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2016年12月

2016/12/31

今年をふり返って(2016年)

今年はだいぶ仕事は落ち着いてきましたが、あまり体調がよくなくて疲れました・・・いやはや年ですね(笑)

さて、まずは今年の5本。
今年見た映画は60本。去年より仕事は忙しくなかったはずだが減ってしまった。
映画館で見たのは2本。なかなか行けなくて・・・

今年も五つ星はなく、四つ星が7本。
「ブリッジ・オブ・スパイ」
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
「あなたを抱きしめる日まで」
「潜水服は蝶の夢を見る」
「リンカーン」
「愛、アムール」
「キャプテン・フィリップス」

順位をつけると・・・
1.「愛、アムール」
老々介護のお話で悲しく辛い映画。E・リヴァが素晴らしい。
2.「あなたを抱きしめる日まで」
アイルランドで昔修道院であったという非人道的なお話。実話とのことだが、主人公の赦しが救い。
3.「潜水服は蝶の夢を見る」
脳梗塞で身体の自由を奪われ、意識ははっきりしているのにコミュケーションをとれない人が瞬きだけでついには本を書くという実話。奇跡。
4.「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
アルトマンの遺作。いつものとおり楽しい群像劇。
5.「ブリッジ・オブ・スパイ」
スリリングなスパイ物。T・ハンクスもいいのだけど、アカデミー助演男優賞を受賞した、M・ライアンスの抑えた演技が素晴らしい。

今年の5冊。
今年読んだ本は28冊。これまた昨年より少ない。スマホを見る時間が多いせいかも。
去年、重いミステリーばかり読んでいたので、今年はユーモアミステリとかドメスティック系を読むことが多かったし、一時期短編にもはまった。来年はバランスよく読みたいものだ。

順位は・・・
1.アーナルデュル・インドリダソン『湿地』
めずらしいアイスランドミステリ。暴力に満ちた読んでいて辛いミステリだが、一気に読める。
2.ロバート・L・フィッシュ『懐かしい殺人』
古いユーモアミステリ。にやにやクスクス。洒落ている。
3.ジャック・リッチー『ジャック・リッチーのあの手この手』
バラエティに富んだ短編ミステリ。守備範囲が広いなあ。
4.エドワード・D・ホック『怪盗ニック全仕事』
意外なものを盗む泥棒ニック。おもしろい。
5.益田ミリ『47都道府県女ひとりで行ってみよう』
かなりマニアックな旅。ワタクシもこんな旅がしてみたい。

今年の5展。
過去最高の68展を見に行った。見たい展覧会はほぼ見たかな。

順位をつけるとすると・・・
1.【鈴木其一展】
まさに鬼才。奇抜な絵から、オーソドックスな絵まで。ビジュアルがすごい。
2.【広重ビビッド展】
ついに名所江戸百景と六十余州名所図会が全部見られてうれしい。原コレクションは初摺りでビビッド!
3.【勝川春章と肉筆美人画展】
今までよく知らなかった春章をたくさん見た年だった。元々美人画はあまり見なかったのだが、今後はもっと見てみよう。
4.【カラヴァッジョ展】
少ない作品しか残していないカラヴァッジョが11点もきた!光と影。
5.【メアリー・カサット展】
35年ぶりの回顧展。繊細でやさしい作品が多い。版画が素晴らしい。

今年のお酒。
今年は箱ワインにはまった。ついつい飲み過ぎちゃうのがねぇ。
日本酒もいろいろ飲んだけれど、焼酎は完全に卒業。
ビールは新発売はかなり網羅。
来年も飲むぞ~

今年もご訪問ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
よいお年を!

2016/12/30

国分寺:阿波尾 国分寺店

仕事納めの日、同居人+後輩と打ち上げ!

20日ほど前にオープンしたばかりの、阿波尾鶏のお店です。
ここ、前はだししゃぶのお店があったのだけど、結局一度も入らずじまい・・・

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まずは生ビールで乾杯!その後は赤ワインのデキャンタ+グラス。
お通しは鶏スープと浅漬け。

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おまかせ串盛り(7本盛り)。レバー、皮、もも、手羽先、はつ、砂肝。

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プラス、つくね。コリコリ!
鶏の竜田揚げ、柑橘だれ。徳島らしいですね。

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メンチカツ、レバーパテ。

すべて阿波尾鶏のメニュー。
阿波尾鶏に使用のメニューは赤字で書いてあってわかりやすい。

他にも気になるメニューがあるのでいずれまた!


国分寺市南町3丁目14−5 東和ビル

いつものお店で

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日曜日、毎年この時期に行っているお店で、同居人の誕生日を祝いました。

お料理は・・・
・ごま豆腐
・からすみ、白子ポン酢、チーズ豆腐
・このわたの茶碗蒸し
・ぶりのお造り
・さわらの西京焼きとかぶの酢漬け
・海老芋の煮物、ゆりねとえびと銀杏の天ぷら
・そば
・ゆりねのきんとん。

お酒は・・・
ヱビスビールのあと、日本酒(松尾、酔鯨、浦霞)。

毎年何かしら新しいメニューがあって楽しみだし、いつもの味もうれしい。
来年もまた!

