« ジャック・リッチー『ジャック・リッチーのびっくりパレード』 | トップページ | シャトー・カザ・ボーシェーヌ »

2016/06/09

「リトル・ミス・サンシャイン」

本日の映画

リトル・ミス・サンシャイン [Blu-ray]
movie-22 「リトル・ミス・サンシャイン」  Litte Miss Sunshine  2006年米

DIR:ジョナサン・デイトン
CAST:グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、アラン・アーキン、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリン
STORY:丘の上の一軒家にベビーシッターとしてやってきた女子高生のジル。子供たちはすでに眠っており、このまま平穏無事に終わるかと思っていたところに、正体不明の男から不気味な電話が・・・

☆☆☆大ヒットインディーズ映画。

とにかく変な映画。
変な人しか出てこない。
フーヴァー一家のパパは独自の成功論を振りかざすがお金はほとんどなく・・・
息子は航空学校に合格するまではしゃべらないと決める・・・
娘はとうてい無理なミスコンでの優勝を夢見て・・・
おじいちゃんはヘロイン中毒のスケベじいさんで・・・
おじさんは自殺未遂をしたゲイ・・・
どうやら一家でまともなのはママだけ。

こんな一家が美少女コンテストの参加が決まった娘ともどもカリフォルニアにおんぼろ車で向かう珍道中なのだけど、次から次へと問題発生。
おじいちゃんは死んでしまうし、訳あって死体をのせたまま強行突破、息子は色弱が発覚して航空学校に進めないことが発覚し、パパは結局出版を断れてしまう。

なんとか美少女コンテスト会場に到着するも、娘はストリップまがいのことをして失笑を買う。

でも、バラバラだった家族はここで一致団結!
負け組だっていいじゃんって思えて、ある意味爽快。

いやしかし、案外まともだったのはおじさんだったか。登場したときにすでにこれ以上落ちようがなかったから。
うーん、ブラック。

この映画でアカデミー助演男優賞を受賞したおじいちゃん役A・アーキンのすっとぼけた演技もおもしろかったし、天才子役ぶりを発揮したA・ブレスリン他、いいキャストを揃えて、見応えあり。

うーん、でも変わった映画だ。

« ジャック・リッチー『ジャック・リッチーのびっくりパレード』 | トップページ | シャトー・カザ・ボーシェーヌ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「リトル・ミス・サンシャイン」:

« ジャック・リッチー『ジャック・リッチーのびっくりパレード』 | トップページ | シャトー・カザ・ボーシェーヌ »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon