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2017年5月

2017/05/26

香川ブルワリー さぬきビール スーパーアルト

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この前、パナソニック汐留ミュージアムに行った際、帰りに香川・愛媛せとうち旬彩館に寄り買ってきたビール。
以前は、ケルシュを買ったんでした。

注いでみると、アルト・・・焦げ茶色。
呑んでみると、ふーっとカラメルの香り。
苦みもあるけれど、強くはなくて、案外飲みやすい。
というのでグイグイ飲むもんじゃないですね。アルコール度数は6.5とちょっと高めなので。

2017/05/25

正雪 カップ酒

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先日、東海道歩きをした際、由比の酒蔵、神沢川酒造場で母親が買ってくれたお酒。

右の青いラベルが金紋、左の黒いラベルが上撰。

金紋はちょっと甘めで少しアルコール臭あり。
まあでも角がある感じではない。

上撰の方が辛口ですね。こっちの方が好みかな。

なんといっても、ラベルが広重の「由比 薩埵峠」でいいですね。
おみやげにもぴったり。
このカップは捨てられません!

2017/05/24

東海道五十三次歩き(第3回) 蒲原~由比4

(3より続く)

地蔵堂を通り、由比川を渡って少し行くと、春埜製菓が見えてくる。
このお店には弥次さん喜多さんも食べたというさとう餅がたまご餅と名前を変えて発売されているというので、是非食べたいと思っていたのだが・・・
お店をのぞいてみると、バラ売りも箱売りも置いていない様子。午後だから売り切れてしまったのか、平日はあまり置いていないのか・・・
とても残念である。

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ツナ缶で有名ないなば食品の前を通り、ちょっと右に折れて桃源寺へ。
山門脇に双体道祖神。富士川以西では珍しいという。
入ると、大いいちょうが。こちらは雌木。

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境内には羅漢さまが点在しているが、奥には七体の石仏観音菩薩像がある。
左から、不空羂索、如意輪、准胝、十一面、馬頭、聖、千手。
いいですねぇ、こういうお寺。

その裏手にあるのが地持院。
代掻き地蔵なるものがあると聞いていたのだが、パッと目に入ったのは見守り地蔵とわらべ地蔵。
代掻き地蔵は探せどなく・・・
どうやら本堂にまつられている模様で、結局見ることができなかった。

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お隣の豊積神社にもまた大いちょうが。こちらは雄木で、桃源寺の銀杏と夫婦とか。いずれにしても、大木で写真に撮るのが大変だ。

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東海道に戻る道で、ついに猫の撮影に成功!
午前中一匹出会っていたのだが、逃げられてしまい・・・
しかし、この猫は堂々としてまったく逃げるそぶりもみせなかった。

由比漁協を過ぎたあたりで東海道は右折、階段を登る。
登った先に天満大自在天神(北野神社)があり、鳥居の前に常夜燈があった。
前回と違って、この日はそれほど、常夜燈に出会っていない。

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そして、ここには白猫が。不敵な面構え!にゃん相が悪いぞ(笑)。
それとともにめずらしい鳥にも出会った。イソヒヨドリである。
綺麗な色!
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見ざる言わざる聞かざるの庚申塔を見て、馬頭観音があるあたりがもう由比の駅の上。

時間はもうちょっと余裕がありそうだったので、もう少し先までいって引き返すことにした。

東海道から右へ入ってちょっと寄り道。
このあたりは、ミカン類とともに枇杷の木がたくさんあり、どうやら産地の模様。収穫まではもうちょっとだろうか。
そういえば、道々、いろいろな種類の柑橘類が売られており、すぐに帰るんだったらば買ったのだけど・・・さすがに荷物が重くなるので買えなかった。

宗像神社の境内には相撲場跡とあり、軍配の形をしたオブジェがあった。
先を進むと、由比地すべり管理センターがあり、そこからは薩埵峠が間近に見える。

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ほどなく再び東海道に降りていくと、小池邸がある。
小池家は代々名主を務めていた家で、このお宅はなまこ壁、大戸、くぐり戸を残している。
ぎりぎり中も見学出来る時間だったので、ちょっとだけお邪魔し、庭も拝見。
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というところで、そろそろ時間となったので、次回はここからスタートとし、由比駅へと引き返した。

切符を買っていると4時27分に間に合わないなあ、でも仕方ないか、待とうと思っていたのだが、な、なんと!駅には駅員さんがいなかった!
しょうがなくスイカで入ることにし、走って27分の電車に乗ることができた。座ってウトウトする。

三島ではいったん改札を出て、新幹線の切符を購入、再び走って5時20分のこだまにのることができた。前回、前々回より2台早いこだまである。
意外と混んでいて、席が離れてしまったが、熱海で隣の人が降りたので、並んで座る。

7時半前には最寄り駅に到着。
今回もまた庄やで乾杯!
生ビール×2、谷中生姜、静岡おでん、煮穴子の炙り焼き(お通しは生しらす)。

さてさて、次回は来月半ばですが、お天気がよければ薩埵峠を越え、江尻あたりまで行きたいと思っています。
晴れるといいなあ。

(完)

2017/05/23

東海道五十三次歩き(第3回) 蒲原~由比3

(2から続く)

そろそろお昼。
諸々の見学は後回しにすることにして、おもしろ宿場館の2階のパノラマテラス海の庭でお昼ご飯にすることにした。

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あれ?去年きた時は弥次さんも喜多さんもいた気がするのだけれど、今年は弥次さんだけ?どうしたんだろう。
眺めがとてもよい。薩埵峠もかなり近くに見えている。
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頼んだのは赤富士丼。生桜えびのまわりに揚げ桜えびがこれでもかというくらいにのっている。海藻サラダ、みそ汁、漬け物つき。
桜えびがおいしい。新鮮。
この3回の東海道歩きで、もう1年分以上の桜えびを食べたなあ。堪能したなあ。

しかし、結構ボリュームがあり、重い体で再び歩きを開始。
少し戻って、先ほど飛ばしてしまった慈徳寺へ。ここをとばすわけにはいかない。なぜって女子厄除石段があるから。

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そして、由比本陣公園。
ここは去年の夏も来ているのだが、相変わらず馬の水呑場には亀がびっしり。なんでこんなにいるんだか・・・
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東海道広重美術館を見学する。
今回やっていた展覧会は「浮世絵と広告」。
なるほど、こういう目で見たことはあまりなかったけれど、浮世絵は広告の意味合いもあったわけで・・・
お店の宣伝、商品の宣伝。東海道五十三次でも描かれている版元の宣伝。
こういう隠れたものを見つける楽しみってのもあるんですね。
そして、今回はじめて知ったのが、いろいろな絵に広重のヒロの字を菱形にかたどった模様が描かれているということ。
今度から注目して探してみよう。
常設展示も一通り見ておしまい。

外のベンチに座ってオレンジを食べて休憩。
明治天皇が休憩した座敷を再現した御幸亭は外から眺め、由比宿交流館も一瞬除く。
由比缶詰所が売る高級ツナ缶ホワイトシップが置いてあるということで、一瞬買おうかなと思ったのだけど、結構大きな缶詰で重そうなので断念した。

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公園の前には正雪紺屋。
由比正雪はここの生まれらしい。

脇本陣、明治の郵便局だったという平野宅を通りすぎ、正法寺へ(公園の隣)。
ここには由比語源の碑がある。
ユヒは組合とか協同、交換の意味に使用され、農業や漁業の仲間同志の労働的な常套語だったという。

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国登録有形文化財の清水銀行の建物を撮影、そのすぐ先が西木戸、西枡形跡で、くいっと道は曲がり、由比宿を出る。

2017/05/22

東海道五十三次歩き(第3回) 蒲原~由比2

(1から続く)

地元のおばさまと出会っておしゃべりしながら進む。
高札場跡を通り過ぎ、おばさまとは旧五十嵐歯科医院の前でお別れ。
ここを見学したくて、登山したようなもの。9時半にならないと開かないのだ。

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ここは外観は洋風建築なのに中は和風。
見学の方はお声をおかけ下さいというので、ごめんくださいというと、ボランティアガイドの方が出てきてくれた。NPO法人が管理してるんですね。

靴を脱いで上がる。
五月人形とつるし雛、めずらしや全部木で出来てる蓄音機もあった。もう部品が手に入らず今は聞くことができないらしい。電話室もあった。

この時、また訪問者(年配の男性二人組)がきたのだが、清水まで歩くので急いでいるというので上がらずに行ってしまった。せっかくなのにね。

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次の間にいくと欄間が素晴らしい。広重の近江八景。
美の壺で放映されて、近々再放送があるというから是非見なければ・・・