2016/12/28

仕事納め

本日仕事納め。
今年も昨年に引き続き、若干体調不良気味でしたが、仕事は少し落ち着いてきたかなと。

来年に向けて鋭気を養いたいと思います。

2016/12/27

国分寺:鬼無里 国分寺店

美術館をはしごしたあとはもちろん!飲んで帰ります。
この日はイブ。さすがに居酒屋さんはすいてますね(笑)。
このお店も久しぶり。

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まずは生ビール。お通しはお刺身。わさび菜のからしあえ。
からしが効くなあ。

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冬はやっぱり食べなきゃのあん肝ポン酢と、クリスマスには鶏・・・ということでちょっと違うかもしれないけれど、手羽餃子。

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お酒は利き酒セットに移行、その後赤ワイン。
おつまみにらっきょう。
今回は、愛媛の輝乃吟、奈良の風の森、そしておなじみ澤乃井。

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最後はサーモンとポテトのチーズ焼き。タバスコをきかせて。

また来年もお世話になりそうな居酒屋です。

東京都国分寺市南町2-16-21

2016/12/26

【拝啓 ルノワール先生展】

art-68 【拝啓 ルノワール先生展】 三菱一号館美術館

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クラーナハ展を見たあと、三菱一号館へと移動、【拝啓 ルノワール先生展-梅原龍三郎に息づく師の教え展】を見ました。

梅原が師と仰いだルノワールとの交流に焦点をあてた展覧会です。

第1章 ルノワールとの出会い
梅原の初期の頃の作品は、後年の作品とはまったく違う。
青っぽい色の作品が多いのである。
フランスに渡って下宿先の少女を描いたという「少女アニーン」もまた青色。
それがルノワールと出会って作風が変化していく。
この頃の作品はもっとも印象派に近い。
帰国後はもっと大胆なタッチに変化。印象派の要素を取り入れつつも独自の世界へ。
「黄金の首飾り」などはルノワール的な裸婦像だが、「ナルシス」はちょっとたくましすぎる?ルノワールというよりはセザンヌ的だろうか。

第2章 梅原龍三郎 掌の小品
ルノワールから送られたという「バラ」。
とても小さな作品なのだけど、暖かみのある絵で、これいいなあ。
その他、梅原のコレクションのルノワール作品、「バラの花束」、「樹木」、「カーニュの風景」も小品だけれど素敵な作品。
ルノワールというのと女性の絵のイメージなのだけど、それ以外にもいい作品はあるものだ。

第3章 私蔵品から公的コレクションへ
梅原は自分のコレクションを国立西洋美術館に寄贈したそうで、見たことのある絵がぞろぞろと。知らなかったなあ。
いかにもなルノワールの「横たわる浴女」のみならず、ドガ、ピカソ、ルオーなどなど。趣味がいいです。
ルオーというと汐留とか出光を連想するけれど、この美術館にもあったんですね。
このコレクションの中で一番気に行ったのは、ドガの「ラファエロ〈アテナの学園〉の模写」。

第4章 交友と共鳴 梅原と時代、梅原の時代
さらなるコレクション。
マティス、ピカソ、ブラック、ルオー、シスレー、セザンヌ、モネ。
こうした画家たちとも交流があったらしい。
マティスとかセザンヌ、ルオーなどからは確かに影響を受けているのではないでしょうか。
梅原の作品「芥子」はルノワール的。

第5章 ルノワールの死
この章にはこの展覧会の一番のツボだった「パリスの審判」が並んでいた。
ルノワールの作品は2点。
エルメスが描かれているのと描かれていないのと。ルノワールの趣味全開のパリスの審判なのだが、それ以上にぶっ飛ぶのが梅原が模写したもの。三美神がごつすぎる(笑)。強烈!!

第6章 ルノワールの遺産
梅原が所有していたルノワールのブロンズ像「ヴェールを持つ踊り子」に続いて、このブロンズ像を描きこんだ梅原の作品があった。
強烈な色彩の「薔薇とルノワルのブロンズ」と「艶子夫人像」。この夫人像は始めて見た作品だったけれど、なんかこうほっこりする作品。
晩年の作品は、はっとするような色がおかれていて、空もピンク色だったり・・・結構前衛的である。
最後の部屋にはルノワールの作品が並べられていた。
「マッソーニ夫人」は注文製作らしく、言われないとルノワールとはわからないのだが、あとの作品はまさにルノワール。
この中では「ピクニック」がお気に入り。

ルノワール、梅原龍三郎、どちらが好きな方も楽しめると思います。
是非どうぞ。

美術館前のツリー。
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2016/12/25

【クラーナハ展】

art-67 【クラーナハ展】 国立西洋美術館

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西洋美術館で開催中のクラーナハ展に行って参りました。
クラーナハ、昨年フランクフルトのシュテーデル美術館でたくさん見たし、数年前にはウィーンの美術史美術館でもたくさん見ているが、日本でまとめて見るのははじめて。
貴重な機会です。

