G・アンウォーって若い頃はアクションのイメージなかったけれど、テレビシリーズ「バーン・ノーティス」なんかもそうだけど、結構アクションもいけるんですね、というのが発見。

ストーリー的にも前作よりおもしろかったし、やっぱりそれなりの予算って必要なのね(笑)。

フリンがちょっとたくましくなっちゃったのが残念といえば残念かな。
知識だけはあるけれど、ひ弱ってキャラがおもしろかったので。

2016/04/21

スタンリー・エリン『特別料理』

本日の本

特別料理 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-8 『特別料理』 スタンリー・エリン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:隠れ家レストランで供される料理はどれもおいしい。雇い主とともに店の常連となったコステインは滅多に出ない特別料理を食べたいと・・・表題作含め全10編。

☆☆☆異色短編集。
表題作の「特別料理」は昔々読んだことがあったはず・・・
なのだけど、すっかり忘れてましたね。
でも、これ読み始めてオチはすぐにわかちゃうんですよ(なんだったら題名を聞いただけでも)。それでもぞくっとくる作品ですね。
「お先棒かつぎ」は、これで結末はいいのか?と思うものの、主人公にとってはよかったのかな。
「クリスマス・イヴの凶事」は、ワンアイディアものって感じだけれどいいですね。ラストでそういうことかと。
「アプルビー氏の乱れなき世界」は、なんとも皮肉な結末。おもしろい。
「好敵手」はちょっと苦手な作品かな。
「君にそっくり」も皮肉なストーリー。
「壁をへだてた目撃者」は、多分そうだろうなあと思ってやはり・・・の作品だが、悲しい結末。
「パーティーの夜」は正直なんだかよくわからず。超細切れに読んでしまったせいか。
「専用列車」は決してハッピーエンドではないのだけど、ある意味、これでよかったという結末。
「決断の時」は、ええ?これでおしまいにするの?むー、もっとはっきりさせて欲しかった・・・
ワタクシ、やっぱりストンと落としてくれるストーリーが好きなのだ。

バラエティに富んだ作品集でした。
短編ブームがきそう・・・

2016/04/20

アシエンダ・デル・カルチェ ボダ

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スペインの赤ワイン。
ボダとは結婚式という意味らしい。
この蔵のワインでは、他にパレハ(恋人)、マトリモニオ(結婚)というのも出ていて、恋人→結婚式→結婚の順に熟成していくらしい。
プレゼントにもよさそうですね。

品種は、モナストレル70,カベルネ・ソーヴィニヨン10,シラー20だが、とってもまろやかで飲みやすいワイン。
濃すぎず、薄くはなく、ちょうどいい感じでいいですね。


2016/04/19

リラックマにっこりボウル

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ローソン春のリラックマフェア、今回もらえるのはリラックマにっこりボウル。

今回は案外早くシールがたまって(ワタクシにしては)早くもゲット!
といっても自分でためたシールはほんのちょっとで・・・
ほとんどは職場の人たちからもらったもの。ありがとうございます!

かわいいな~

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裏にはちゃんとジッパーもついてるし。

ポイントが2500ポイントたまってると、にっこりボウル3種セット(リラックマ、コリラックマ、キイロイトリ)がもらえるらしいけど、そんなにポイントためるの無理・・・
残念!

2016/04/18

キリン グランドキリン うららかをる

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グランドキリン・リニューアル品と同時に買った派生品。
ラベル、とっても春らしいですね。

注いでみると、フツーのグランドキリンより薄い色。
飲んでみると、グランドキリンより華やいだ感じ。苦味もガツンとあるにはあるんだけれど、優しい感じ。若い香りで、春のイメージぴったり。

これまたいいですね。

2016/04/17

キリン グランドキリン

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コンビニ限定のグランドキリンがリニューアル。
グランドキリンもいろいろなのが出ているけれど、これは通常のもののリニューアル・・・でしょう、多分。

下に、Dip Hop IPLと書いてある。
IPA(インディア・ペール・エール)はよく聞くけれど、インディア・ペール・ラガーっていうのもあるんですね。

注いでみると、色は濃いめ。
飲んでみると、一口目からきゅーっと苦味が。あとからじわっと甘みも感じられるけれど、かなりどっしりなビール。
ホップの苦味がすごく効いてますね。
IPAと同じ感じ(ただし、ラガー)。

