【驚きの明治工藝展】
art-51 【驚きの明治工藝展】 東京藝術大学大学美術館

藝大美術館で開催中の驚きの明治工藝展に行って参りました。
この展覧会、ごく一部をのぞいて撮影可。
というわけでパチパチと写してしまいました。
第1章 写実の追求

自在龍からスタート。上からつり下げられているのだが、大きいなあ。これを実際動かしたら迫力があるに違いない。

自在蛇はなかなかにリアル。実際に動かしてみた映像(you tubeでも見られる)があるのだが、ホントに蛇みたいな動き。で、となりに実物が展示されているのだが、案外小さいことに驚く。
その他にもやはり迫力のある鷹や、ちょっとちっちゃめな鯉、おいしそうな?伊勢海老などが並ぶ中、ちっちゃいながら精巧に出来ているのがカマキリ、蜻蛉、蝉、蝶、飛蝗といった昆虫たち。これも動かしてみてほしいなあ。
自在ものではないが、とってもリアルでよくできていたのが、「竹に蜥蜴」「柄勺蛙」。本物そっくり!
そっくりといえば、紙でできた「竹塗煙管筒」と木でできた「竹塗水指」。どうして、この材質で作ってみようと思ったんでしょう!!
牛角、木、銀からできて蝉も雰囲気がそっくり。

とても気に行ったのが、「指月猿香合」。猿がサタデーナイトーフィーバーしてる・・・(笑)
第2章
宮川香山が何点か。わりとおとなしめの作品が多かったように思う。
気に行ったのは、諏訪蘇山の「紅魚文鉢」。小さな魚たちが泳いでいるところが描かれているが、水を張ると金魚鉢のようなのだ(水を張った写真があった)。
二人のなみかわ(涛川惣助と並河靖之)の七宝焼きは美しい。涛川惣助は無線七宝の技法を編み出しているが、好みとしては有線七宝の方。
その他の作家の作品もいくつかあったが、とても細かい。作業も大変なのだろうなあ。
そして銀でできた「犬図薬缶」の犬のかわいさといったら!応挙の仔犬のようだ。
山田宗美の鉄作品は鉄を打ち出し、薄くして作っているので、見た目より軽いらしい。うさぎなど相当重そうに見えるのだけど・・・


そして、銅製の狸に木製の猫。ユーモラスでかわいい。狸のすっとぼけた顔と、何かを抜け目なく狙っているような顔つきの猫。
ちっちゃな根付けたちもかわいいなあ。見猿言わ猿聞か猿や眠り羅漢などなど。
「髑髏に蛇」はどくろの目から蛇が出てくるところで、気持ち悪い・・・
ラストは遠目で見ると絵画のような友禅染。いやはやすごい技術だ。
これらはすべて台湾の薬剤師宋氏のコレクションというのも驚きですね。
是非どうぞ。
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