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庭を見ると井戸が。
二階の診療室まで水をくみ上げていたという。

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二階に上がると欄間は東海道。
襖絵がきらびやかで美しい。と思ったら、逆の側から見ると墨絵なのだった。
と見てくると、洋館であることを忘れますね。

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ここを出て斜め前の志田邸の写真を撮り、美しい格子戸の家、増田家も撮り、左折すると西木戸。ここで蒲原の宿もおしまい。

蒲原宿を出てしばらく歩くと秋葉道の道標。
貞心寺があり、その駐車場に塗装工事殉職者供養碑があった。
蒲原では優秀な塗装技能者が多くいたとのこと。そうなのか。

このあたり、桜えびとかしらすとかを売る店がたくさんあり、このまま帰るんだったら生を買うよね。まだまだ道中長いのでムリですが。

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蒲原駅を通り過ぎたところに小さな稲荷社が。
中をのぞいてみると、おお!生のあげが供えてある。

東名をくぐり神沢川を渡ったところに酒蔵が!
神沢川酒造場である。
お店にお邪魔すると、82歳というおばあちゃまがいらしたのだが、いや~お若い。お話も楽しい。

母親にワンカップ2つを買ってもらい(広重の薩埵峠のラベル)、お店を後にする。

ほどなく地蔵堂があり、すぐそばに一里塚跡(39里)。
いよいよ由比宿だ。

入り口は枡型になっている。
これは蒲原でもそうでしたね。

御七里役所跡の碑と説明板がある。
紀州徳川家の飛脚の役所跡だが、いやー昔の飛脚ってすごいなあ。健脚だなあ。
特急便はなんと4日で着いたとか。

2017/05/21

東海道五十三次歩き(第3回) 蒲原~由比1

東海道歩き3回目。
前週に引き続き、歩く。今回は美術館に行ったりするので一区間のみの予定。

前回と同じ新幹線に乗ることにしたが、6時前は指定席券売機が1台のみしか使えないので、さらに早く家を出ることにした。
結果、さらに1本早い電車に乗ることができ、東京駅での乗りかえも余裕。
6時56分のこだまである。
残念ながらこの日の天気は曇り、午後からは雨という予報と前日見ていたので富士山は難しそう・・・
と思ったら、天気予報は変わり、静岡は晴れ間も出そうな?
むむむ、ならばもうちょっと日焼けどめをしっかりぬってくればよかった。なにしろ、まだ腕は剥けているのだ。

乗り込んで早速ソーセージロール、バナナ、野菜ジュースで朝ご飯。

1時間弱で三島に到着、東海道線に乗りかえ、沼津でまた乗りかえ、前回のゴールだった新蒲原駅へ。8時34分着。早速歩き始める。

前回は蒲原宿を見学する途中で時間切れだったのでその続きからとなるが、地図を見ると蒲原城址があり、そこに登ってみようかという話になっていた。
しかし、研究の結果、どうやら結構道が少し荒れていそう、ということで、地元では桜の名所として知られているらしい御殿山の方に登ってみることに。

八坂神社のところから登山道がはじまる。
登り始めてしばらくは、野仏がたくさんおかれていてテンションが上がりますね~
なんでもかんばら野仏の会の方たちが自ら彫った野仏を置いた(平成8年)・・・ということらしいのだけれど、いや~なごみます。かわいい!
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しばらく行くと赤いつり橋があり(さくらつり橋・・・それほど揺れはしない)、ぐいぐいと登っていく。
どうやら桜の季節しか人が行かないのか、草はボウボウ、蜘蛛の巣もはっていたり・・・でも静かな道でなかなかよろしい。

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御殿山広場に出て、さらに登ろうとしたところ、くまんばちがブンブン飛んでいる。危ない危ない。エアーサロンパスをシュッシュとしつつ、なんとか突破、狼煙場に到着。
物見台があったので、せっかく上がってみたのに・・・
なんと、木が邪魔して薩埵峠が見えない!
きっと見えるに違いないと、この山に登ってきたのになあ。

トボトボと降りて、展望台から富士山の方を眺めてもダメ。
新蒲原に到着する前に一瞬、見えたのだけど・・・
トマトを食べて休憩してから、行きとは違う道を通ってみたらもしかして薩埵峠が見えるかも?ということで進む。

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そしたら、見えました!やっと。
ちょいぼんやりしているけれど、遙か向こうに・・・
富士川の方を見ればピンク色に染まっている。これはもしかして桜えびを干しているのかな?
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そこから元の道に戻るつもりがあれれ?
違った道に出てしまい、降りたところは正八幡神社だった。

2017/05/20

春のリラックマフェア ガラスのうつわ

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恒例、ローソンの春のリラックマフェア。
今回ももちろん!チャレンジ。
そして、もちろん、職場の皆さんからシールの提供を受けて、無事40枚ためることができました~

今回はガラスのうつわ。
意外と大きいです。
これって、ソーメン入れるといいかも?
って思ったら、ローソンのホームページみたら、やっぱりソーメンが入っているという・・・

よし、今年はこれでソーメンだ!

2017/05/19

石川英輔『江戸人と歩く東海道五十三次』

本日の本

江戸人と歩く東海道五十三次 (新潮文庫)
book-12 『江戸人と歩く東海道五十三次』 石川英輔著 新潮文庫

東海道歩きのための本、第3弾。
といっても全編東海道の話というわけではなくて・・・
乗り物や宿、旅の持ち物、江戸の旅事情などについても書かれていて、これがおもしろい。

日本人は昔から旅好きだったようで、女性も結構旅に出たとか・・・意外。
お金を持たずに旅をする人も結構いたとか!関所は案外厳しくはなかったとか。
へえと思うこともいろいろ。

江戸の暮らしについての本も読んでみるとおもしろそうだな。

2017/05/18

モルソン カナディアン

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西友で発売されたカナダのビール。
このビール会社、カナダの2大ビールメーカーの一つらしい。
メープルの葉が描かれていて、いかにもカナダのビールっぽい。

そして、こちらはラガービールなのだが・・・
注いでみると、色は薄い。
飲んでみると・・・味も薄い!
よく言えば軽く飲みやすいラガーということになるのだろうけれど、もうちょっと飲み応えがあった方がいいですねぇ。

アメリカのラガー系(バドとかクアとか)も薄いけれど、お隣のも・・・ってことでしょうか。

と、今調べてみたら、モルソンとクアーズは合併して、今はモルソン・クアーズなんですね。なるほど!

2017/05/17

東海道五十三次歩き(第2回) 吉原~蒲原4

そこからは急坂(新坂)を下っていき、降りきって道が右に折れてわりとすぐのところに一里塚跡(38里)。家と家にはさまれて窮屈そうだ。

その先、竹藪を上がっていくところに北条信三郎(最後の蒲原城主で、信玄により落城自害した)の墓があるとのことだったので登りはじめたのだが・・・

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ぎゃあああ。へび!
全然動かないので死んでるのかと思ったけれど、そのうちゆっくりと動きはじめた。アオダイショウなんだろうけれど、噛まれたらやなので、結局このお墓はあきらめて退散。

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ついに、蒲原宿へ。
東木戸到着である。
ここにある常夜灯は、この日見た常夜灯の中で一番趣があった。やはり全部が古いまま残っているタイプがいいですね。

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過ぎるとすぐにダイナミックな新日本金属の4本の導水管が見える。
富士川上流で水を取り入れ、この工場の電力を発電しているとのこと。

蒲原宿は江戸時代の風情を残す街並みが続き、いろいろと見どころが多い。
歩いていると写真スポットがたくさん。

まずは木屋江戸資料館。
残念ながら予約しないと中は見学できないのだが、めずらしい構造の土蔵がある。意外と要予約とか土日しか開いていないとかも多いのですね。

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竜雲時、馬頭観音、なまこ壁のある佐野屋、塗り家造りの吉田家と続き、ひょいと左に曲がると夜の雪祈念碑がある。
温暖なこの地をなぜ広重が雪の風景として描いたのか、謎である。

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街道に戻って、旅籠和泉屋(鈴木家)、本陣跡(佐藤家)を外から眺めたところでそろそろ時間切れ。
新蒲原駅へと向かうことにした。

しばらく電車がこないので、ベンチでのんびり休憩、5時27分の電車に乗り、三島で下車。今回も前回とおなじこだまだが、乗りかえ時間はたっぷりあったので先頭に並んで待つ。
6時23分発のこだまに乗車。先頭に並んでいたので座席は並びで確保できたが、ギリギリだと席を見つけるのが大変だったかも・・・というくらいに前回より混んでいた。