これはよく出来てますね。おいしいです。

2016/04/16

【宮川香山展】

art-22 【宮川香山展】 サントリー美術館

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サントリー美術館で開催されている「没後100年 宮川香山展」へいって参りました。
明治から大正にかけて、世界的に有名になった宮川香山。
作品は海外に散らばり、国内にはほとんど残っていなかったのを、半世紀かけて探しだした田邊哲人氏のコレクションを中心とした展覧会である。

第1章 京都、虫明(むしあげ)そして横浜へ
1つめがどーんと「高取釉高浮彫蟹花瓶」。でっかい蟹がついた花瓶で大迫力。意外にリアル。香山、蟹好きだったのだろうか、たくさん蟹の作品があった。
ほどなく、ポスターにもなっている「高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指」。これまたリアル。毛の具合、血管が浮き出てる感じ、歯や耳の中まで細かいこと。
第1章から期待が高まる・・・

第2章 高浮彫(たかうきぼり)の世界
これぞ香山ワールド。高浮彫作品のオンパレード。
いやーおもしろかった、楽しかった。
動物、植物、いろいろな物でデコってる陶器で、はっきり言って実用性はないと思うけど、これは見ていて飽きないですねぇ。
個人的には鳥がついてるものが好き。鶉、鳩、鷹、すずめ、そして最近うちに居着いていたシロハラもあった。鶉は結構たくさんあったような。
よくよく見ると、羽が細かく描かれているし、まるで生きてるかのような動き。
ちょっとした仕掛けも。洞窟の中に熊や他の動物たちが隠れていたり、花瓶のまわりに貝殻型の粘土を貼り付けてみたり。
崖できのこを採集する人なんてのもあり。蜂の巣もリアルでしたねぇ。
とにかく、驚くべき作品の数々でびっくりしてしまった。

第3章 華麗な釉下彩(ゆうかさい)・釉彩(ゆうさい)の展開
成功を収めた香山はやがて陶器の制作を弟子たちに任せ、自らは磁器の製作に没頭する。
第3章はがらりとかわって、それまでの賑やかさが嘘のような渋い作品が並ぶ。へー、こんな作品もあったんですね。これまた驚き。
これらの作品がまたいいんですね。
近づいてみると、柄が浮き上がって見えるものや、向こうが透けて見えるものなど、技巧をこらした作品も多いが、わりとシンプルなものが多く・・・でもよくよく見ると細かかったり・・・
ちょっとおなかいっぱいになったところで、こういう落ち着いた作品を見ると心穏やかになれますね。

この展覧会おすすめです。
でも残念ながら明日で終了です。

※一部撮影が可能です。
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2016/04/15

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」

本日の映画

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ [Blu-ray]
movie-15 「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」  Fifty Shades Of Grey  2015年米

DIR:サム・テイラー=ジョンソン
CAST:ジェイミー・ドーナン、ダコタ・ジョンソン、ルーク・グライムス、ヴィクター・ラサック、エロイーズ・マンフィード、マーシャ・ゲイ・ハーデン
STORY:大学生のアナは学生新聞の取材で若き実業家のグレイにインタビュー。やがて2人は急接近、アナはグレイの高級ペントハウスに招かれるが・・・

☆☆☆ベストセラーの映画化。
元々はオンライン小説だったみたいですね。

結構宣伝文句があおってるんで、もっと過激な映画かと思いきや、意外とソフト。雰囲気重視。
いや、もちろん、2人の関係はアブノーマルで・・・
イケメン大富豪、変態じゃんって思うけど(笑い)、そこをそう見せないよう作ってあるというか。
まあR15での公開ですからね。

原作も、2,3作目とあるわけだから、映画も続きを作る気だよね、きっと。
1作目が唐突に終わりすぎるんだもの。

主演はダコタ・ジョンソン。
なんとメラニー・グリフィスとドン・ジョンソンの娘、ティッピー・ヘドレンの孫。おっとりとした美女って感じで、お母さんにもお父さんにも似ていると思うが、なかなかに大胆な演技で。これから活躍できるといいけれど。

2016/04/14

レ・コリン キュヴェ・グラン・レゼルヴ・ルージュ

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コリンとは丘のこと。
コート・デュ・ローヌの丘で作られたワインである。

