【並河靖之七宝展】
art-10 【並河靖之七宝展】 東京都庭園美術館

はじめての回顧展という、並河靖之の展覧会に行って参りました。
七宝焼きは1回だけやってみたことがあるものの、スルーしていまいそうな展覧会だったのだが、以前美の巨人たちでやっていて興味を持ったので行ってみた。
並河靖之は、貧しい武家に生まれ、生活のために副業で七宝焼をはじめ、契約を打ち切られたり、マンネリと言われたり、赤坂離宮の壁を七宝で飾る計画では、無線七宝(並河靖之は有線七宝)の濤川惣助に負け・・・
という具合に幾多の困難を乗り越えて七宝を極めた人。
とにかく細かい細工に驚きますね。
はじめた当初の作品は光沢がなく、くすんだ感じだし、柄も確かにワンパターンなのだけど、一皮剥けてからの作品はスゴイ!
美しい紋様でしかも細かい。
これ、是非とも単眼鏡で見るべきですね。
この細かさを線で作るなんて驚きである。
蝶と唐草模様もいいのだけれど、藤がもっと素敵。
大きな花瓶だけでなくて、ちっちゃな瓶もさらに細工が細かくてため息もの。
花鳥風月をあらわした作品もいいけれど、晩年の風景模様もいいですね。きらびやかさはないけれど、いい意味で枯れていて。
庭園美術館で開催されているというのもポイントで、この雰囲気にぴったりなところもよい。
目の保養になります。
是非どうぞ。
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