東京駅で乗りかえ、最寄り駅に着いて、庄やへゴー!
生ビール飲みたかったんだよね。
ということで、生ビール2杯と、東海フェアということで鶏ちゃん焼きと浜松餃子、あとは焼き茄子を食べて終了。

気付くと、腕が真っ赤になっており・・・
ヒリヒリ。いやー暑い日でしたから。

この日の歩数は家を出て帰るまで46800歩強。22キロ弱くらいでしょうか。今回もよく歩きました。

次回は蒲原~由比を予定しています。
(完)

2017/05/16

東海道五十三次歩き(第2回) 吉原~蒲原3

ちっちゃな常夜灯を右に入ると旧道で、再び県道に戻ったところのセブンイレブンで休憩。お約束のアイスクリーム!
母親は大好きなアイスバー、ワタクシはこれまた大好きなジャイアントコーンのメロン味。うーん、ちょっと甘いかなあ。フツーのジャイアントコーンの方がいいかも?といいつつ、新製品が出るとついついそっちを食べちゃうのである。
この時間帯が一番暑い時だったので、アイスでほっと一息つく。

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やがて富士川にかかる緑色の橋が見えてきたが、そのすぐ手前右に水神社が。
水量の多い富士川。この神社で安全を祈ったらしい。
この神社内には、富士山道の道標、富士川渡船場跡の碑、馬頭観音などがある。

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富士川は川幅も結構あるが、水量もなかなか。
しかし、なんといっても富士山の眺めが素晴らしい!
頂上付近にちょっぴり雲がかかっていたが、きれいに見ることができて大満足。

橋を渡って右に少し行くと渡船上がり場の常夜灯と住倉了以の碑がある。
了以は家康に命により富士川水道を作った人である。

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坂を上がっていくと、そこは間の宿岩淵。
身延道道標、常夜灯のある光栄寺の前を通りすぎて少し行くと、小林本陣常盤邸がある。
小休本陣で、土日は公開されているようだが、平日は要予約ということで中は残念ながら見られなかった。そして、あとから知ったのだが、この常盤家、女優の常盤貴子の父親の実家なんだそうである!へええ!!

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その後、新豊院に寄る。
六地蔵や、お掃除小僧さん?、火伏地蔵などなど、ワタクシ的にはツボなお寺。山門も立派だ。常夜灯もある。

道がかくっと右に折れるところに一里塚(37里目)。
そこから脇にちょっと入ると茅葺きの家が見えて、そこが富士川民俗資料館とのことだったが、ここも土日しかやっていないため入れなかった。

持っていたペットボトルの麦茶がほぼなくなり、ノドもからから。
コンビニでもないかと思ったものの、この道沿いにはなさそうで・・・
富士川駅に近づいたところで下っていこうかと思ったものの、だいぶロスになりそうだったのであきらめ、少し先にある酒屋ならばきっと自販機があるはず!と進む。

常夜灯の撮影は怠りなく(笑)、酒屋さんに到着。やったあ!自販機があった!
ようやく水を買ってほっと一息つく。生き返りました・・・

このあたりを歩いていると、小学生の見守りをしているおじいさんたちが方々にいて挨拶したりしていたのだが、東名をくぐる直前にも蒲原はくぐって左ですよと教えてもらった。

少々坂道を上がりつつ、東名をくぐってすぐのところに不動明王石柱・薬師如来石柱。
橋をわたって左に見えてきたのが和洋菓子のお店ツル家さん。
かつて岩淵一里塚あたりの茶店で出されていたという栗の粉餅は、いったん途絶えてしまっていたのだが、このお店で再現された・・・

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と聞いていたのでお店をのぞいてみるとありましたありました!
ということで2つ購入。
すぐに食べるつもりが・・・見守りのおじいさんずやら工事の人やらがいてなかなか食べられず・・・

秋葉常夜灯(中に神様がいる!)を撮影、少し下って新幹線をくぐり、またまた秋葉常夜灯をパチリ、明治天皇御駐輦之跡を通過する。
富士川橋を渡る手前でも明治天皇御小休所跡があったようなのだが見過ごしてしまっていた・・・

ここから道は上り坂。
東名高速道路が見えてくる。
登り切ったところに陸橋があり、そこで先ほどのお菓子を食べることにした。

柔らかいお餅のまわりに栗の粉がまぶしてあり、中の餡子には栗が混ざっている。昔は中には栗がなかった模様。ほどよい甘さで、大変おいしゅうございました。これからも名物があったら買ってみよう。

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そして陸橋を渡る。
陸橋からはうっすら富士山が見えたのだけれど、よく写らなかった。残念。
(続く)

2017/05/15

東海道五十三次歩き(第2回) 吉原~蒲原2

このあたりは日産の部品メーカー、ジヤトコの工場やら社宅やら関連施設がたくさんあり、そこを抜けたところに東木戸跡がある。新吉原宿のはじまりである。

ほどなく岳南電車(以前は岳南鉄道だったが平成25年より分社化され岳南電車)の吉原本町駅が見えてくる。手前で左に入ると陽徳寺。祈ると眼病が治ったという身代わり地蔵が並ぶ。
駅に戻ると、踏切のカンカンカンという音が聞こえてきた。
この日ここを通ったのは10時台だが、10時台は電車2本しかないから、見られたのはラッキー。オレンジ色の電車1両でかわいらしい。

ここから吉原商店街が続く。昔ながらの商店街。
本陣などの跡はマップで確認できるのみ。
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天神社は宿移転の時にここを中心に町割りが行われたとのことだが、入るとすぐに狛犬ではなくて牛さんが迎えてくれる。

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鯛屋旅館は清水次郎長の定宿だったところで(この宿が出来たときからあったことになる)、中もきっと趣があるんだろうなあ。

そして、ちょっと早いが名物つけナポリタンを発祥のお店、アドニスでと思っていたが・・・
なんとこの日が定休日。
他にもつけナポリタンが食べられるところはないかちょっとだけウロウロしてみたが、まだ11時半前なので難しそう。
ということで残念だが諦めることにした。

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なぜかしゃちほこがついている(獅子もいる)大雲寺を見学してから、吉原宿を出た(小潤井川にかかる四軒橋が西木戸跡)。ここは村山古道との分岐点でもあり、村山古道は富士登山道へと続いていく。

旧道は道路の拡張でなくなってしまっており、大通りを渡って右折してすぐまた旧道へと入る。

村人のために磔刑になった名主を祀った青嶋八幡宮神社(通称磔八幡)・・・解説版が漫画仕立てでわかりやすい・・・を見て、そろそろお昼ご飯。このあたりなら回転寿司かファミレスが何軒かありそうなのでどうしようかなあと思っていたところ、目に飛び込んできたのがゆず庵というお店。
なんか松花堂ランチがおいしそう!
ということでノーチェックだったこのお店でお昼にすることに決定。
何年か前の地図を見るとかっぱ寿司があったところ。
豊橋に本社がある飲食チェーンの1ブランドらしく、しゃぶしゃぶとお寿司の食べ放題がウリのようだったが、ゆっくりご飯を食べている余裕もないので、初志貫徹松花堂ランチを注文。

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いやはや、意外とボリューミー!
あさりと筍の土瓶蒸し、しらすと桜海老の三色ちらし、海藻と揚げじゃこの豆冨、揚げ桜海老のぶっかけとろろうどん、駿河湾産桜海老クリームコロッケ、サラダ、牛すき、もずく酢、茶碗蒸し。
桜海老やしらすがちらほら入っているのがうれしい。
つけナポリタンは残念だったけれど、結果オーライ。
ただ、小食のワタクシにはちと量が多く、ご飯を少し残してしまった。

この日はとても暑く、せっかくお店で涼んだものの、すぐにアチアチに。
潤井川のすぐ手前、旧道に入ったところで、ガガガ・・・ん?なんだなんだ?と思ったら、ワタクシの靴のゴム底がはがれてしまった!
川にかかる富安橋まではヒモで縛ってがんばったがやはりムリ。
ということで仕方なくゴム底なしでこの後歩くことになった。左右の高さが違ってしまい、歩きづらかったが徐々になれ、次第に気にならなくなった。しかし、夕方歩き終わってみると、右足の裏がじんじんと痛んでいたのだった。

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気を取り直して再び歩き始め、民家の塀にひょいと現れた袂の賽神(村の入り口の守護神)を撮影する。なんか味わいがありますね。

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少し進んで富士フィランセ前に間宿本市場の碑があった。
近くに鶴芝の碑。昔茶屋があったところだが、この日初の猫発見!なかなかの面構えである。このあと出会った猫はなかなかの美猫だった。

その先の道路のところで東海道は分断されてしまっているので迂回。
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そこにあったのが、疱守稲荷神社なのだが、不思議な帽子?とかぶった神様?が座っている。いったいこれってなんなんだろう?ちなみにお宮に白石がたくさん
置かれているのだが、これを一つ借りたらば、お礼として2つお返しするそうである。今もやっている人がいるのかな?