1:蛇の紋章とともに─宮廷画家としてのクラーナハ
ザクセン選帝侯に招かれたクラーナハは宮廷画家として活躍、また工房を構え大量生産することで事業家としても成功する。
そうした時代の選帝侯の肖像画や、宗教画の展示。
オーソドックスな作品が多いが、版画作品もたくさんあることを知った。同時代の画家デューラーとは作風は違うのだが、よくよく見ると、不思議な絵面だったり。
この章で一番気に行ったのは、「聖カタリナの殉教」。劇画調というか、カタリナの後ろで、空からビーム?火花も散ってなにやら恐ろしげである。

2:時代の相貌─肖像画家としてのクラーナハ
注文製作で、描く対象を美化しているかと思いきや、そうでもないような(笑)。いや、当時はこういう顔立ちが美人だったのか・・・
カール5世も忠実に描いているのか、しっかりアゴが出ているのだった(笑)。
肖像画というのは本人を直接知っていればともかく、そうでないと見てもふーんという感じなので、どうしても衣装の方に注目してしまう。
クラーナハはかなり細かく描いており、興味深い。この当時流行したと思われるファッションがおもしろい!

3:グラフィズムの実験─版画家としてのクラーナハ
量産できる版画は事業家クラーナハとしては重要なものだったらしい。
題材はお馴染みのものだが、多色刷りにチャレンジするなど、当時としては新しい技法のものもある。
それが、「聖クリストフォロス」。多色といっても黒と褐色なのだが、単色刷りとまた違った風合いである。
クリストフォロスの姿はなかなかにユーモラス。

4:時を超えるアンビヴァレンス─裸体表現の諸相
このあたりから、お馴染みのクラーナハ作品が並ぶ。
裸の女性たちがなんとも艶めかしく妖しい・・・
「ヴィーナス」はなぜこれがヴィーナス?と思う。不思議な体型、妖しげな表情・・・
その隣に並んでいたのが、ピカソのオマージュ作品。ピカソ美術館でラス・メニーナスの連作を見て感動したものだが、クラーナハの作品でもやっていたという・・・
「ルクレティア」も何かアンバランス、「泉のニンフ」もそう。
「正義の寓意」は、正義の象徴、剣と天秤よりもやはり、裸身の女性の方についつい目がいってしまう。

5:誘惑する絵─「女のちから」というテーマ系
「不釣り合いなカップル」の年老いた男のいやらしい目つきよりも、高価な指輪をはめてもらっている若い女性のしてやったりという表情が怖い・・・
「ヘラクレスとオンファレ」のヘラクレスの表情の情けないこと!オンファレの美貌の虜となって、デレデレしながら羊毛を紡がされているという・・・まわりの女性たちは、ヘラクレスをバカにしているよう。
そして、マグネットを買った「ホロフェルネスの首を持つユディト」は、こちらをじっと見つめるユディトの冷たい表情が印象的。ぞっとするような。
「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」のサロメは何か企んでいるような表情である。
ここにもまたピカソのクラーナハリスペクト作品(「ダヴィデとバテシバ(クラーナハにならって)」)があった。おもしろい。

6:宗教改革の「顔」たち─ルターを超えて
昔々、教科書で見たルターの肖像画はクラーナハが描いたものだったんだ!お馴染みの顔である。
最後に展示されていた「メランコリー」。たくさんの赤ちゃんが踊る脇で、女性がなぜかナイフで木を削っているという絵。メランコリーという言葉から想像するような絵ではなく、とても不思議。

クラーナハの妖しい世界を是非どうぞ。

四ッ谷:京紫百花繚乱

クリスマスイブだというのに仕事・・・
悲しいですねぇ。
仕事を終えての昼食。

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以前ラーメン屋さんがあったのにいつの間にかいかないうちに閉店し、別のお店が先月末に入ったのでいってみました。
どうやら、この付近に2店舗(ただし、塩系のお店らしい)ある模様。

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ワタクシの京山椒香る濃厚担々麺。
はじめ、山椒がかなり主張するのだけど、そのうち胡麻がすごくなる。それほど辛くなし。

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同居人の中華そば・焼飯(小)セット。
炒飯が食べてみたけれど、見た目ほどに味が濃いわけでなし。
ラーメンに焼き揚げが入ってるなんて、さすが京都!

オープン1ヶ月でかなりきれいだったです。

東京都新宿区四谷4-7 小林ビル1F

2016/12/23

今年のクリスマス(2016年)

明日出勤なので(悲しい・・・)、一日早い、実家との恒例クリスマスケーキの会。

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今年も高野のケーキ。オーソドックスなデコレーションケーキ。
結構ボリューミーでした!

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夜のデザートは、ル・パティシエ・クニヒロのミニ釜プリン。
器がかわいい!
って、いつも器で選んでるような・・・

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今日のワインは、ボワセ シャルル・バイィ ブラン・ド・ブラン ドミセック。やや甘みもあるけれどキリリとしたスパークリングでした。

メリー・クリスマス!