グルナッシュでわりと濃いけれど(色もね)、結構飲みやすい。度数は14度と高めだけれど。
フルボディとあるけれど、ミディアムとの中間かなあ。

ローヌワインは結構好きなので、これも気にいりました。

2016/04/13

「ライブラリアン 伝説の秘宝」

本日の映画

ライブラリアン 伝説の秘宝 [DVD]
movie-14 「ライブラリアン 伝説の秘宝」 The Librarian:Quest For The Spear 2004年米

DIR:ピーター・ウィンサー
CAST:ノア・ワイリー、ソーニャ・ヴァルゲル、カイル・マクラクラン、ボブ・ニューハート、ケリー・ヒュー、オリンピア・デュカキス
STORY:30過ぎても大学に居座る勉強好きのフリンはその知識を見込まれメトロポリタン図書館の司書にスカウトされる。仕事は図書館の地下に隠された数々の秘宝を守ることだったが、ロンギヌスの槍の一部が悪の結社に奪われてしまい、取り戻すためアマゾンに向かうフリンだったが・・・

☆☆☆インディ・ジョーンズ風・・・

こういう映画好き!
確かにすごくチープなんですよ(テレビ映画だから予算不足なのね)。
CGがダメダメ。いくらなんでもショボすぎないかっていうくらい。
で、話もできすぎなぐらいスイスイと進んでいって、もちろん、めでたしめでたしなわけです。
そうそう、テレビ映画だから短いっていうのもいいですね。無駄が一切ない。というか、これ以上話をふくらますのは無理だっただろうな。
とまあ、ほめてるんだかけなしてるんだかよくわからなくなってきたけれど、こういうファンタジーアドベンチャー映画は大好きな範疇なのでなんでも許しちゃう(笑)

主人公の設定はおもしろいとおもうんですね。
勉強が大好きでなかなか社会に出られない超オタク青年で、腕っ節ゼロがポーンと危険な冒険へと放り出される。それでも知識だけはありあまるほどあるから、なんとか切り抜けていく。
それをサポートするのが、腕っ節のいいワイルドな女性ボディーガード。このでこぼこコンビが楽しい。

そして、こんな(っていうと失礼だけど)映画にオリンピア・デュカキスが母親役で出演。上司役のB・ニューハートもおもしろい。

2,3作目も見たのでまた後日。

2016/04/12

武蔵小金井:壱番館

土曜日、美術館をはしごした後飲んで帰ることに。
ホントは別のお店に行こうと思ったのだけど、2軒連続でふられ、このお店に。今回が2回目。
で、今回知ったのだけど、去年、吉田類さんがきてたんですね。
わーお!テンションあがるなあ。

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まずは生ビール。お通しはとろろめかぶ。

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富山産ホタルイカのまぐろ酒盗がけ。ホタルイカの季節ですから。
まぐろの酒盗ははじめて。

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厚揚げしらす。
どちらも好きな組み合わせ。

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豚、ハラミ焼き。鹿児島の六白豚だそうだけど、肉の味がいいですね。
そして、次のお酒は秋田の白瀑、どpinkにごり生酒。ここ、秋田のお酒が充実してる。どピンクってほどでなくて薄ピンクって感じだったけれど、なんとなく苺っぽいニュアンス。気のせいだと思うけど。

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クリームチーズといぶりがっこの新じゃがのポテトサラダ。
なんととんぶりがのってた!やっぱり秋田推し。で、あらためて酒場放浪記の放送(録画してあったもの)を見たらママさんが秋田出身なんだとか。
そして次のお酒は茅ヶ崎のお酒、天青。ワタクシ、茅ヶ崎生まれなので、見たら頼まざるを得ないです!


今回もおいしゅうございました。
また行きます!

東京都小金井市本町5-18-5

2016/04/11

【ジョルジョ・モランディ展】

art-21 【ジョルジョ・モランディ展】 東京ステーションギャラリー

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竹橋から東京駅まで歩いて移動、続いて行ったのは東京ステーションギャラリー。
いやびっくり!この展覧会がこんなにも混んでるなんて。
モランディ、プチブームだったのか・・・

モランディは20世紀最高の画家とも称されるイタリアの静物画家。
生まれ故郷のボローニャでひたすら静物画を描いた画家である。

Ⅰ 変奏のはじまり
はじめはモランディも師と仰いでいたセザンヌに似た感じの絵を描いているし、モチーフもいろいろだったことがわかる。

Ⅱ 溝に差す影
しかし、すぐに繰り返し同じモチーフを描くようになり・・・
この章ではお気に入りの溝のある白い瓶を描いた作品を集めている。
白いといっても自分で色をつけた瓶らしい。
なんでこの瓶が気にいったのかなあ。

Ⅲ ひしめく器ー都市のように
この四角い煉瓦みたいなものはなんだろう??