再び旧道に入り、昔の身延線の線路跡を通り過ぎたところで一里塚跡の碑。35番目の一里塚である。

ほどなく富士本町のアーケード商店街(左に行くと富士駅)を渡り、道祖神を撮影、フジホワイトホテルのあるところが旧松永邸。
といっても松永さんがどなたか存じ上げず・・・
ホテル前にある解説版によれば、スルガの大地主とのことで、今は富士市のふるさと村に移築されているとのこと。

高札場跡を通り、柚木駅の手前の天白神社に寄る。
道祖神や庚申塔などがあるが、ワタクシ的にポイントが高かった道祖神はそのだいぶ手前の稲荷神社の双体道祖神だった。その斜め前には秋葉常夜灯があった。
この後、常夜灯がたくさん出現。いったい何枚写真を撮ったことか・・・

柚木駅で身延線の線路をくぐる。
橋下の交差点で左に行くのが東海道だが右に行くと雁堤がある。
今回はいかなかったが、護国神社には、築堤のために人柱となった千人目の旅人の僧侶が祀られている。
(続く)

2017/05/14

東海道五十三次歩き(第2回) 吉原~蒲原1

東海道歩き2回目。
今回の予定は吉原から蒲原までだが、どこまで行くかはその日になってみないとわからない・・・

前回と同様5時20分に起床し、6時前だが前回よりほんのちょっと早く出発。結果、前よりも早い電車に乗ることができ、東京駅でちょっと慌ただしかったが、1本早い6時56分のこだまに乗ることができた。富士山が見える側の席も確保でき、早速、パン、バナナ、ヨーグルトドリンクの朝ご飯。とても眠いが、あっという間に三島に到着してしまうので睡眠を確保することはできなかった。

新幹線の中からも富士山がちらりと見えてはいたが、やや雲が多い。
三島の駅のホームからは曇っていてまったく見えず、この日は富士山はダメなのか・・・

東海道線に乗りかえ、沼津行きだったので、沼津でまた乗りかえ、前回のゴール、新吉原駅まで行く。
歩き始めは8時半。前より早い。
そして、駅を出てみると、下の方に雲はかかっているものの、富士山が見えた!前回よりだいぶ雪が少なくなっている。
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本来ならばこのまま北上し、新吉原に向かうところだが、田子の浦港を見ようということでまた南側へ。
駅近くの木之元神社(神社自体には上がっていかなかったが)の前にちょっとおもしろいマンホールがある。
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描かれているのは、富士山と水が吹き出している六角井戸。
富士山からの神聖な水がわき出る井戸だったが、道路の下になってしまうことからマンホールとして残されている、ということらしく、「なるべく踏まないように」との注意書きもある。

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ちょっと寄り道、富士と港の見える公園へと向かう。
六地蔵が祀られた地蔵堂、妙法寺を通り公園へ。
阿字神社入り口とある。
前回、生け贄になったお阿字のことを悲しんで身投げした6人の巫女を祀った六王子神社を訪ねたが、ここはお阿字自身が祀られている・・・のだが、六王子神社の方がはるかに立派だった。
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ここには、見附跡もあり、元々ここに吉原宿あったことがわかる(その後、元吉原→中吉原→新吉原へと移転)。

5
仏舎利塔を通り過ぎた先に田子の浦港が見えるが、今や油槽所が並び、港にはタンカーが並んでいて、すっかり面影はない。昔は砂浜だったらしいのだが。
対岸にはやはり公園があり、そこには山部赤人の「田子の浦ゆ・・・」の碑があるそうだ。

そこで引き返し駅へと向かう。
さて、ここからがこの日の東海道歩きのスタートである。

というところだったが、沼川にかかる川合橋を渡ったところで、うっかり左斜めの道に入らず直進してしまい新幹線の線路をくぐってしまった。
というところで気づき、慌てて修正。
あとから地図を見たら、そう難しい道ではなく、なんでここで直進したのか謎なのだが、そのときはしっかりと地図を見ていなかったのだろう。ここで10分以上のロス。

軌道修正したところであらためて富士由比バイパスと新幹線の線路をくぐり、細い道へと入っていく。もう少し行くと2箇所しかない1箇所の左富士が見えるはずだが、まだ正面からちょっとだけ右に見えている。頂上が少し見えるだけで、なんとか左富士の地点では見えてほしいのだが・・・

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左富士神社(鉄下駄や、つい最近できた一里塚の碑がある)にお参りしたあと、ちょっと左の道に入って、中吉原宿遺跡発掘調査の説明板を見にいく。今はこのあたりに宿があったことはまったくわからない。

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再び東海道に戻り、左富士名残の松のところから富士山を見ると・・・頭がちょっとだけ見えるだけ。ここに工場がなければねぇ。この付近が広重が絵を描いた場所とのことである。オレンジを食べて少々休憩する。

道はまたカーブしていて次第に富士山はまた右側に移動していく。
馬頭観音をすぎ(この日は馬頭観音をいくつも見た)、少し行くと立派な平家越の碑がある。この付近に陣を張った平家軍が近くの沼から水鳥が飛び立つ音を源氏の夜襲と勘違い、敗走したという地である。
(続く)

2017/05/13

立川:銀座 朧月 鶏処

おととい東海道歩き(2回目)をしたのだが、10キロ近く歩いたところで突然靴底がペリッと全部はがれてしまい・・・
また来週歩くので、急遽靴を買いに出かけた。ついでにリュックも20年近く使ってボロボロになったので新調することに。
というわけで、立川へお出かけ。
無事、両方をゲットしたところでお昼ご飯。
結構雨が降っていたし、傘をささずに行けるとこということでグランデュオで食べることにした。

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つけ麺のお店というのに惹かれて入ったお店。
なんでも銀座の行列店の支店らしいのだが、銀座のお店にはない鶏中華そばがメニューの一番目に載っている・・・
ワタクシはつけ麺が大好きなのだが、わりと最近つけ麺は食べたし、大山鶏スープというのもいいなとこちらを注文。

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スープをまず一口。
確かに鶏!鶏の脂も出ていてわりと濃厚。
麺は細めのストレート。具は、豚チャーシューと鶏チャーシュー、小松菜、味附きうずら卵、海苔、なると、ねぎ、メンマ、そして三つ葉。三つ葉というのはめずらしいような。でもあってますね。
チャーシューがおいしい!鶏も豚も。いい味です。

今度は是非つけ麺を食べでみたいな。
あ、まぜそばもおいしそう・・・

東京都立川市柴崎町3-2-1 グランデュオ立川 7F

2017/05/12

八王子:久兵衛屋 多摩堀之内店&コストコ

連休4日目はコストコへ。
来月末までくらいにはコストコに行かなきゃなあと思っていたのだが、手帳を見てみたら、この先行けそうな日が全然なく、土曜、突如行くことに決めた。

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となれば、その前に昼食を。
ということで、今回はうどんのお店、久兵衛屋に入ってみることにした。

駐車場はビッグボーイと共通。
と思ったら、同じゼンショーグループでした。

つけ汁うどん、天ざる、サラダうどん・・・ほうとうまである。
まあでも、1頁にあるし、これがウリかなと、つけ汁うどんにすることに。
+ミニとろろ飯をつけたセットに。

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ワタクシの、きのこつけ汁うどん(小盛)とミニとろろ飯のセット。

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同居人の、肉汁つけ汁うどん(並)とミニとろろ飯のセット。

小盛~並~大盛~特盛~メガ盛まで選べるのがいいですね。
メガ盛ってどんなだか・・・

うどんはこしがあるし、つけ汁だから、武蔵野うどん風ってことかな。
きのこはかなりたっぷり入っていて、うどんが小盛だと、きのこの方が残っちゃうくらい。
塩肉つけ汁うどんなるものがあったけれど、これってどういうのだろう?今度はこれにしてみようかな。