2016/12/22

「デンジャラス・バディ」

本日の映画

デンジャラス・バディ [Blu-ray]
movie-60 「デンジャラス・バディ」  The Heat 2013年米

DIR:ポール・フェイグ
CAST:サンドラ・ブロック、メリッサ・マッカーシー、デミアン・ビチル、マーロン・ウェイアンズ、マイケル・ラパポート
STORY:生真面目すぎてしかも傲慢で同僚から疎まれているFBI捜査官のアッシュバーン。ボストンの麻薬組織の捜査を命じられ、意気揚々と向かうが、ボストン警察の問題児の女性刑事マリンズと組まされ、衝突を繰り返しながら核心に迫るが・・・

☆☆☆コメディアクション。

「デンジャラス・バディ」ってもろ、「デンジャラス・ビューティー」を意識してますよね(笑)
そのとおり、サンドラ主演だし、やっぱりお堅いFBI捜査官だし。

ビューティーと違うところは、バディものだということ。
コンビを組むのはメリッサ・マッカーシー。
この人、脇で出てる作品は見たことがあるけれど、出世作「ブライメイズ」以降のものは見ていない。
「ブライズメイズ」はとっても下品らしいけれど(おもしろいらしいけど)、キャラは多分同じですね。先に「ブライズメイズ」を見ておけばよかったかなあ。こういう映画、アメリカ人好きですよね。日本でうけるかは微妙・・・
大笑いとまではいかないんですね。おもしろいのはおもしろいけれど。

メリッサも可笑しいのだけど、やっぱり今やオスカー女優のサンドラがこういう映画にも喜んで出るってところがいい。
さすがに年をとってきたので若く見せようとするのはムリがあるけれど、サンドラなら皺があってもOK(なんて言ったら失礼か?笑)。

ストーリー的にはまあありがちといえばありがちだけど、2人の掛け合いを楽しめばよいのでOK。

これからもサンドラにはコメディにどしどし出てほしいですね。

2016/12/21

『緑衣の女』 アーナルデュル・インドリダソン

本日の本

緑衣の女 (創元推理文庫)
book-28 『緑衣の女』 アーナルデュル・インドリダソン著 創元推理文庫

STORY:子供が住宅建設地で拾ったのは人間の肋骨の一部だったが、最近埋められたものではなかった。エーレンデュルが捜査するうち、かつて近くにサマーハウスや軍施設があったことが判明する。よく出没するという緑のコートの女性とは何者なのか・・・

☆☆☆アイスランドのエーレンデュルシリーズ第2弾。

1冊目『湿地』があまりに衝撃的だったので、続けて読んでみた。
『湿地』の方がおもしろかったし、やはり1冊目ということでインパクトがあったかな。
いや、でも2冊目もおもしろかった。

1冊目も女性に対する暴力がテーマだったが、こちらはDVがテーマ。
出てきた骨を掘り進め、何が起こったかを少しずつ突き詰めていくエーレンデュルたちの物語と並行して語られる昔の家族の物語は、またまた読んでいて辛い暴力に満ちたもの。

肉体的にも精神的にも追い詰められ、何の希望もないまま暮らす妻。子供の一人は小さい時の病気で障害があり、一人は繊細なハートの持ち主で必死に母を守ろうとし、もう一人は父親によって同じようなモンスターになっていってしまう。
夫が刑務所に入ることになり、一時訪れた平和も長続きせず、悲劇が・・・

現在と過去が交わるとき、わかった真相は辛いものだったが、同時に安らぎも。こういう結末しかなかったよなと。

エーレンデュルの過去の秘密も明らかになりつつ、娘との関係も今度どうなっていくのか・・・
次作も是非読みたいな(文庫になったらね)。

ミステリー的には、ミスディレクションがわざとらしすぎて、少々失敗してるかなあ、というところが残念でした。

2016/12/20

サントリー ザ・プレミアム・モルツ 芳醇ブレンド

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プレモルの派生品。
ブレンドというのは、フツーのプレモルと黒を混ぜたから、らしい。

注いでみると、焦げ茶色。
飲んでみると、色から想像するよりはマイルドですね。
でも、コクがあっておいしいです。

2016/12/19

【風景との対話展】

art-66 【風景との対話展】 損保ジャパン日本興亜美術館

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損保ジャパン日本興亜美術館が所蔵する風景がテーマの絵画を展示した展覧会に行って参りました。
へーこんな作品も持ってたんだ~というはじめての作品も結構ありました。

第1章 フランスのエスプリ
ユトリロからスタート。あ、これは見たことある。ユトリロにしてはわりとカラーのある絵。人物がちょっと変?
あとはほぼ知らない画家ばかりだったが、東郷青児旧蔵作品とのことで、なんとなく趣味がわかるような気がした。
ビビッドな色が好きだったんじゃないだろうか。
ユトリロの隣になったドルーアンは、配色がシャガールのよう。

第2章 東郷青児の旅
東郷青児というと女性像のイメージだけれど、風景画が思いのほかよくて・・・
正統派の風景画あり、キュビズム風あり。ささっと描いたようなスケッチも素敵。

第3章 日本の風土
岸田劉生「虎ノ門風景」。麗子以前の劉生。
遠くから見てこれは魁夷?と思ったらやはりそうだった「潮音」。波と岩の荒々しさ。そしてこのブルー。
山口華楊「幻化」は幻想的な狐の絵。

