アリ・ブランドン『書店猫ハムレットのお散歩』
本日の本
book-1 『書店猫ハムレットのお散歩』 アリ・ブランドン著 創元推理文庫
STORY:ダーラが経営するブルックリンの書店のマスコット猫ハムレットの元気がない。心配したダーラは猫のセラピストに診てもらう。一方、ダーラが通う空手道場で指導者が死体となって発見されるが・・・
☆☆☆コージーミステリ第2弾。
書店猫ハムレットのふてぶてしさが気にいったので、第2弾も読んでみた。
ツンデレで、なかなかダーラにも心を許さないハムレットが、まさか!自分が出来損ないと感じて元気がないとは(猫のセラピストが不思議な人物)!
そうはいっても、またまた事件のヒントをくれるのだけど、人間の皆様が鈍すぎるんじゃ(笑)。
というか、あまり推理する余地もなく、突然犯人が割れるという・・・
ま、そんなことはどうでもよくて(ミステリーなのに??)、登場人物の掛け合いを楽しむべきなんですね。
前作に引き続いて、おなじみの人物たちが登場するわけだけど、今回は新たに犬登場!イタリアン・グレイハウンドのローマである。
ハムレットもローマのことは認めているようだし、次作以降も登場するんでしょう(多分)。
ダーラとリース刑事の仲はあまり進展しないのだけど、今後どうなるか?
次も是非翻訳してほしいなあ。
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