甘味も種類が揃っていて、女子受けもしそうですね。

東京都八王子市堀之内3-1-40

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コストコ、本日の戦利品。

2017/05/11

【スケーエン デンマークの芸術家村展】

art-27 【スケーエン デンマークの芸術家村展】 国立西洋美術館

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シャセリオー展を見て、昼食をはさんで再び西洋美術館に戻り、新館展示室にて開催されているスケーエン展へ(シャセリオー展のチケットで鑑賞可)。

スケーエン?
それはデンマーク最北の海辺の村。
鉄道も港もない小さな漁村だったのが、やがて芸術家の村となり、今や年間200万人が訪れる人気のリゾート地になっているという。

この展覧会はこの地に出来たスケーエン美術館からの作品59点を展示するもの。
正直、知らない画家ばかりだったけれど、なかなかよかったですね。

スケーエン派の中心人物の一人、ミカエル・アンカー。
地元の漁師を描いた作品を多く描いたということで、重厚な作品が多かった。
だけでなくて、海辺の明るい風景を描いた作品も多く、そちらの方が好みかな~
空も海も美しいんですよ。
中でも最も美しいのが「海辺の散歩」。キラキラ耀く女性たちの散歩。

ミカエルの奥さん、アンナ・アンカーもまた画家。
屋内の絵が多い中、「戸外の説教」は例外。説教がつまらないのか、寝ている人がちらほら(笑)。
縫い物をしたり、鶏の羽をむしったり、羊の毛を刈ったり・・・これがちょっとワイルドな毛刈りだったりするのだが、この画家、顔を描くのが苦手だっだのか、はっきり描いた絵がないという・・・

そして、これまた中心人物だったP.S.クロヤー。
代表作といわれる「ばら」。これがこの展覧会で一番好きになった作品。
ばらが咲き誇る向こうに奥さんと犬。なんとも心穏やかな風景。
この奥さんもまた画家で、一枚展示があった。
P.S.クロヤーのもう一枚というと「室内で漁網を直すクリストファー」。これも好き。

第2会場は素描版画室。
わざわざここをつぶしたのね、と思ったら、ちゃんと素描作品を展示してました。これまた味わいがある。
油彩だが、ミカエルの「妻アンナと娘ヘルガのいる自画像」では、アンナの顔が全然描かれていない!アンナ、顔NG??自分だけちゃんと顔を描いてるって?(笑)

はじめて見たスケーエン派。
結構好きだなあ。

シャセリオー展に行ったらこちらも是非どうぞ。

2017/05/10

上野:鳥光圀 上野店

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西洋美術館でシャセリオー展を見たあとの昼食。
上野では最近、さくらテラスに行くことが多く・・・
ここのビルが一番たくさんお店が入ってるいるからどっかあいているだろうということなんですね。
その中でも、いつも地下のお店は長蛇の列で入れなかったのだが、今回はそれほど待たなさそうだったので、チャレンジ!

焼き鳥屋さんで、ランチは、丼もの数種+唐揚げ定食。
光圀丼というネーミングに惹かれたが、焼き鳥丼で、焼き鳥はやっぱりお酒とともにいただきたいなあ・・・
ということで、ワタクシは親子丼を、同居人は鶏そぼろ丼を。

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こちらが、親子丼。小鉢2品(細切りの豆腐、おひたし)、漬け物、みそ汁つき。
あまりトロトロじゃない方が好きなワタクシとしてはちょうどいい卵の具合。それにさすが焼き鳥屋さん!鶏が炭火で焼いた大ぶりの鶏肉でこれがおいしいのだ。

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こちらが、鶏そぼろ丼。ちょい味見させてもらったが、やや味付けは辛め?のってるつくねがいい。

お酒も充実してるみたいだし、こういうお店はやっぱり夜に行ってみたいですね。

東京都台東区上野公園1-54 B1F

2017/05/09

【シャセリオー展】

art-26 【シャセリオー展】 国立西洋美術館

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連休3日目は西洋美術館へ。
まずはシャセリオー展。

シャセリオー、といっても知らない人も多いかも?
ワタクシも何かの展覧会に数枚展示されている画家・・・くらいの認識。イメージとしてはエキゾチックな絵を描いた人、というくらい。

日本ではじめてのシャセリオーの展覧会。
フランスでも数回しか回顧展が行われていないというが、なぜ忘れられた画家になってしまったのでしょう・・・

1:アングルのアトリエからイタリア旅行まで
自画像からスタート。
カリブ海の島に、フランス人の父とクレオールの母との間に生まれたシャセリオー。自分の容姿を嫌っていたとのことで、自画像は貴重。
シャセリオーは大変早熟で、なんと!11歳の時にアングルの弟子となり、この子はきっと絵画のナポレオンになると言われたそう。
16歳でサロンに入選。その作品が「放蕩息子の帰還」。すでに、師匠のアングルとは違う方向に向かう予兆あり。右下の黒犬はいったい・・・
「アクタイオンの驚くディアナ」にしても、すでにロマン主義の雰囲気を漂わせている。

2:ロマン主義へ 文学と演劇
ドラクロワなどロマン主義の画家の影響を受け、アングルと訣別したシャセリオーは独自の道を歩みはじめる。この頃、多く題材にとったのは古典文学の世界。
「アポロンとダフネ」はアポロンを嫌って、父に頼んで木になってしまったダフネの物語を描くが、なかなかにドラマティック。ダフネって足元から木になったんだっけ??
モローの「アポロンとダフネ」が隣に飾られていたが、シャセリオーの影響が見てとれる。こういう感じのシャセリオーの作品いいなあと思ったら、ワタクシ、モローが好きだったからなのか・・・
ルドンも影響を受けているとのことだったが、それはどうだろう?ちょっと違うような・・・
ドラクロワの版画連作ハムレットとともに、シャセリオーの連作「オセロ」が展示されていたが、ロマン主義の作風と、シェイクスピアの悲劇はよくあう。
「マクベスと3人の魔女」がまたとてもドラマティック。髪が逆立つ3人の魔女が怖い・・・
「泉のほとりで眠るニンフ」はモデルが当時の恋人だったということもあるが、ちょっと生々しい。

3:画家を取り巻く人々
師のアングルと同じく肖像画をたくさん残しているシャセリオー。
肖像画の描き方を見る限り、アングルの弟子だなあという感じなのだけど。
ポスターになっている「カバリュス嬢の肖像」。当時パリで最も美しい女性とされた女性らしいのだけれど、確かにねぇ。しかし、シャセリオーが描いているのでちょっとエキゾチックな感じも。
意外と気に行ったのが、「アレクシ・ド・トクヴィル」。歴史学者トクヴィルは、シャセリオーと家族ぐるみのつきあいをしており、会計検査院の壁画の発注を後押しした人物らしい。

4:東方の光
シャセリオーといえば、ワタクシ的にはこのイメージ。
アルジェリアを旅したシャセリオーは、異国情緒あふれた作品を生み出す。
アラブの馬、主張、女性たち。
「コンスタンティーヌのユダヤの娘」がいい雰囲気。
ドラクロワ、ルノワールなどのオリエンタリスム絵画もあった。

5:建築装飾 寓意と宗教主題
シャセリオーは、オルセー美術館がある場所に以前あった会計検査院の壁画を制作しているが、パリコミューンでほぼ消失してしまったという。
その後、モロー、シャヴァンヌらが協力し、壁画の救出運動が行われ、その際の記録写真が残されている。これがそのまま残っていたら、シャセリオーの名前もひょっとしたもっと残ったかも??
シャヴァンヌもシャセリオーを影響を受けたとされるが、作風はかなり違うと思われ・・・ただ、構図とか壁画の題材などは共通性があるかもしれない。そして、シャセリオーの最後の恋人(今回も展示されていた「東方三博士の礼拝」の聖母のモデルと言われる)は、シャセリオーの死後、シャヴァンヌの伴侶となっているのである。
モローの「若者と死」は、シャセリオーの死を追悼して描いた絵とのことで、モローがもっともシャセリオーの影響を受けた画家だったのかもしれない。

貴重な展覧会です。
是非どうぞ。

2017/05/08

【ミュシャ展】

art-25 【ミュシャ展】 国立新美術館

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六本木ヒルズから移動して、この日2つめの展覧会はミュシャ展。
チケット売り場で30分並ぶことに。
草間彌生展と同じチケット売り場だからかしら?と思ったのだけど、ミュシャ展も結構な混雑。いくら大きな絵とはいっても、これだけ人がいると解説を読むのが大変。