第4章 異国の魅力
今回のチラシの絵は福本章「ムラノの朝」。朝やけが美しい。
天野三郎「オレンジ売り」は大胆な構成と色。目にパッと飛び込んでくる。

第5章 意識の底の地
シュールな絵が集合!
一番印象に残ったのは井上覚造「猟人日記」。不思議な絵。石を積み上げたアーチの絵なのだが重力に逆らっているし、銃などの武器がはさみこまれている。ちょっと怖い。
矢元政行「極楽塔」はバベルの塔だろうか。
「遊ぶ子供たち」は、うーん気持ち悪いな。

第6章 日常の向こう側
「二つの卓上静物」ってそもそも風景画?今回の最大の謎(笑)
山本貞「反映」はまるで写真のよう。

第7章 世界の感触
このあたりになると完全に現代アートでワタクシでは理解が難しい(笑)。
小杉小二郎「月・追憶」は、ややダリ風でこれが一番わかった。

第8章 思い出のニューヨーク州
というところで、最後はグランマ・モーゼスでほっとした。
決してうまくはないけれど、素朴で暖かみがあって、なんか楽しくなるんですね。

知らない画家にたくさん出会えた展覧会でした。
是非どうぞ。

2016/12/18

【仙厓ワールド展 第3期】

art-65 【仙厓ワールド展 第3期】 永青文庫

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仙厓ワールド展の第3期へ。
やはり半券を出して100円引。

今回はユーモラスな絵が多かったかな。
2期より楽しめました。

「丹霞焼仏図」、「香厳激竹図」、「臨済図」と有名な場面を描いたもの画だが、とってもコミカルでふふっと笑ってしまう。けれど、その教えがじわじわと伝わってくるのである。
「寒山図」の寒山はちょっとプクプクしすぎ?
「羅生門図」は、ん?そこを描くかな?門柱に羅生門と書いてしまうとことも笑える。
70代後半と80代に描いた2枚の文殊菩薩図があったが、70代の画では菩薩がのっている獅子がにかっと笑っていて菩薩はまじめ顔、80代の画では菩薩までにっこり顔!なごみますね。
竹図も2枚あったが、後年の作品の方が筆致は粗いものの力強かった。
一番笑ったのは、「野雪隠図」。いやはや、こんなところを描くとは!!

こうなると4期もいかざるをえませんね。
4期すべていくと禅画のポストカードセットがもらえるそうなので楽しみだな。

紅葉が終わってしまった新江戸川公園。
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2016/12/17

【円山応挙-「写生」を超えて-展】

art-64 【円山応挙-「写生」を超えて-展】 根津美術館

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久々の根津美術館。
円山応挙展はもうすぐ終わってしまうということで、半日休みをとって美術館巡り。

第一章 応挙画の精華
まずは山水画からはじまり、鳥の絵。
「雪中水禽図」がいい。水鳥たちが非常に精緻に描かれているのがスゴいが、雪の風景で冷たさが伝わってくるかのよう。
しかし、今回一番素晴らしいと思ったのは「藤花図屏風」。幹は大胆に一気に描かれているが、花はとても細やかな筆致。美しい。
藤は藤でも「藤花狗子図」はかわいい!これも好き。応挙といえば、ワタクシにとっては、幽霊よりは狗子図だったりするのである。
「瀑布亀図」もかわいい系。大きな亀の背中にちっちゃな亀がのって滝を眺めている。滝はさらさらっと描かれている。
「雲龍図屏風」はダイナミック。
「筍図」はリアル。

第二章 学習と写生の徴
眼鏡絵というジャンル「四条河原夕涼図」。覗き眼鏡を通して見えた画像を、遠近法を用いて描いたものらしいのだが、実に現代的な絵で、この時代にこんな絵が・・・?応挙ってなんでも描けた人なんですね。若い頃の作品らしいけれど。
「富士図」の富士は、まるで北斎の山下白雨のよう。雷だろうか。これを描いた時、まだ富士山を見たことがなかったという。
今回の収穫の一つは、写生図帖がたくさん見られたこと。
ボタニカルアートのような・・・細かい筆致で、正確に描かれている。全頁見たかったなあ。

第三章 七難七福図巻の世界
もっとも驚いたのがこの図巻。経典に書かれた七難七福を描いた応挙の出世作。
上巻に天災、中巻に人災、下巻に福が描かれているのだが、上中巻が凄まじいのである。人々が逃げまどい、血がどば~、首や腕が転がる・・・血みどろ絵並の怖さ!リアルすぎる・・・
下巻にきてようやく平和な風景が並んでいてホッとしましたね。
こんな絵巻も描いていたことに驚きました。

様々な応挙が見られる展覧会でしたが、明日で終了です。

庭園の様子。
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2016/12/16

「キャプテン・フィリップス」

本日の映画

キャプテン・フィリップス [SPE BEST] [Blu-ray]
movie-59 「キャプテン・フィリップス」 Captain Phillips 2013年米

DIR:ポール・グリーングラス
CAST:トム・ハンクス、バーカッド・アブディ、キャサリン・キーナー
STORY:ケニアへの援助物資を運ぶアメリカのコンテナ船がソマリア沖で4人組の海賊に乗っ取られる。船長のフィリップスは他のクルーを救うため自ら人質となる。ネイビーシールズは船長を救おうとするが・・・

