『湿地』 アーナルデュル・インドリダソン
本日の本

book-27 『湿地』 アーナルデュル・インドリダソン著 創元推理文庫
STORY:レイキャヴィクの湿地にあるアパートで老人の死体が発見される。何者かが突発的に殺害したものと思われたが、残されたメッセージから事件の謎が解かれていく。
☆☆☆☆アイスランドのミステリー。
アイスランドのはヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン『フラテイの暗号』に続いて2冊目ですね。
この本、話題になったので前々から読みたいとは思っていたのだが、内容が重そうでなかなか取りかかれなかった。
確かに、とても重い・・・重苦しすぎる。
でも、サクサク読める。短いというのもあるけれど、読みやすくあっという間に読めてしまった。
過去のあまりにおぞましすぎる事件と、その事件が引きおこした今の殺人。
小さな島国というアイスランド特有の悲劇と言えるけれど、辛い。
辛いのに、先へ先へと読みたいという気持ちになる本で、もっと早く読まなかったのが悔やまれるなあ。
主人公のエーレンデュル警部も、20年以上前に離婚し、久々に再会した娘は麻薬中毒、息子はアル中と、描かれる私生活も暗い要素ばかりだが、わずかに希望を残すラストで、この後どうなるのかも気になるところ。
これは、次の作品『緑衣の女』も読まねば!
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