スラブ叙事詩
入り口を入るといきなりスラブ叙事詩!!
2012年まで本国でもめったに見られなかったこの作品群がすべて来日。この大きな作品をみんな持ってくるって大変だったでしょうねぇ。
いやはや、度肝を抜かれます・・・
ミュシャというと、ポスター的イメージなんでしょうけれど、実際、チェコに行ってみたら、そうではない作品がたくさんあるということを知って、へえと思ったことを思い出した。
祖国愛が強い画家、ミュシャ・・・この場合、ムハと言った方がいいような気もする。
20点全部を書き記せないので、印象に残ったものを抜粋で。
(1)原故郷のスラヴ民族
3~6世紀。他民族の侵略から身を隠すスラヴ民族の祖先。不安な眼差し、でも力強い眼差し。祭司が浮いてる??
(2)ルヤーナ島でのスヴァントヴィート祭
楽しいお祭りが描かれているかと思いきや・・・上には瀕死のスラヴ兵士やとらわれた兵士、そして、侵攻してくるノルマン人の姿が。これまた浮いてるんですけど(笑)
(3)スラヴ式典礼の導入
聖書をスラヴ語に翻訳し、正教会へと傾倒することでローマ教皇、皇帝からの独立を果たすスラヴ民族(統治者たちがまたもや浮いてる・・・)。手に輪を持った若者が実に力強い。団結の象徴とか。
(4)ブルガリア皇帝シメオン1世
スラヴ文学の創始者である皇帝を描く。
自国の言葉、そして文学は重要である。
(7)クロムニェジージュのヤン・ミリーチ
ヤン・フス改革の先駆者であるミリーチは売春宿を修道院へと改築した。悔い改めた女性たちは白い衣服を身にまとっている(ただし一番前に白いマスクのようなものをした女性がおり、この女性は異質)。この神学者のことは知らなかったですね。
(8)グルンヴァルトの戦いの後
ドイツ騎士団に打ち勝ったポーランドとボヘミアの連合軍の戦いを描く。といっても流血の場面を描くのが嫌いだったミュシャは戦いが済んだあとを描いている。そうはいっても、前面には死体が並んでいて、悲惨な感じはするのだけど。
(9)ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師
(10)クジーシュキでの集会
のちに火刑に書されたヤン・フス。大きく身を乗り出して熱弁をふるう様子が描かれている(9)より、その後の指導者となったコランダ司祭が説教する場面を描いた(10)の方が力強い。といっても言葉より武器という図になってるわけだが。
(11)ヴィートコフ山の戦いの後
(12)ヴォドニャヌイ近郊のペトル・ヘルチツキー
フス戦争を描いた画だが、戦争のむなしさが漂う。
(14)ニコラ・シュビッチ・ズリンスキーによるシゲットの対トルコ防衛
オスマントルコとの戦いを描くが、指揮官の妻が火薬塔に火を放ち、黒煙が上がる様子が画面を2分する黒い筋で表している。このことにより、多くの市民が犠牲になったことの暗示。
(15)イヴァンチツェの兄弟団学校
ミュシャの故郷モラビアの学校の庭で母国語の聖書を読んでいる人々の喜び。手前、盲目の老人に読み聞かせている少年は自分の若い頃をモデルという。この連作の中では最も明るい作品だと思う。これが一番好き。
(16)ヤン・アーモス・コメンスキーのナールデンでの最後の日々
亡命を余儀なくされたプロテスタント教徒たち。青白い画面が寒々しく悲しい。
(18)スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い
民族主義的な団体オムラジナ会を描いたものだが、この作品のみ未完成で、お披露目の際にもこれだけが除かれたそう。なんでもハイエールヒトラーのポーズっぽい姿があるのと鍵十字っぽいものが描かれているとか。本人はそういうつもりじゃなかったと思うが・・・
(20)スラヴ民族の賛歌
スラヴの歴史をすべて盛り込み(初期~フス戦争~オーストリアハンガリー帝国の終焉)、スラヴへの賛歌を高らかに歌う。力強さと明るさに満ちた集大成とも言うべき絵。

15、17~20のみ撮影可能でした。
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16年もかけて制作したこの連作も完成時には、保守的と言われ、作品を展示する美術館の建設計画も中止となり、戦後はずっと故郷の近くの城に寄託され、プラハに戻ったのは5年前。

いや~、つくづくよく持ってきたよな~と感心。
ともかく、この20枚、圧倒されます。必見!民族の歴史を勉強していればなおよし、です。

1:ミュシャとアール・ヌーヴォー
スラヴ叙事詩があまりに大きいので、その他の展示はせせこましくてみるのが大変・・・
本来ならば、このあたりの絵がまさにミュシャ、なのだけれど、スラヴ叙事詩を見たあととなっては、まあそうねって感じ(笑)
ジスモンダ、芸術、花・・・よく見る絵ですね。
ただ、ベルナールのポスターでも、シェイクスピアのとかトスカとかははじめて見た、と思う。

2:世紀末の祝祭
プラハ市民会館の装飾を任されたミュシャ。
民族的なテーマの絵も多く含まれており、スラヴ叙事詩につながるものと言える。

3:独立のための闘い
ミュシャ、切手や紙幣のデザインも手がけていたんですね。
小さい中にも、確かにミュシャ的デザインが!
祭典のポスターは、商業的なデザインと民族的な要素が融合したものとなっている。
母国に戻ったあとは、女性の描き方も変化・・・というのは奥さんの顔がモデルとなったからとか。ふっくらした顔立ちに。

4:習作と出版物
スラヴ叙事詩のための習作が見られる。

スラヴ叙事詩が揃って来日することはもうないかも?
是非どうぞ。

2017/05/07

六本木:つけめんTETSU

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森アーツセンターギャラリーに行ったあとの昼食。
六本木ヒルズではいつも昼食に困るのだけれど(高いし・・・)、最近は地下ですますことが多い。
今回はつけめんのお店。
関東に20店舗ほどあるらしいお店で、三鷹のお店には昔行ったことがある。
どこも同じ味かと思ったら、すべて異なる自家製スープと麺を使っているそうで、こちらのお店はしかも昼と夜では違うらしい。

ワタクシはつけめん並盛を同居人は大盛を。
10分ほどかかると言われ、はじめにステンレスのレンゲがやってきた。これは何に使うの?(のちほど判明)

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つけ麺がやってくると、ぷーんと魚介系の香りが。
実際は豚骨も入ってるそうだけど、圧倒的に魚介系。ちなみに夜は鶏がらと魚介スープだそう。
麺は太い(夜は少し細いらしい)。
具は、チャーシュー、メンマ、なると、ねぎ。
チャーシューはもうちょっと味がついている方がベターだけれど、暖かいのはポイントが高い。

あつ盛りでないと、だんだんスープが冷めてくるのだけれど、こちらでは希望すれば焼き石を出してもらえ、それを沈めると再びスープが温かくなるとのこと。まあそれほどじゃなかったんで頼まなかったけれど、あのレンゲは焼き石をのっけるためのものだったんですね。

最後にスープ割りをいただいて終了。

他のお店はそんなに違いがあるのかなあ。


東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー B1F

2017/05/06

【大エルミタージュ美術館展】

art-24 【大エルミタージュ美術館展】 森アーツセンターギャラリー

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連休2日目は六本木へ。
まずは、大エルミタージュ美術館展へ。
エルミタージュ、しょっちゅうやってるイメージだけれど、何せ所蔵点数は300万点以上(!)というから、何回行っても全部は見られないですねぇ・・・
今回は、16世紀から18世紀までのいわゆるオールドマスター・・・ルネサンス、バロック、ロココの巨匠たちに絞っての展覧会。
構成もわかりやすく、思ったより楽しめました。

プロローグ
エルミタージュの基礎を作ったエカテリーナ2世の肖像画からスタート。
さすがの貫禄!
それより、マント?についているたくさんの動物のしっぽはなーに?テン??