☆☆☆☆実話の映画化。

このお話は知っていたのだけど、実話の強みか、緊迫感のある映画だった。
監督がグリーングラスというのもあるのかな。地味だけれど、スリル満点で。
もっとドラマティックにできるところ、ちょっと抑えめにしているところもよし。
ワタクシ、グリーングラス監督とは相性がいいのかもしれない。
やはり実話の映画化だった「ユナイテッド93」もよかったし、ジェイソン・ボーンシリーズも好き。

もちろん、主演のT・ハンクスの真摯な演技もあるし、これがデビュー作というソマリア出身のB・アブディ(アカデミー助演男優賞候補ともなった)のリアルな演技がよかったというのもある。

船長の手記が元になっているわけだから、結末は知っているわけだけど、それでも、船長がどうなるのか、ハラハラドキドキだった。

しかし、ソマリアの海賊問題は、根底に長引く内戦や他国の産業廃棄物の投棄や乱獲による漁業の衰退、漁民の貧困などがあったりで、一概に悪とは決めつけられないわけで・・・
そういった背景も、うかがわせるような作りもよかったと思う。

見終わってホッとした映画でありました。

2016/12/15

酒井順子『ごはんの法則』(kindle版)

本日の本

book-28 『ごはんの法則』(kindle版) 酒井順子著 幻冬舎文庫

ごはんの法則 (幻冬舎文庫)
久々の酒井順子さんのエッセイ。

最近、電車で本を広げられないほど混んでいるときは、スマホでkindleを読んでいるのだが、そもそもスマホの操作も難しいことが多く・・・
読み始めて数ヶ月、ようやく読み終えた。

kindleも導入したての頃はいろいろと読んだけれど、やっぱりエッセイくらいがちょうどいいんですね。
ミステリーも読んでみたけれど、一気に読めばいいんだろうけれど、もしくは短編なら問題ないのだろうけれど、長編となると細切れ読書だとちょっと戻ってみたいとか、あとから伏線を確認したいとか、ができないので、最近はやめている。

で、このエッセイだけれど、相変わらず毒を少々交えつつで、おもしろい。
こういうのあるよね~、そうそうとうなづきつつ読了。
酒井さんはお酒を飲まないので、そういう部分はわかりづらいのだけど。
そして、意外と変なところに着目したりして、こだわりの人でもありますね。

食のエッセイとしては、ショージ君が大好きなのだけど、酒井さんのもいいな。

2016/12/14

マン・ファミリー・ワインズ カベルネ・ソーヴィニヨン

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コストコで買った箱ワイン。
最近マイブームの箱ワイン。いろいろ買ったけれど、さすがにこれは5リットルと多すぎるかな~と躊躇していた。
でもいつかはチャレンジしてみたくて・・・
先月コストコに行った際、ついに購入!

さすがに重い!
注ぎ口がいつもと違ってちょっと手間取ったが・・・

さすが!南アフリカのワインだけあって、箱ワインとはいっても濃いですねぇ。なかなかいいです。
なんといってもボトル1本あたりに換算すると安いのがうれしい。

うーん、しかし重くて、保管場所から取り出すのが大変。
でも飲むためならがんばる(笑)。

2016/12/13

「マラヴィータ」

本日の映画

マラヴィータ スペシャル・プライス [Blu-ray]
movie-58 「マラヴィータ」  The Family 2013年米仏

DIR:リュック・ベンソン
CAST:ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ
STORY:フランス・ノルマンディーの田舎町に引っ越してきたブレイク一家。一見ごく普通のアメリカ人一家のように見えるが、実は主のフレッドは元マフィアのボス。証人保護プログラムにより世界を転々とする一家は、ついついトラブルを起こしてしまい・・・

☆☆☆クライム・コメディ。

豪華だな~
監督がリュック・ベンソン、製作総指揮がマーティン・スコセッシ、主演がスコセッシの盟友ロバート・デ・ニーロ。
というラインナップを見ただけで、きっとマフィアものって思っちゃうけれど・・・正解!
でも、ブラックな笑いに満ちたコメディなんである。

目立たないように暮らさなければ、敵対するマフィアの標的となってしまうというのに、短気な一家はついかっとしてトラブルを起こしてしまう。
元ボス、ジョバンニは、態度の悪い水道やを骨折させ、妻は悪口を言われたことに腹を立てスーパーを爆破、子供たちは、学校内を牛耳る。静かに暮らせない一家(笑)。

ひょんなことから居場所がばれて、たくさんのマフィア軍団に襲われる一家だけれど、バッタバッタをなぎ倒して・・・

物壊しすぎ!
人死にすぎ!
このブラックさがたまらないなあ。
マフィアもののパロディですね。

デ・ニーロはお得意の役どころだし、相変わらずきれいなM・ファイファー。終始困り顔のジョーンズさんも楽しい。

マラヴィータって犬の名前だったんですね。

2016/12/12

キリン グランドキリン 夜間飛行

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またまたグランドキリンの新しいのが出た。
おととい、三鷹駅構内のクイーンズアイで見つけて購入。

