「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
本日の映画
movie-6 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 The Curious Case Of Benjamin Button 2008年米
DIR:デヴィッド・フィンチャー
CAST:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、ジェイソン・フレミング、イライアス・コティーズ、ジュリア・オーモンド、エル・ファニング、タラジ・P・ヘンソン、ジャレッド・ハリス
STORY:老人のような奇異な容貌で生まれた赤ん坊が老人ホームに置き去りされる。ベンジャミンと名付けられたその子は成長するに従い、髪が増え、皺が減り、若返っていく。入居者の孫娘デイジーと運命の出会いを果たすベンジャミンだったが・・・
☆☆☆ファンタジードラマ。
なんと、原作はスコット・フィッツジェラルドの短編とか。
元々もこんなお話だったんだろうか。
なんとも奇異なお話。
こんなお話を思いつくなんてね。
ストーリー自体が驚きなところに、さらに監督がデヴィッド・フィンチャーというのがまた驚き。
フィンチャーと言えば「セブン」、「ゲーム」、「パニック・ルーム」、「ゾディアック」、「ドラゴン・タトゥーの女」、「ゴーン・ガール」という、何か心がざわざわする・・・後味も決してよくなかったりする映画のイメージだったのに、この映画、とっても切ない。
80歳の老人として生まれたベンジャミンが、次第に若返っていき、いろいろな人との出会いを通じて成長する物語ではあるけれど、デイジーとの恋物語の要素が大きい。
普通に年をとっていくデイジーと若返っていくベンジャミン。どう考えても悲しい結末にならざるをえない・・・というあたりから泣けてくる。愛する人と一緒に年をとっていく、という当たり前のことができない2人が悲しすぎる・・・
主演のブラッド・ピット、すごく上手いというわけではないのだけれど、美しいんですよね。笑顔が耀いている!
デイジー役はK・ブランシェットは、この映画ではブラピとの相性がちょい微妙なのだけど、演技はピカイチ。
あまりに長い映画なのでずっと敬遠していたのだけど、やっぱり観てみてよかったな。
フィッツジェラルドの短編を読んでみたい。
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