Ⅳ 逆さじょうご
丸い缶?にじょうごを自分で溶接したものもお気に入り。丸と三角という組み合わせがいいんでしょうか。
これまたお気に入りのモチーフは土台の上に円筒形の容器がくっついているものだが、これはなんでも穀物を計る計器だそう。高さが自由に変えられるということで、絵によって確かに高さが違う。
なんだか、高さを揃えて描きたい人なんですね。

Ⅴ 矩形の構成
長方形(正方形っぽいものもあったが)だらけ!
やっぱりこの四角いものがなんだかわからない・・・

Ⅵ 多様なハッチング
エッチングコーナー。
細かいなあ。油絵じゃなくてこういうエッチングもいいと思う。

Ⅶ ペルシャの扁壺
こんなものにも興味があったらしい。フツー柄が描かれているものだけど、あえて柄は描かないあたりにポリシーを感じる。基本、単色なんですね。

Ⅷ 縞模様の効果
ちょっとめずらしい縞模様。
色味がこの人にしては派手かも。

Ⅸ 終わりなき変奏
このパートがある意味、モランディらしい。
ほぼ間違い探し的。
パッと見、同じじゃんと思うと、瓶の本数が1本多く、配置も微妙に変えていたり。いやー、おもしろい。

Ⅹ 風景の量感
風景画も描いていたのだった。
でも、静物画にしか見えないんですよ。ずっと静物画ばかり見ていたというだけでなくて、形が静物。
さすが!

ⅩⅠ ふるえる花弁
花も描いているのだけど、基本造花だったようで。
どうりで生気がないというか。
やっぱり瓶とか壺の方がおもしろいですね。

同じような絵ばかりでおもしろくないかも?と思ったけれど、意外にもその微妙な違いがおもしろくて・・・
これは拾いもの的な展覧会でした。

残念ながら、昨日で終了しています。

2016/04/10

【芹沢銈介のいろは展】

art-20 【芹沢銈介のいろは展】 東京国立近代美術館工芸館

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昨日、仕事のあと国立近代美術館の工芸館へ。
工芸館って行ったのははじめて。
建物は旧近衛師団司令部庁舎ということで、どっしりとした煉瓦造り。

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展覧会は昨年金子量重氏が寄贈したという芹沢作品が中心。
染色家芹沢銈介のことは、昨年まで知らなかったのだけれど、昨年、静岡市立芹沢銈介美術館に行き、作品が素晴らしかったので、工芸館でもやると聞いて駆けつけた次第。

なんといってもこの人の作品は、鮮やかな色と、デザイン性がすばらしく・・・
作品は、着物、のれん、屏風、壁掛け、本の装丁、カレンダーなど多岐にわたる。
マッチやのりの缶のデザインてのもありましたね。マッチ箱はとっても小さいものだけど、芹沢作品そのもので楽しい。蔵書票もいいなあ。

着物は沖縄風の柄などもあるけれど、文字だけがデザインされたもの、斬新!シンプルだけれど、とっても目立つ。
かなと、植物や動物などの模様を組み合わせた屏風は見ていて飽きない。これは結構細かなデザインだけれど、のれんは大胆!パッと目に入ってくる。

カレンダーは実際家にあったらいいだろうなあと思うし、本の装丁・・・こんな本だったら飾っておきたい。

染色作品だけでなく、肉筆画もたくさん展示があって(静岡の美術館ではあまり見なかったような・・・)、これらも思った以上によかった。また違った味わいで。特に、いろいろなところを旅して収集してきたものを描いた作品が好き。
しかし、この人、椅子好きなのかしらん。椅子を描いた絵がたくさんあったけれど(笑)。

絶妙な色使いと、ポップで斬新なデザインの楽しい作品の数々を是非どうぞ。

四ッ谷:ディップパレス 四谷四丁目店

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本日出勤日でした。
で、お昼を食べようと思ったところ、新宿御苑は例の会があったためどこも混み混みだったので四谷3丁目に向かって歩くことに。
と、タイ料理&インド料理のお店があって(なんで両方なんだろ)、入ってみることに。

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ワタクシの、パッタイセット。タイ風焼きそば、生春巻き、スープ、ドリンク付き。グァアバジュースをチョイス。

