エドワード・D・ホック『怪盗ニック全仕事』
本日の本
book-17 『怪盗ニック全仕事』 エドワード・D・ホック著 創元推理文庫
STORY:怪盗ニックが盗むものは価値のないもの、もしくは誰も盗もうとしないもの。奇想天外な盗みの物語
☆☆☆怪盗ニックものを年代順に並べた文庫台弾。
最近のマイブーム、短編集。
ニックものはいくつかは読んだことがあるのだけれど、年代順に全6巻で出るとのことで(3巻まで刊行済み)、まずは1巻目から。
さすが!ホック。
いや、おもしろいです。
おおよそ盗みが不可能な、プールの水、野球チーム、湖の怪獣、囚人のカレンダー、陪審団などなどを、秘策でまんまと盗み出すニック。
なぜこんなものを盗むことを依頼されたのか・・・
というところも謎があるわけで、短いながらも起承転結鮮やかに、最後はなるほどねと思わせる。
さすがホック!
これは全部読まなきゃ。
ホック、すでに亡くなってるのが残念ですね。
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