注いでみると、アンバー色。
飲んでみると、思ったほどは焦げ味はないけれど、深みがあっておいし

い。じわじわと苦みもくる。

いやー、このシリーズ、はずれがないですね。
次に何が出るか今から楽しみです。

2016/12/11

三鷹:アントゥーカ

昨日結婚記念日ディナーで三鷹のフレンチのお店へ。
このところ、イタリアンが続いていたので、フレンチは久々。

こじんまりとしたお店だけど、心地よいお店でした。

コースは3品、4品、5品とあったけれど、ワタクシは小食なので3品で。

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まずはアミューズ。カリフラワーのポタージュ。海老とトマトの味も。冬は暖まりますね。

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私のアントレは吉田農園の赤カブとスミイカのグリル。
カブは塩をしていないそうだけど、ドライトマトがアクセントに。

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同居人のフォアグラと紅玉リンゴのタタン 鴨の燻製のサラダ。
味見させてもらったけれど、リンゴとフォアグラもあいますね。

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私のプレはひな鳥と茸のロティ ブルゴーニュ風。
ブルゴーニュ風って何かなと思ったら、エスカルゴのソースのイメージ?ひな鳥が柔らかくておいしい。

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同居人の大鹿村産シカモモ肉のロースト ソース・レザン。
シカは久々だったけれど、臭みもなくて食べやすいですね。レーズンともあう。
自家製パン2種は写真撮り忘れ・・・

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私のデセールはみかんのティラミス キャラメルソース。紅茶。
白いティラミス!

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同居人のポワール・ベルエレーヌ~洋ナシのコンポートとチョコレート~。コーヒー。

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ワインは、コート・デュ・ローヌの赤。
南仏のカリニャンを頼もうとしたらなくて、でも結果オーライ。

ちょうどいいポーションで、どれもおいしくて大満足。
また行きたいですね。


東京都武蔵野市中町1-10-1 國島ビル1F

2016/12/10

スワロフスキー フレンチブルドッグ

毎年結婚記念日に買い足していっているスワロフスキー。
去年はカタログを見てもピンとくるものがなかったのだが、今年はこれもいいな、あれもいいな状態。
その中でも一番欲しかったフレンチブルドッグを購入。
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かわいいというのもあるけれど、今年度上半期のフランス語会話の番組でフレンチブルが2匹出演?していて、ずっと見ていたから、ビビッときたというのもある。
首の赤いリボンがアクセント!
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もう入らないかと思われていたケース、ちょっと詰めたら入りました~
来年は入るか?? 

2016/12/09

『湿地』 アーナルデュル・インドリダソン

本日の本

湿地 (創元推理文庫)
book-27 『湿地』 アーナルデュル・インドリダソン著 創元推理文庫

STORY:レイキャヴィクの湿地にあるアパートで老人の死体が発見される。何者かが突発的に殺害したものと思われたが、残されたメッセージから事件の謎が解かれていく。

☆☆☆☆アイスランドのミステリー。

アイスランドのはヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン『フラテイの暗号』に続いて2冊目ですね。

この本、話題になったので前々から読みたいとは思っていたのだが、内容が重そうでなかなか取りかかれなかった。
確かに、とても重い・・・重苦しすぎる。
でも、サクサク読める。短いというのもあるけれど、読みやすくあっという間に読めてしまった。

過去のあまりにおぞましすぎる事件と、その事件が引きおこした今の殺人。
小さな島国というアイスランド特有の悲劇と言えるけれど、辛い。
辛いのに、先へ先へと読みたいという気持ちになる本で、もっと早く読まなかったのが悔やまれるなあ。

主人公のエーレンデュル警部も、20年以上前に離婚し、久々に再会した娘は麻薬中毒、息子はアル中と、描かれる私生活も暗い要素ばかりだが、わずかに希望を残すラストで、この後どうなるのかも気になるところ。

これは、次の作品『緑衣の女』も読まねば!

2016/12/08

ドメーヌ・デュ・グラン・ギャラン ボジョレー・ヌーヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ

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ヴェリタスさんで買ったボジョレー・ヌーボー第3弾にして、最後のボジョレー・ヌーボー。これにて今年のヌーボーはおしまい。

注いでみると、結構薄めの色だったので、ちょっと不安があったのだけど・・・
これ、とってもよかったです。
3本の中で一番おいしかった。

コクではないけれど、いい感じの甘みがあって、これ悪くないです。

来年の出来はどうかな~

2016/12/07

ドメーヌ・ジャン・ミッシェル・デュプレ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・1940

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ヴェリタスさんのヌーボー第2弾。

この蔵のヌーボーは数年ぶり。
前に飲んだ時もおいしいと思ったのだが、今回もよかったですね。
こちらの方が好みだな。
ちょっと厚みのある感じ。
樹齢75年という古木なのがいいんですかね。

2016/12/06

ドメーヌ・アラン・シャンバール ボジョレー・ヌーヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ

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いつもヌーボーを買ってるショップ(ヴェリタスさん)のもの。
これ、だいたい毎年入ってたかな?
あっさり系なんですね。
まあヌーボーってコクはないのでいいのですが。

あ、でも今年はまずまずかな。

2016/12/05

アサヒ クリアアサヒ 初摘みの贅沢

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クリアアサヒの派生品がまた出た。
この時期らしい、ホップをフューチャーしたもの。
去年もこんな感じのは出てましたね。