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同居人のタイカレーセット。グリーンカレーチョイスでジャスミンライス、生春巻き付き。ココナッツジュースを選択。

びっくりしたのは、想定外の量が多かったこと。
この量は無理だな。
ってことでだいぶ、同居人に量を減らしてもらい、なんとか完食。

うーん、しかしインドとタイ両方だすなんておもしろい店ですね。

東京都新宿区四谷4-7 小林ビル 1F

2016/04/08

「マリー・アントワネットに別れをつげて」

本日の映画

マリー・アントワネットに別れをつげて [DVD]
movie-13 「マリー・アントワネットに別れをつげて」  Les Adieux A La Reine 2012年仏西

DIR:ブノワ・ジャコー
CAST:レア・セドゥ、ダイアン・クルーガー、ヴィルジニー・ドワイヤン、グザヴィエ・ボーヴォワ
STORY:マリー・アントワネットの朗読係シドニー。フランス革命が勃発し、王妃の寵愛を受けるポリニャック夫人がギロチンリストに載ってしまい、王妃はシドニーに夫人の身代わりとなるよう命じる。

☆☆☆シャンタル・トマのベストセラー小説の映画化。

視点がおもしろいですね。
朗読係からみるフランス革命。
そして、革命が起こった時の宮殿内部のみを描いている点もまたユニーク。
もちろん、王妃の悲しみも描いてはいるのだけど、視点はあくまでも朗読係の少女なので、どこに感情移入していいのやら・・・

なので、変わった映画だな~と思いつつもいまいち乗り切れずに終わってしまったのだった。

革命が主題ではないし、王妃の悲しい運命を描いたとも言えず・・・
王妃にあこがれた少女の思いを描く、一種恋愛映画なんでしょうね。
と考えれば、レア・セドゥのぶすっと表情の中に見える熱い思い、嫉妬心、王妃に身代わりを命じられた悲しみとあきらめはなかなかの見どころ。

そして、王妃役のD・クルーガーもいいですね。
「マリー・アントワネット」で王妃を演じたK・ダンストもドイツ系だったけれど、クルーガーもそう。なんで?イメージ違うよと一瞬思ったけれど、そうか、アントワネットはオーストリア人であってフランス人じゃなかったからいいのか、これで。ま、それはともかく、超我が儘で気まぐれで、でも憎めない王妃役、クルーガーで正解。

実際にヴェルサイユでロケもしたらしい、宮殿の描写は、暗く汚く・・・ちっともきらびやかじゃないところはとてもリアルでした。

2016/04/07

シャトー・ラモット・ヴァンサン

1604071
ラベルにメダルがついてますね。
ボルドーコンクールとチャレンジ・インタナーショナル・デュ・ヴァンの金賞をW受賞したとか。
こういうメダルって全然信用ならないのだけど・・・

メルロー75%,カベルネ・ソーヴィニヨン25%とのことだが、とてもバランスのいい赤ですね。
ボルドーで安いと薄っぺらじゃないかと疑ってしまうのだけど、これはよかった。


2016/04/06

「フリーダムランド」

本日の映画

フリーダムランド [Blu-ray]
movie-12 「フリーダムランド」  Freedomland  2006年米

DIR:ジョー・ロス
CAST:ジュリアン・ムーア、サミュエル・L・ジャクソン、イーディ・ファルコ、ロン・エルダード、ウィリアム・フォーサイス
STORY:ある夜、手を血まみれにして女性が病院に助けを求めてやってくる。帰宅途中に黒人男性に車を奪われ、後部座席には幼い息子が乗っていたと語り、早速捜査が開始されたものの、手がかりがなく、犯人がいると封鎖されてしまった団地住民の緊張が高まるが・・・

☆☆☆ヒューマンミステリー?

