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2016/11/18

アリ・ブランドン『書店猫ハムレットの跳躍』 

本日の本

書店猫ハムレットの跳躍 (創元推理文庫)
book-25 『書店猫ハムレットの跳躍』 アリ・ブランドン著 創元推理文庫

STORY:ブルックリンの書店を相続したダーラ。ある日、近くの工事現場で常連の死体を発見してしまい、その横に動物の足跡が。まさか、書店猫ハムレットの足跡?

☆☆☆コージーミステリ。

書店と猫。
どちらも大好きなので、これは読むしかない!
しかも、今年はコージー寄りになっているからもってこいのミステリ。

コージーにありがちな、推理は二の次・・・
というのはこれにもあてはまるのだけど、やはりコージーにはありがちな、登場人物の個性で読ませる。
いや、登場猫もいたか。
この猫がいいんですよ。
ツンデレ猫で、なかなか主人公にも懐かない。気にいらない人には徹底的に攻撃するので、店員もなかなか見つからない・・・

というところでお眼鏡にかなった青年が店員となり、気むずかし屋の店長ともハムレットとも意気投合。
同じく相続したアパートに住む元刑事の女性探偵、隣人の人のいい老兄妹など、なかなか味がある。

さらにさらに、コージーにありがちな担当刑事といい感じになるという展開はさすがにベタかなと思うものの、ま、ありかなと。

主人公が推理するわけではなくて、なんとハムレットが犯人を本を介して教えてくれるわけだけど、シャム猫ココシリーズを思い出したなあ。
そういえば、あのシリーズ、なんとなく宙ぶらりんで終わっちゃったから、このシリーズが楽しみ!


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