「幸せの始まりは」
本日の映画
movie-35 「幸せの始まりは」 How Do You Know 2010年米
DIR:ジェームズ・L・ブルックス
CAST:リース・ウェザースプーン、オーウェン・ウィルソン、ポl-ル・ラッド、ジャック・ニコルソン
STORY:チームを首になってしまったソフトボール選手のリサは、恋人のメジャー・リーガー、マティと同棲することになるが、彼はプレイボーイなので関係性があやふや。そんな中、青年実業家ジョージとデートすることになるが、彼は父親の身代わりで収監される危機に立たされていた。
☆☆☆ロマンティック・コメディ。
リースといえばロマコメ、ラブコメ。
気の強そうなちょっとしゃくれた(笑)アゴに、くるくるよく動く目、機関銃のようにしゃべる口!
いつも元気なキャラを演じてくれるリースだけど、今回の役柄は、30を過ぎてソフトボールチームを首になってしまい、これまでソフトにすべてを捧げてきたので、今後どうしたらよいかわからず途方にくれるというのもの。
これで、一念発起、再びソフトボールに邁進!とか、新しく仕事を始めるとかの展開だったらば、実にリースらしいと思ったのだけど・・・
たまにつきあう関係だったプレイボーイの野球選手の家に転がりこみ、彼の気まぐれや我が儘に腹を立てて、軟弱な青年実業家とデートしてみたり・・・
リース演じるリサは、プレイボーイ氏の身勝手さを怒るけれど、自分も結構身勝手じゃんと思ったり。
生きる目標を失ってしまった主人公が、迷いつつ、どちらの男性を選ぶかという話だけになってしまっていて、なんかこうすっきりしないというか、今後それでいいわけ?と疑問を呈してしまうのだった。
いや、ロマコメなんだから、それでいいでしょといえばそうなのだけど、何せ、演じてるのがリースですからねぇ。
不器用だけれど優しいジョージにひかれるというのはわかる展開だけど、チャラくてアホでバカなマティもなんだかんだでいいヤツで、ちょっとかわいそうになっちゃったなあ。
O・ウィルソンもP・ラッドも持ち味を活かした役どころだったけれど、J・ニコルソンが出てくると場をさらってしまうのはさすが。ちょっとアク強すぎたけれど。
ブルックス監督作品としては、やはり「恋愛小説家」が一番好きだなあ。
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