って、銘打っていたのだけれど、うーんどうかな~
違うと思う。結構きわものっぽいぞ。

もうね、ジュリアンが登場した時点で、これは?って思うわけですよ。
わざとそういう芝居をしてるかもしれないけれど、何かあるぞとピンときてしまう。
それを人種問題とからめたり、もったいぶったミステリー仕立てにしてみたりで違う方向へ持っていこうとするのだけれど、あまり成功していない。

というか、ホントは人種問題、失踪事件などを扱う社会派ドラマ・・・
という方が正解なんでしょうね。
ただ、ミステリーを前面に押し出しすぎて失敗しているというか、どういう風に見ていいかわからないまま終わってしまうのである。

そして、名女優ジュリアン・ムーアがまた微妙なんですよ、この映画では。あまりにヒステリックな演技でまったく共感できない。それが狙いなのかもしれないけれど、ミステリ的にバレバレになってしまうので、これでよかったのかなあと。いつも通りうまいんだけどね。

なんとなく、ミネット・ウォルターズのミステリー小説『遮断地区』を思い出したりしたのだが、なんか、残念な感じでした。

2016/04/05

KB シラーズ

1604051
最近すっかり箱ワインにはまっております。
ということで第3弾は、2つめと同じKBだけれど、品種はシラーズ。

シラーズなので結構濃いかと思いきや・・・
やっぱり箱ワインなので薄め。
ま、毎日がぶがぶ飲むなら全然問題ないですね。
って、がぶがぶ飲むのが問題か(笑)

2016/04/04

「ディスタービア」

本日の映画

ディスタービア スペシャル・エディション [Blu-ray]
movie-11 「ディスタービア」 Disturbia 2007年米

DIR:D・J・カルーソー
CAST:シャイア・ラブーフ、サラ・ローマー、アーロン・ヨー、デヴィッド・モース、キャリー=アン・モス
STORY:交通事故で父親を亡くし、その事故に責任を感じて自暴自棄になっていたカイルは教師をなぐって自宅謹慎の裁判命令が下る。半径30メートルを越えると警察に通報される監視システムを取り付けられたカイルはひまつぶしに友人とのぞき見を始めるが、ある夜、裏に住む男が血まみれのゴミ袋をひきずる姿を目撃してしまう。

☆☆☆裏窓的サスペンス。
これ、もろ設定が裏窓じゃないですか~
いやもちろん裏窓は主人公が骨折して動けないという設定だけれど、こちらは足首に監視システムを取り付けられて一定の範囲しか動けないという設定。裏窓と違って30メートルの範囲なら庭にも出られるのだけど。

というわけで、ストーリーは読めてしまい、その通りに展開するのだけど・・・
決しておもしろくないというわけではない。

主人公は何せ動けないから、親友、そして隣に引っ越してきて仲良くなる女の子、母親にまでも危機が訪れる。
これ、主人公のせいだよねぇ。
なんていってるとサスペンスがなくなるので・・・
若干ご都合主義のところもあるけれど目をつぶりましょう。

あまり考えなければ、十分ハラハラドキドキ。
軽いサスペンスと考えれば合格点でしょう。

主演のS・ラブーフはなんかこういう役ばかり。「イーグル・アイ」しかり「トランスフォーマー」シリーズしかり。今後が難しいですかね。
母親役のCアン・モスが懐かしかったが(年取ったなあ)、なんといってもD・モースでしょう。見るからに怪しく、やっぱり怪しいという(笑)

うーん、しかしやはり本家「裏窓」には及びませんね。

2016/04/03

カミラ・レックバリ『霊の棲む島』

本日の本

霊の棲む島 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)
book-7 『霊の棲む島』 カミラ・レックバリ著 集英社文庫

STORY:ある夜、逃れるように古くから幽霊島と呼ばれる島に向かう女性と息子。その島を訪れた男性が自室で撃たれて死ぬ。

☆☆☆エリカ&パトリックシリーズ第7弾。

前作の終わりがあまりに衝撃的に終わっていたのでどうなったかと・・・
安堵した部分と悲しい部分と・・・
詳しくは言えないけれど。とにかく登場人物たちにいろいろなことが起きる・・・いや起きすぎるよね(笑)

そして、今回のテーマは言っていいと思うけれど、ずばりDV。
逃げてきた女性もDVの被害者で、殺された男性の捜査に行き着く先もDV。
毎回過去の物語が斜体で織り込まれるがそのストーリーもDV。
そうそう、そもそもエリカの妹アンナもDVの被害者だったし。

というわけで結構痛々しい展開で、読んでいて辛く・・・
最後もね。意外な犯人でびっくりしたけれど、わかってみるとああなるほどねという。伏線の張り方がうまい。

エリカとパトリックを取り巻く人々も健在で、今回もいろいろなことが起きますね。
すっかり道化と化した署長メルバリは今回も笑いの的だけれど、今回はやっちまったなあ。この後大丈夫かしらん。

