東海道五十三次歩き(第3回) 蒲原~由比3
(2から続く)
そろそろお昼。
諸々の見学は後回しにすることにして、おもしろ宿場館の2階のパノラマテラス海の庭でお昼ご飯にすることにした。
あれ?去年きた時は弥次さんも喜多さんもいた気がするのだけれど、今年は弥次さんだけ?どうしたんだろう。
眺めがとてもよい。薩埵峠もかなり近くに見えている。
頼んだのは赤富士丼。生桜えびのまわりに揚げ桜えびがこれでもかというくらいにのっている。海藻サラダ、みそ汁、漬け物つき。
桜えびがおいしい。新鮮。
この3回の東海道歩きで、もう1年分以上の桜えびを食べたなあ。堪能したなあ。
しかし、結構ボリュームがあり、重い体で再び歩きを開始。
少し戻って、先ほど飛ばしてしまった慈徳寺へ。ここをとばすわけにはいかない。なぜって女子厄除石段があるから。
そして、由比本陣公園。
ここは去年の夏も来ているのだが、相変わらず馬の水呑場には亀がびっしり。なんでこんなにいるんだか・・・
東海道広重美術館を見学する。
今回やっていた展覧会は「浮世絵と広告」。
なるほど、こういう目で見たことはあまりなかったけれど、浮世絵は広告の意味合いもあったわけで・・・
お店の宣伝、商品の宣伝。東海道五十三次でも描かれている版元の宣伝。
こういう隠れたものを見つける楽しみってのもあるんですね。
そして、今回はじめて知ったのが、いろいろな絵に広重のヒロの字を菱形にかたどった模様が描かれているということ。
今度から注目して探してみよう。
常設展示も一通り見ておしまい。
外のベンチに座ってオレンジを食べて休憩。
明治天皇が休憩した座敷を再現した御幸亭は外から眺め、由比宿交流館も一瞬除く。
由比缶詰所が売る高級ツナ缶ホワイトシップが置いてあるということで、一瞬買おうかなと思ったのだけど、結構大きな缶詰で重そうなので断念した。
公園の前には正雪紺屋。
由比正雪はここの生まれらしい。
脇本陣、明治の郵便局だったという平野宅を通りすぎ、正法寺へ(公園の隣)。
ここには由比語源の碑がある。
ユヒは組合とか協同、交換の意味に使用され、農業や漁業の仲間同志の労働的な常套語だったという。
国登録有形文化財の清水銀行の建物を撮影、そのすぐ先が西木戸、西枡形跡で、くいっと道は曲がり、由比宿を出る。
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