スーザン・イーリア・マクニール『スパイ学校の新任教官』
本日の本
book-9 『スパイ学校の新任教官』 スーザン・イーリア・マクニール著 創元推理文庫
STORY:1941年イギリス。スパイ任務で深い疵を追ったマギーは記憶を消すべく、特別作戦本部の訓練キャンプの鬼教官となっていた。親友のバレリーナから公演に招待されるが、舞台で事件が発生する。
☆☆☆シリーズ第4弾。
前作では身も心もボロボロになったマギーは、マクベス夫人とあだ名されるほどの鬼教官に。
なかなか傷も癒えない中、親友が危篤状態になるという事件に遭遇。
この事件を経て、次第に傷も癒えるのだが、この後さらなる試練が待ち受ける予感・・・
元彼との仲もまた復活する予感も匂わせて、まだまだ今後が見逃せない。
日本の真珠湾攻撃の話も織り交ぜつつ、戦争の行方も気になるところだが・・・
肝心のミステリー部分はかなり弱いんですね。
事件発生から解決まであっという間で、あっさりすぎる。
まあでも、マギーのさらなる成長物語なのだから、いいのかもしれない。
前作であんなことになったマギーの母親がまた、今後どうなるのだろうか。
次作も楽しみだ。
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