次がすごく気になるのだけど、現時点で次作は未訳。
早く出してほしいなあ。

2016/04/02

【国芳イズム-歌川国芳とその系脈展】

art-19 【国芳イズム-歌川国芳とその系脈展】 練馬区立美術館

1604021
今、国芳関連の美術展を2ヶ所でやっているが、その1つの、国芳イズム展に行って参りました。

この展覧会は、洋画家で国芳コレクターである悳俊彦さんのすばらしいコレクションを公開するもの。初公開作品もあり、数点しか現存しない作品ありで貴重な展覧会。

まずは国芳から。

猛者たちの梁山泊
弟子の落合芳幾が描いた国芳像からスタート。
国芳、自分の絵に自分の姿を描いているのだが、だいたい後ろ姿なので、こんな人だったか・・・
「流行逢都絵稀代稀物」の真ん中に描かれている絵師は自画像と言われるが、これまたちょうど舞い上がる紙で顔が隠れていて、うーん、よっぽど自分の顔は描きたくなかったんですねぇ(笑)
続いて武者絵、役者絵が続く。
坂田怪童丸など何回か見たことのある作品もあったが、「鬼童丸」ははじめてかも?のちの弁慶である。
何度見ても好きなのは「正札附現金男」シリーズ。ファッションが奇抜すぎるが中でもどくろの衣装が楽しい。どくろが猫でできるのである。さすが猫好き!

モブシーン ざわめきの群衆表現
はじめてみた「子供遊」シリーズがよかった。
様々な職業を遊びに見立ててるのだけど、表情が一人一人ちがっていて見ていてあきない。棟上げを描いた作品は建築にも目がいく。

洒落と才智と戯れと
国芳といったら洒落絵、戯画!楽しいコーナー。
写し絵、寄せ絵・・・人が集まって顔が形成される絵は、日本のアンチンボルト。
上からと下からとみる方向を変えると違って見える絵も楽しい。
五十三次ならぬ、五十三面もくくっと笑ってしまう。
国芳のアイディア、天才的だなあ。

物狂いの動物画
そして、国芳といったらもう一つ欠かせないのが猫。
「鼠よけの猫」は2点しか確認されていないというもの。これを貼っておけば鼠よけになる??と言われていたらしい。といってもそんなに怖くない猫。
「流行」シリーズも今まであまり見たことなかったかも・・・

江戸の賑わいと人気者
国芳は名所画や美人画なども描いている。
名所画、意外に斬新。遠近法も一部取り入れていたようだ。
「両国夕涼之図」は、よくあるテーマだが、青が基調となっていて涼しげ。
「国芳芝居草稿」もいいな~北斎漫画的で見飽きない。

続いて弟子たちの絵。
正直、知らない人が多く、名前も全部は覚えられない(笑)
やはり有名なのは河鍋暁斎と月岡芳年でしょう。
今回見た中では暁斎だと象の絵がヒット。なんかかわいらしい。

最後は直接の弟子ではないがその影響を受けた絵師たちの展示。
小林永濯
ちょっと怖い「猫図」は毛並みが細かく描かれている。
「食いしん坊の図」はとってもユーモラス。
「鍾馗図」はどっかで見たことあるな~と思ったら、そうか!この絵じゃないけれど去年みた『ダブル・インパクト展』のポスターになった絵がこの人のだった。ちょっと漫画チックな。
山本昇雲
明治時代に「いま姿」シリーズがヒットしたらしいが(女子受けしそう)、「雪月花」のような作品の作品の方が個人的には好み。
尾形月耕
3人の中で一番気にいったのがこの人。
さらさらっと描いているというか線が非常に繊細で、色も淡め。「墨田河百花園七草」、いいなあ。
楠正行の戦いを描いた絵は、無数に飛んでくる矢に向かって行く姿が壮絶だし、鍾馗を描いた作品は意外と迫力があったりして、結構骨太な絵も描く人のようだ。
この名前、覚えておこう。

悳俊彦さんの武蔵野の自然を描いた作品もなかなかいいですね。

是非どうぞ。

2016/04/01

ドメーヌ・ガイダ フライング・ソロ グルナッシュ・シラー

1604011
このマーク、見覚えある!
このワイナリーのワインでは、前にシラーを飲んだんだったかな。
ラベルはモダンな感じ。

注いでみると結構濃い色。
飲んでみると、ベリーっぽいかな。
で、太陽をいっぱい浴びたって感じで、好きなタイプ。
南仏のワインとは相性よいかも。

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