注いでみると、やや薄めの色。
飲んでみると、はじめ、ビールじゃないなという香り。
そして、はじめ甘み、のちやや苦み。
なんだけれど、基本コクはないし、後味もなし。

まあでもそれほどクセがないので、ぐっと飲むなら問題ないかも。

2016/12/04

サントリー ザ・プレミアム・モルツ 2016 初摘みホップヌーヴォー

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毎年出ている初摘みホップヌーヴォー。
これ結構すきなビール。

注いでみると、フツーの黄金色。
飲んでみると、ホップの香りがぐぐっとくる。
そして、苦み。これがいいんですね。
とはいえ、重さはなくて、意外と飲みやすい。

残念ながら、今年は香るエール版を購入できていない。
多分、もう手に入らないでしょうね。無念・・・

2016/12/03

リラックマ ごはん茶わん

ローソンの秋のリラックマフェア。
ponta会員・dポイントカード会員で、飲み物を30本買うともれなくもらえるのがごはん茶わん。
飲み物を買うときは、必ずローソン!
期間ぎりぎりのところでクリアできたので、本日交換してきました~

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デザインはシンプル。
リラックマも内側にちっちゃくついてるだけ。
なかなかいいんじゃないでしょうか。
しかし、思ったより深型で、普段使ってるお茶碗とは違う感じ。お店では時々見かけるタイプかな。

リラックマフェアでもらえる食器、洋から和に?
次は何かな~
楽しみだけど、ホント棚に入りません・・・

2016/12/02

「特攻野郎Aチーム The Movie」

本日の映画

特攻野郎Aチーム THE MOVIE(無敵バージョン) [Blu-ray]
movie-57 「特攻野郎Aチーム The Movie」  The A-Team 2010年米

DIR:ジョー・カーナハン
CAST:リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー、クライトン・ジャクソン、ジェシカ・ビール、シャールト・コプリー、パトリック・ウィルソン
STORY:戦略家のハンニバルをリーダーに、二枚目フェイス、怪力のB.A、パイロットのマードックで結成された特攻部隊Aチーム。米ドルの原板を奪還したAチームだったが罠にはめられ、刑務所送りとなってしまう。彼らは脱獄、身の潔白を証明しようとするが・・・

☆☆☆1980年代の人気テレビシリーズの映画化。

このシリーズ、好きだったんですよね~
ずっと見てました!

で、あれから20年たって映画化されたわけだけど、ハンニバル役のジョージ・ペパードはすでに亡くなっており、どうするのかと思いきや、リーアム・ニーソンがその役をやることに。
なんか違うんじゃ?と心配していてけれど、髪を銀色に染めて雰囲気出してましたね、リーアムさん!その他フェイスもB.A(コング)もマードックもテレビシリーズそっくりなキャストを揃えて(顔がって意味じゃなくて)、なんか楽しいなあ。
あの、テーマ曲を聞くとワクワクしますね。

お話としては、テレビシリーズの前日談的位置づけで、いかにしてAチームができあがることになったか・・・なのだけど、まあそれほど中身のある話ではなくて、ひたすら荒唐無稽でド派手なアクションを楽しむ映画ですね、あくまでも。

うーん、でも、これテレビシリーズ見てなかったら、随所のおもしろさがわからないのでは?
一方、テレビシリーズファンからしてみれば、そっちの方がよかったなと思うに違いない・・・
大ヒットテレビシリーズの映画化って難しいですね。

キャストとしては、マードック役のコプリーのいっちゃった演技がおもしろかったと思う。

2016/12/01

ロバート・L・フィッシュ『懐かしい殺人』

本日の本

book-26 『懐かしい殺人』 ロバート・L・フィッシュ著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:英国ミステリ作家倶楽部創設者の3人の老作家は不遇をかこっていた。そこで考えついたのが殺人請負業。順調だった商売も、あるとき問題発生。困り果てた3人はどんな依頼者も無実にするという弁護士パーシヴァル卿に相談するが・・・

☆☆☆☆ユーモアミステリ。

フィッシュといえば、ホームズのパロディ、シュロック・ホームズなのだろうけれど、こちらもまだ読んでいない。
いつもお邪魔しているブログでたまたま紹介されていたのを見て、なんかおもしろそう!と思って読んでみたのがこれ。
思った通り、おもしろかった!

最初から最後までニヤニヤクスクスがとまりませんね。
ただ、ちょいブラックなユーモアなので、人を選ぶかなあ。

時代遅れになってしまった老ミステリ作家3人組が、お金がほしい!ということで殺人を請け負うことになる。
自分たちがかつて書いたミステリで使ったトリックを駆使し、良心の呵責もなく、次々殺していくというあたりが超ブラックでおもしろい。

で、そのあとどうなるんだろと思ったところで、失敗。
致し方なく、報酬のがっぽりとるけれど決して負けない弁護士に依頼することに。せっかく今まで稼いだお金を全部持っていかれてしまうとこともさらにブラック。

最後は法廷ドラマとなって、うーん、なるほど。この法廷ドラマ部分もいやおもしろいね。

ということで、これ、もっと早く読むべきだったなあ。
シュロック・ホームズも挑戦してみよう。

4150722528懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)
ロバート L.フィッシュ 菊池 光
早川書房 1977-10

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