第89回アカデミー賞授賞式
とうとうこの季節がやって参りました!
アカデミー賞授賞式。
「ラ・ラ・ランド」どこまで行けるかな~
今年の司会はコメディアンのジミー・キンメル。
ああ、マット・デイモンの宿敵の人か!
きっとこのネタも出る???
ジャスティン・ティンバーレイクがいきなり登場。会場に入ってきた!
ポップ!昨年の大ヒット曲を軽快に披露。アニメ「トロールズ」の主題歌ですね。主題歌賞の候補にもなっている曲。
そしてジミー・キンメル登場。
遠回しにこの間のアメリカ・・・分断されたアメリカについてチクリチクリ。
しょっぱなから出ました、マット・デイモンネタ(笑)
トランプに対する皮肉もたっぷり。きっとトランプがツイートしてくれるだろうって(笑)
アウトサイダーを歓迎する、ハリウッドでは。人種では差別しない、体重で選別するんだって(笑)
いいね、なかなかトークがおもしろいです。
M・ストリープも茶化して、いきなりのスタンディングオベーション。
何せ20回目のノミネート。すごいよね。
はじめは助演男優賞の発表。プレゼンターは、昨年の助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィカンダー。
受賞したのは、下馬評通りマハーシャラ・アリ。感謝の言葉を涙目で語っていた。
J・キンメル、またもやトランプを皮肉って・・・
続いて登場したのはケイト・マッキノンとジェイソン・ベイトマン。
メイク・ヘアスタイリング賞は「スーサイド・スクワット」のチーム。イタリア出身なので賞を移民に捧げたいと。
衣装デザイン賞は、「ファンスタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のコリーン・アトウッド。4回目の受賞?本人もびっくり。さっそく「ラ・ラ・ランド」いくかと思ったけど、そうでもなかった。
タラジ・P・ヘンソン、ジェネール・モネイ、オクタヴィア・スペンサーが登場。NASAの裏方として活躍した3人の女性たちを演じている。紹介されたのはNASAの功労者である物理学者のキャサリン・ジョンソンさん。
そして長編ドキュメンタリー賞は「O.Jメイド・イン・アメリカ」に。
ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン登場。歌うのかと思いきや・・・
「モアナと伝説の海」の主題歌を歌うのは、モアナ役のアウリィ・クラヴァーリョ。かわいらしい人。
映画芸術科学アカデミー会長シェリル・ブーン・アイザックスの挨拶のあとに上から落ちてきたのは・・・キャンディー!!
ソフィア・ブテラとクリス・エヴァンスがプレゼンターとして登場。
音響編集賞は「メッセージ」のシルヴァン・ベルマール。
録音賞は「ハクソー・リッジ」のチーム。ケヴィン・オコネルはなんと21回目のノミネートでついに受賞だそう。
「ラ・ラ・ランド」、なかなかこないなあ。
ヴィンス・ヴォーンが紹介するのは、特別賞。
リン・スタルマスター、アン・コーツ、フレデリック・ワイズマン。
そしてジャッキー・チェン。レッドカーペットをパンダを持って歩いていた?
さあ、助演女優賞の発表。
昨年の助演男優賞を受賞したマーク・ライランスがプレゼンター。マークさん、帽子好き?いつもかぶってる。
今回はアフリカ系の女優さんが3人もノミネートされてますね。昨年がああだったからなのか・・・
受賞したのは「フェンス」のヴィオラ・デイヴィス。これは順当。是非獲ってほしかった女優さん。ひときわ大きな歓声でしたね。スピーチがまたいいね。人生のすばらしさを皆さんにお届けできるアーティストに生まれたことを感謝したいと。
キンメルもあのスピーチのあとで誰がスピーチできるんだろうって。
シャーリーズ・セロンは「アパートの鍵貸します」のシャーリー・マクレーンに影響を受けたと語り、なんと2人でプレゼンターとして登場。S・マクレーン久々ですね。
外国語映画賞の発表。
有力視されていたのはイラン映画なのだが、トランプ大統領の大統領令に抗議して、出演者や監督がボイコットするという事態になっている。
ああ、そしてやはり受賞したのはその映画。「セールスマン」。
ファルハディ監督のスピーチは代読。トランプへの批判がちりばめられたスピーチだが、ホントは監督自身の言葉で聞きたかったところ。
デヴ・パテルが紹介するのはスティング。「Jim: The James Foley Story(原題)」の主題歌を歌う。枯れ具合がいいなあ。
アニメーション賞のプレゼンターは、ヘイリー・スタインフェルドとガエル・ガルシア・ベルナル。ヘイリー、きれいになったなあ。「トゥルー・グリッド」から7年になるのか。
短編アニメーション賞を受賞したのは、「ひな鳥の冒険」。これかわいい!見たい!
ガルシア・ベルナルが世界を分断する壁に反対すると言った時の盛り上がり、すごい。
長編アニメーション賞を受賞したのは「ズートピア」。ここでもトランプ批判。動物の話ではないよと。
ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンが発表するのは美術賞。
ついにきた!「ラ・ラ・ランド」の2人。カラフルな映画だもの。これは受賞していいよね。
さあ、今日のどっきり!
全然知らないツアーバスの観光客がドルビーシアターに
。スターと握手してるよ!写真撮ってるよ。なんとうらやましい!
リズ・アーメッドとフェリシティ・ジョーンズが発表するのは・・・
視覚効果賞は「ジャングル・ブック」のチーム。
おお、マイケル・J・フォックスがセス・ローゲンとともにデロリアンで登場。大喝采。最近、マイケルはいろいろと活動してますね。病気はどうなんだろう。でも元気そうだった。
編集賞の発表。
「ハクソー・リッジ」のジョン・ギルバートが受賞。「ラ・ラ・ランド」破れる!
