ジャック・リッチー『ジャック・リッチーのびっくりパレード』
本日の本
book-12 『ジャック・リッチーのびっくりパレード』 ジャック・リッチー著 ハヤカワ・ポケットミステリ
STORY:男がバーでマクジョージと叫び、客を撃ったが、撃たれたのはマクジョージという名前ではなかった・・・他全25編。
☆☆☆ジャック・リッチー2冊目。
『ジャック・リッチーあの手この手』がおもしろかったので、引き続いて読んでみた。
これもよかったですね。
今回は、年代順に並んでいたが、やはりだんだんとひねりのある作品が増えていく。
今回も、見事なオチあり、不思議系あり、ちょっぴり感動するものあり、不思議な余韻を残す作品あり。
ともかくバラエティに富んでいて楽しいこと。
好きな作品は次のとおり。
「恋の季節」デビュー作。O・ヘンリー的。
「無罪放免」ラストでなるほど!
「戦場のピアニスト」もの悲しい物語。
「独房天国」こういうオチだとは。
「四人でひとつ」ブラック。
「帰ってきたブリジット」ちょっとSF的な不思議なお話。
「最後の旅」このオチ!これが一番気にいった。
やはり『クライム・マシン』も読んでみるべきかなあ。
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