今年をふり返って(2016年)
今年はだいぶ仕事は落ち着いてきましたが、あまり体調がよくなくて疲れました・・・いやはや年ですね(笑)
さて、まずは今年の5本。
今年見た映画は60本。去年より仕事は忙しくなかったはずだが減ってしまった。
映画館で見たのは2本。なかなか行けなくて・・・
今年も五つ星はなく、四つ星が7本。
「ブリッジ・オブ・スパイ」
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
「あなたを抱きしめる日まで」
「潜水服は蝶の夢を見る」
「リンカーン」
「愛、アムール」
「キャプテン・フィリップス」
順位をつけると・・・
1.「愛、アムール」
老々介護のお話で悲しく辛い映画。E・リヴァが素晴らしい。
2.「あなたを抱きしめる日まで」
アイルランドで昔修道院であったという非人道的なお話。実話とのことだが、主人公の赦しが救い。
3.「潜水服は蝶の夢を見る」
脳梗塞で身体の自由を奪われ、意識ははっきりしているのにコミュケーションをとれない人が瞬きだけでついには本を書くという実話。奇跡。
4.「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
アルトマンの遺作。いつものとおり楽しい群像劇。
5.「ブリッジ・オブ・スパイ」
スリリングなスパイ物。T・ハンクスもいいのだけど、アカデミー助演男優賞を受賞した、M・ライアンスの抑えた演技が素晴らしい。
今年の5冊。
今年読んだ本は28冊。これまた昨年より少ない。スマホを見る時間が多いせいかも。
去年、重いミステリーばかり読んでいたので、今年はユーモアミステリとかドメスティック系を読むことが多かったし、一時期短編にもはまった。来年はバランスよく読みたいものだ。
順位は・・・
1.アーナルデュル・インドリダソン『湿地』
めずらしいアイスランドミステリ。暴力に満ちた読んでいて辛いミステリだが、一気に読める。
2.ロバート・L・フィッシュ『懐かしい殺人』
古いユーモアミステリ。にやにやクスクス。洒落ている。
3.ジャック・リッチー『ジャック・リッチーのあの手この手』
バラエティに富んだ短編ミステリ。守備範囲が広いなあ。
4.エドワード・D・ホック『怪盗ニック全仕事』
意外なものを盗む泥棒ニック。おもしろい。
5.益田ミリ『47都道府県女ひとりで行ってみよう』
かなりマニアックな旅。ワタクシもこんな旅がしてみたい。
今年の5展。
過去最高の68展を見に行った。見たい展覧会はほぼ見たかな。
順位をつけるとすると・・・
1.【鈴木其一展】
まさに鬼才。奇抜な絵から、オーソドックスな絵まで。ビジュアルがすごい。
2.【広重ビビッド展】
ついに名所江戸百景と六十余州名所図会が全部見られてうれしい。原コレクションは初摺りでビビッド!
3.【勝川春章と肉筆美人画展】
今までよく知らなかった春章をたくさん見た年だった。元々美人画はあまり見なかったのだが、今後はもっと見てみよう。
4.【カラヴァッジョ展】
少ない作品しか残していないカラヴァッジョが11点もきた!光と影。
5.【メアリー・カサット展】
35年ぶりの回顧展。繊細でやさしい作品が多い。版画が素晴らしい。
今年のお酒。
今年は箱ワインにはまった。ついつい飲み過ぎちゃうのがねぇ。
日本酒もいろいろ飲んだけれど、焼酎は完全に卒業。
ビールは新発売はかなり網羅。
来年も飲むぞ~
今年もご訪問ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
よいお年を!
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