第1章:イタリア:ルネサンスからバロックへ
ティツィアーノの「羽根飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像」。なぜか右をはだけているという・・・モデルは画家の愛人とも言われているが、ちょっとなまめかしい。
ドルチの「聖チェチリア」が美しい。この聖人知らなかったのだが、音楽の守護聖人らしい。
バトーニの「聖家族」は、めずらしく室内の聖家族。モデルになった家族がいたのだろうか。
ストロッツィの「トビトの治癒」。息子トビトに大きな魚の内臓で治療してもらうトビアス。旧約聖書の物語ですね。魚が怖いのですが・・・
カナレットなど大好きな風景画もたくさんあった。
バニーニの作品はまるで廃墟の画家ロベールのよう。
一番気にいったのは、ベロットの「ドレスデンのツヴィンガー宮殿」。今も変わらないツヴィンガー宮殿が詳細に描かれている。

第2章:オランダ:市民絵画の黄金時代
風俗画、風景画、肖像画、静物画など新ジャンルが台頭したオランダ絵画。
ホントホルストの「陽気なリュート弾き」、「陽気なヴァイオリン弾き」が楽しい。ヴァイオリン弾きが飲んでるのはビールだろうか。
レンブラントは「運命を悟るハマン」は旧約聖書のエステル記からの絵。レンブラントらしい光と影はあるものの、若干弱いか。
ピーテル・デ・ホーホの「女主人とバケツを持つ女中」は風俗画ではあるが、遠景も細かく描かれていて、そこも見どころ。
デ・ヘームの「果物と花」は単純な静物画ではないようだが(寓意が表されている)、蛇とかとかげとか蟻その他の虫もたくさん描かれていてじっくりと見てしまう。

第3章:フランドル:バロック的豊穣の時代
まずはブリューゲル。
ピテール・ブリューゲル2世作と思われる「スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色」はブリューゲル的に細かい。
氷の手前、穴あいてるよね!罠、鳥とれるの?
ヤンの「魚の市場」は真ん中あたりにキリストがいる?
ルーベンスの2作品はそれほど特徴的ではなくて、工房の「田園風景」の方がらしい。
一瞬、ルーベンスかと思ったのはヨルダーンスの「クレオパトラの饗宴」。クレオパトラがルーベンス的で。
テニールスも好きな画家だが、「厨房」が賑やかしく楽しい。奥に描かれているのは画家自身だそうだが、ちょっと偉そう?(笑)
「厨房の猿」も擬人化されていておもしろい。
ブールの「猫の頭部の4つの習作」はちょっと怖いな。猫がリアルすぎる。
スネイデルスの「鳥のコンサート」はこれでもかと鳥がいる中で、なぜか蝙蝠まで!指揮者はフクロウなのだけど、見事にまとまらないオケだ。

第4章:スペイン:神と聖人の世紀
スルバランの「聖母マリアの少女時代」。ピュアなマリアだけれど、ちょっとマリアには見えないんだよなあ。自身の子供がモデルだったんだろうか。
そして、ムリーリョがやっぱりいいですね。
「受胎告知」、「幼子イエスと洗礼者聖ヨハネ」。見ていると心が落ち着く。

第5章:フランス:古典主義的バロックからロココへ
華やかなパート。
プッサンの「エジプトの聖家族」はエキゾチックな感じなのだけど、ブーシェの「エジプト逃避途上の休息」は・・・あまりにゴージャスすぎませんか??マリアが裕福な女性みたい。
ランクレ、ヴァトーはロココですね。優美。
ランクレの「春」、「夏」は明るくていいなあ。
シャルダンも1枚。「食前の祈り」。シャルダンというと静物画のイメージだけれど、風俗画も描いており・・・この題材の作品は前にも見た・・・と思ったら、三菱一号館でのシャルダン展で見たんですね。
フラゴナールと弟子ジェラールの「盗まれた接吻」。ジェラール(女性)は服の表現に特徴がということだったが、すっごいリアルなんですね。ホントに着られそうな。
ロランは「トビアと天使のいる風景」。風景画のようで、聖書の物語。これ好きだなあ。魚がやっぱり怖いけど。
この章のラストはロベール=廃墟の画家。ロベール大好きです。

第6章:ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で
この章でパッと目に入るのはクラーナハ「林檎の木の下の聖母子」。マグネット購入。聖母が冷たい感じ。クラーナハは特徴的ですね。やっぱり。
ゲインズバラの「青い服を着た婦人の肖像」は服より、盛り髪が気になったりしたが(笑)、ドレスはキレイです。
ウェストの「蜂に刺されたキューピッドを慰めるヴィーナス」のキューピッドはとってもキュートでした。

すごい有名な作品がきているわけではないですが、よい作品が多く見応えあり。
是非どうぞ。

2017/05/05

【雪村-奇想の誕生展】

art-23 【雪村-奇想の誕生展】 東京藝術大学大学美術館

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ランス美術館展を見て昼食後、上野に移動。
鶯谷から歩いて藝大美術館へ。
2つめの展覧会は雪村展。

雪村は、名前に雪が入っているので雪舟と関係があるのでは?と思われがちだけれど、何ら関係のない戦国時代の絵師。常陸佐竹氏の出ながら家を継ぐことができず、寺に入って絵を描くようになり、関東から会津、三春へ、そして郡山で80代でなくなったと言われている。

第1章 常陸時代 画僧として生きる
まずは、「欠伸布袋・紅白梅図」。欠伸をする布袋さまがなんともユーモラスで、ついつい微笑んでしまうが、なぜか左右に紅白梅が。この組み合わせが不思議。
これが、尾形光琳(光琳は雪村をリスペクトしていたらしい)のあの紅白梅図屏風の元になったとか?うーん、それはちょっと違う気もするけれど、構図は似てますかね。
この作品だけでなく、光琳は確かに雪村の大きな影響を受けていることは間違いないですね。
「薔薇、葦に猫図」。この組み合わせもおもしろいが、猫がちょっと不思議?
「叭叭鳥」、かわいい。
「風濤図」は風の強さがこれでもかというくらいに表現されている。木が折れそう・・・

第2章 小田原・鎌倉滞在-独創的表現の確立
この展覧会で最も印象に残った作品の1つがこれ。「琴高仙人・群仙図」。琴高仙人は鯉を乗りこなしたという仙人だが、鯉の髭をつかんで乗る姿、馬に乗ってるみたい?まるでロデオ。
「七竹七賢酔舞図」。フツーの七賢図とは違って、みんな酔っ払っていて陽気だ。
この章の「鍾馗図」はちょっとやさしげ。
「百馬図帖」。いいですねぇ。禅画に通ずる単純な線で描かれた馬。

第3章 奥州滞在-雪村芸術の絶頂期
残念ながら重要文化財の「呂洞賓図」は前期の展示だったので見られなかったけれど、同じ題材の作品が2点。やはり首がぐっと曲がり、持った小瓶からは小さな龍が登っていき・・・斬新!
「宮女図屏風」はオーソドックスかと思いきや、波が手のようだし、細部を見ると何か変。
「四季山水図屏風」もいい。滝があったり、丸太?の橋があったり。よくよく見るとちっちゃく人がいっぱい描かれていたり。
「楼閣山水図」の楼閣はどこ?と思ったら左端にちっちゃく。構図がおもしろいですね。
そして、今回最も印象に残った作品2つめが「龍虎図屏風」。虎が猫なのはご愛敬だが、波がすごいな~妖怪の手みたい、生きた手みたい。そして、なぜそこから割れるんだ?竹!おもしろすぎる絵。

第4章 身近なものへの眼差し
雪村、豪快な絵ばかりかと思いきや、植物や動物を描いた小品も結構あり、それがまたよい。
「猿猴図」の猿がかわいい!
「葡萄図」。オーソドックスな作品。

第5章 三春時代 筆力衰えぬ晩年
こちらにも「猿猴図」が。たくさんの遊ぶ猿。楽しそう。一匹だけ白い猿がいる。
「花鳥図屏風」。右側が混みあっているのは本来は2倍あった画面を縮めたからだという。確かにごちゃごちゃっとなっているけれど・・・左とのバランスが(笑)。まあいろんなものが描かれてます。
「金山寺図屏風」。まるで定規を使って描いたかのように直線で構成されているが、なんといっても人がちっちゃくたくさん描かれているのが楽しい。単眼鏡を持っていけばよかったな。
雪村がよく描いたという「布袋図」がここにも。この布袋さん、とてもかわいいのでマグネットを購入しました。
「雪景山水図」は雪なのに人々があまり寒そうでないという・・・

第6章 雪村を継ぐ者たち
弟子たちの作品は、あくまで雪村風という以外の何ものでもなかったが・・・
狩野芳崖と橋本雅邦の作品が見られたのがうれしい。芳崖が結構雪村をリスペクトしてたんじゃないだろうか。
「牧馬図」や「枯木猿猴図」など、雪村の後継者という感じがした。

まさに奇想!
是非どうぞ。

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帰りに藝大プロジェクトで作成された約150分の1のサイズという、バベルの塔の模型を見ました。
バベルの塔展は今月末に行く予定です。


2017/05/04

新宿:ブビタミン 新宿西口ハルク店

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館に行った後の昼食。
またまたハルクの地下です。屋台みたいですね。
これで4つめのお店。

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今日はついつい、豚の看板に吸い寄せられてしまい・・・
もつ焼き・もつ煮込みのお店のランチにしました。

豚丼。私は小、同居人は並を注文。

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小食なので小を頼んで、パッと見、これならいけると思ったのだけど・・・
意外にご飯が深くておなかがいっぱい。
ポテサラなんかもついてたからでしょうか(フツーのサラダもついてました)。
豚肉は結構分厚く、たれは若干甘め。
なので、山椒をかけてアクセントをつけるとよいです。

ハルチカ、全制覇を目指すぞ!