さらに上からお菓子が降ってきて・・・
次のプレゼンターはデヴィッド・オイェロウォとサルマ・ハエック。サルマ、ちょっと年取ったかな?え?でも50歳か。それなら若いよ。
短編ドキュメンタリー賞を受賞したのは「ホワイト・ヘルメット シリア民間防衛隊」。監督のスピーチは代読。
短編実写映画賞を受賞したのは「合唱」。
キンメルが、はじまって2時間になるけれどトランプが全然ツイートしてないって、だいじょうぶかしらって(笑)壇上からツイートするキンメル。
科学技術賞を紹介するのはジョン・チョーとレスリー・マン。
授賞式にメディアの参加は許されませんでした・・・ってトランプジョーク(笑)
ハビエル・バルデムが好きな女優はメリル・ストリープ。
と語ったところで2人で登場。
メリル、いつもユーモアがあっていいね。司会者へちゃんと返したりして。
撮影賞に輝いたのは、「ラ・ラ・ランド」のリヌス・サンドグレン。
いよいよきたか?「ラ・ラ・ランド」。
またまた楽しいコーナー。
悪口ツイートを紹介するコーナー。
あ、ナタリー・ポートマンだ!もうすぐ子供が生まれるから今日は欠席なんだよね。残念。
「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンがこの映画の曲を紹介。主題歌賞に2曲もノミネートされてるのね。
あ!マット・デイモンがキンメルに足を引っかけた(笑)
この場でも応酬しあう2人。
サミュエル・L・ジャクソンが発表するのは、作曲賞。
「ラ・ラ・ランド」のジャスティン・ハーウィッツ。これはとってもらわなきゃね。サントラ欲しいなあ。この人はチャゼル監督のハーバード時代のルームメイトなんですって!いいコンビだな。「セッション」もよかったしね。
次に登場したのはスカーレット・ヨハンソン。歌曲賞の発表。
「ラ・ラ・ランド」のハーウィッツら3人。そうでしょう、そうでしょう。これもとらなきゃね。
ジェニファー・アニストンが発表するのは、亡くなった人たち。
サラ・バレリスの歌で。
冒頭、友人であるビル・パクストンが昨日亡くなったと涙を流してましたね。
ビル・ナン、ジョージ・ケネディー、ジーン・ワイルダー、マイケル・チミノ、アンジェイ・ワイダ、パティー・デューク、エマニュエル・リヴァ、アントン・イェルチェン、メアリー・タイラー・ムーア、プリンス、ケニー・ベイカー、ジョン・ハート、ナンシー・レーガン、ケン・ハワード、ザ・ザ・ガボール、デビー・レイノルズ、キャリー・フィッシャー・・・
またまた、キンメルのマット・デイモンに対するおちょくりが。
というところで、やっぱり?登場したのはマット・デイモンとベン・アフレック。「グッドウィル・ハンティング」で脚本賞を受賞したコンビですね。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケネス・ローガンが脚本賞を受賞。
確かにこの映画は脚本がよさそう。
エイミー・アダムス登場。脚色賞の発表。
受賞したのは、「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス、タレル・アルビン・マクレイニー。ジェンキンスは監督賞候補でもある。
脚本賞、脚色賞を見ていると、作品賞はどうなるか?まだまだわからない・・・
シリアスな映画の方が強い?
あれ?今度は上からクッキーとドーナツが降ってきた。オクタヴィア・スペンサーが大喜びしてる(笑)。
さあ、いよいよ式も佳境に。
監督賞の発表は、ハリー・ベリーから。
受賞者は、「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル。32歳というのは最年少での受賞らしい。「セッション」も凄かったし、監督きてますね。これからどんな素晴らしい映画を撮ってくれるんだろう?楽しみだ。
続いては主演男優賞の発表。
プレゼンターは昨年のアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。
受賞したのは、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレック。やったね!地味だけど、兄のベン・アフレックより俳優としての才能はあるよね。しかし、このもじゃもじゃ髪はなんとかしてほしい(笑)ダメ男だしね・・・
そして、主演女優賞の発表は、昨年の主演男優賞受賞者レオナルド・ディカプリオから。
受賞したのは、「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン。
おめでとう!歌って踊れるエマ、素敵。キラキラ耀いてました。
そして、最後に登場したのはウォーレン・ビーティとフェイ・ダナウェイ。ダナウェイが変わりすぎちゃって誰だかわからなかった・・・「明日に向かって撃て!」の2人ですね。
多様性と自由が大事というW・ビーティに拍手が。
そして、作品賞を受賞したのは、「ラ・ラ・ランド」。
おおっ、やっぱりきた!
ビバ!ミュージカル!!
と思ったら、まさかの読み間違い??
作品賞は「ムーンライト」に。なんてことだ!読み間違えってありか?ウォーレン・ビーティとフェイ・ダナウェイ!前代未聞だよ。
どうやら、主演女優賞の封筒を間違って渡してしまった模様で・・・
ビーティが悪かったわけじゃないのか。
「ラ・ラ・ランド」のプロデューサーが自分からオスカーを渡したいと機転を利かせたのはよかったかと・・・
いや、まさに何が起きるかわからないアカデミー賞ですね。
司会のジミー・キンメルはとてもよかったので来年もやってくれないかな。
こんなことがあったからムリかな?もう来年はやらないって言ってたけども。
最後にあまりにびっくりして、まだ立ち直ってないのですが・・・
いずれにしても、来年をまた楽しみに!
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