東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク 食堂酒場ハル★チカ MB3F

2017/05/03

【ランス美術館展】

art-22 【ランス美術館展】 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館

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連休スタート!
1つの目の展覧会は、ランス美術館展。

ランスは滞在時間があまりなかったので、この美術館は行っていないし、フジタ礼拝堂も中には入っていないのが心残り・・・

第1章 国王たちの時代
カラヴァジェスキ、フランドル絵画からバロック、ロココまで。
スタートのストンメ「レモンのある静物」はオーソドックスな静物画。ロンブー(と思われる)「コンサート」はカラヴァジェスキ。
ヴィニョン(に基づく)「ダヴィデ」は、当時の服装をした少年でダヴィデっぽくないが誰かモデルがいたのだろうか。
肖像画の中では「ソフィー夫人(またの名を小さな王妃)の肖像」が素敵だった。ロココ様式。ドレスが豪華!

第2章 近代の幕開けを告げる革命の中から
革命により王政が終わりをつげ、絵画は新古典主義、ロマン主義、写実主義へ。
ダヴィッドおよび工房作の「マラーの死」は、ブリュッセル王立美術館にあるものの再制作とのこと。フランス革命で活躍したマラーの暗殺事件は人気のある題材でたくさん絵があるらしい。劇的な作品。
ドラクロワの「ポロニウスの亡骸を前にするハムレット」もまたドラマチックな作品である。
そして、シャセリオーが2枚。シャセリオー展は近日中に行く予定だが、この2枚はシャセリオーと聞いてイメージするような作品。エキゾチックで。
デュビュッフの「ルイ・ポメリー夫人」は美しい女性だが、なんか聞いたことあるなあと思ったら、そうか!シャンパンのポメリー創業者の長男夫人なんですね。
このあたりから好みの作品が続く。
コロー(ラ・ペーニャよりコローの方が好き!)、ミレー、ブーダン。
今回一番気にいったのはブーダンの「ダンケルク周辺の農家の一角」。広がった空が素晴らしい。

第3章 モデルニテをめぐって
引き続き好みの作品がちらほら。
シスレーの「カーディフの停泊地」。明るい風景画。
ピサロは「オペラ座通り、テアトル・フランセ広場」。ピサロは晩年、パリを題材としたシリーズものを制作したらしく、その1枚。遠く向こうにオペラ座が見える。まとめてパリを描いた作品を見てみたいなあ。
アンティミスト、ヴィヤールの「試着」はらしい作品だが、そのお隣にあったジェルヴェックス(知らない画家)の「期待はずれ」がなんだか可笑しい。ものすごく不満げな女性が描かれいて、なんか笑ってしまう。
ゴーギャン「バラと彫像」は色がいいですね。ゴーギャンらしい。描かれた彫像は宿代がわりになったとのこと。
色といえば、大好きなドニ「魅せられた人々」は少々やりすぎ(笑)。こんなオレンジやピンクの人、強烈すぎる。

第4章 フジタ、ランスの特別コレクション
さすがランス!フジタのコレクションが充実している。
近年、アトリエに残されていた2000点以上の作品がランス美術館に寄贈されたという。
やっぱり!好きなのは「猫」ですね。ちょっと怖い顔の猫もいたりするが、中心にいる、牙がちらっと見えてる猫がいいなあ。
好きな作品ではないけれど、「授乳の聖母」と「奇跡の聖母」にはびっくり。聖母?普通の女性のような。こんな聖母像は見たことがない。
「マドンナ」も変わっている。モデルになったのは、映画「黒いオルフェ」の女優さんだとか。周囲の天使もアフリカ系だ。
「十字架降下」、「ヴァイオリンを持つこども」は和と洋の両方の要素を持つ絵。ひろしま美術館に「十字架降下」とともに「受胎告知」と「三王礼拝」があるそうで、すべて見てみたいなあ。
テンペラ画3枚もなかなかよかった。
最後は、平和と聖母礼拝堂内部のフレスコ画とステンドグラスのパネル展示と、これらの作品のための素描。素描でも迫力があるけれど、やはり、礼拝堂自体を見たかったと、つくづく思いました。

フジタのみならず、いろいろな作品が見られますので是非どうぞ。

2017/05/02

「100歳の少年と12通の手紙」

本日の映画

100歳の少年と12通の手紙 [DVD]
movie-17 「100歳の少年と12通の手紙」 Oscar Et La Dame Rose  2009年仏

DIR:エリック・エマニュエル・シュミット
CAST:ミシェル・ラロック、アミール、マックス・フォン・シドー、アミラ・カサール、ミレーヌ・ドモンジョ、コンスタンス・ドレ
STORY:白血病の少年オスカーは、自分の余命がわずかであることを知ってしまう。誰とも口をきかなくなったオスカーに困り果てた病院長は、彼が唯一心を開いていたピザ屋の女主人ローズに話し相手になってほしいと頼む。

☆☆☆単なる難病ものではない・・・

監督は作家でもあって自身のベストセラー小説を映画化している。

白血病とくれば、お涙ちょうだいのドラマが展開されそうなのであるが、これはちょっと違った。

自分の運命を知ってしまい、心を閉ざす少年。
というところまでは、ありきたりのドラマが展開されそうに思えるのだけれど、そこからが違う。

少年は唯一話をしてもいいというピザ屋の女主人ローズに毎日きてもらうことになる。
病院嫌いのローズははじめは難色を示すのだが、毎日ピザを買うと申し出た院長にしぶしぶ承諾。

元プレレスラーということもあってか、きっぷのいい性格で口の悪いローズは子供相手でも子供扱いせず、言いたいことは言う。
というところが、少年も気にいったんでしょうね。
周囲が、親さえも腫れ物に触るようにしか接してくれない中、ローズは自然に接してくれる。

ローズもはじめはぎくしゃくしていたものの、少年と接するうちに、人間嫌い的な部分が次第に変わっていく。

あと10日の命・・・
という運命は変わらず、次第に衰えていく少年だが、最後は幸せに短い人生を終えることができ、ローズも穏やかな気持ちになる。

フランス映画なので、優しさのみでないのだけれど、それもまたよし。
単なる難病ものでないところが気にいりました。

2017/05/01

ヨハン・テオリン『夏に凍える舟』

本日の本

夏に凍える舟 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
book-11 『夏に凍える舟』 ヨハン・テオリン著 ハヤカワ・ポケット・ミステリ

STORY:エーランド島の夏。リゾート施設を経営するクロス家の末っ子ヨーナスはある夜、幽霊船を目撃、元船長イェルロフのボートハウスのドアをたたく・・・

☆☆☆☆エーランド島4部作のラストを飾る作品。

春編を読んでから数年、待望の夏編が翻訳された。
このシリーズ大好きで・・・ゆったりとした時間が流れるミステリなので、じっくりと読み進めるのがよい。
今回もかなり分厚かったというのもあるけれど(2段組525頁)、なんか読み終わるのがおしくてゆっくりゆっくり読んだ。

探偵役は1作目から登場している元船長の老人イェルロフ。このイェルロフがいいんですね。枯れていて、達観していて。
どんどん体は衰えていて思うとおり動けないけれど、長く生きたきた人生の知恵で謎を解いていく。

今回は、イェルロフが少年の頃の話からはじまり、ある人物が新しい国へと旅立ち・・・ある目的でエーランド島に戻ってくることから、物語がはじまる。
過去と現在が交互に語られ、次第にこの戻ってきた男が何をしようとしているのか何が目的なのかがわかってくる。

この物語には罪を犯す人物がいろいろと出てきて、この戻ってきた男もそういう人物ではあるのだけれど、この男がどんな人生を背負ってきたのかが次第に明らかになってくると、応援したくなる、というかついつい感情移入してしまう。
なんとも悲しい結末だった。

そして、イェルロフが最後に下した決断にも悲しくなったが・・・
最後の最後、ああよかったなと。

しかし、これで終わりなのが残念。
またいつかイェルロフに再会したいですね。

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