東海道五十三次歩き(第2回) 吉原~蒲原3
ちっちゃな常夜灯を右に入ると旧道で、再び県道に戻ったところのセブンイレブンで休憩。お約束のアイスクリーム!
母親は大好きなアイスバー、ワタクシはこれまた大好きなジャイアントコーンのメロン味。うーん、ちょっと甘いかなあ。フツーのジャイアントコーンの方がいいかも?といいつつ、新製品が出るとついついそっちを食べちゃうのである。
この時間帯が一番暑い時だったので、アイスでほっと一息つく。
やがて富士川にかかる緑色の橋が見えてきたが、そのすぐ手前右に水神社が。
水量の多い富士川。この神社で安全を祈ったらしい。
この神社内には、富士山道の道標、富士川渡船場跡の碑、馬頭観音などがある。
富士川は川幅も結構あるが、水量もなかなか。
しかし、なんといっても富士山の眺めが素晴らしい!
頂上付近にちょっぴり雲がかかっていたが、きれいに見ることができて大満足。
橋を渡って右に少し行くと渡船上がり場の常夜灯と住倉了以の碑がある。
了以は家康に命により富士川水道を作った人である。
坂を上がっていくと、そこは間の宿岩淵。
身延道道標、常夜灯のある光栄寺の前を通りすぎて少し行くと、小林本陣常盤邸がある。
小休本陣で、土日は公開されているようだが、平日は要予約ということで中は残念ながら見られなかった。そして、あとから知ったのだが、この常盤家、女優の常盤貴子の父親の実家なんだそうである!へええ!!
その後、新豊院に寄る。
六地蔵や、お掃除小僧さん?、火伏地蔵などなど、ワタクシ的にはツボなお寺。山門も立派だ。常夜灯もある。
道がかくっと右に折れるところに一里塚(37里目)。
そこから脇にちょっと入ると茅葺きの家が見えて、そこが富士川民俗資料館とのことだったが、ここも土日しかやっていないため入れなかった。
持っていたペットボトルの麦茶がほぼなくなり、ノドもからから。
コンビニでもないかと思ったものの、この道沿いにはなさそうで・・・
富士川駅に近づいたところで下っていこうかと思ったものの、だいぶロスになりそうだったのであきらめ、少し先にある酒屋ならばきっと自販機があるはず!と進む。
常夜灯の撮影は怠りなく(笑)、酒屋さんに到着。やったあ!自販機があった!
ようやく水を買ってほっと一息つく。生き返りました・・・
このあたりを歩いていると、小学生の見守りをしているおじいさんたちが方々にいて挨拶したりしていたのだが、東名をくぐる直前にも蒲原はくぐって左ですよと教えてもらった。
少々坂道を上がりつつ、東名をくぐってすぐのところに不動明王石柱・薬師如来石柱。
橋をわたって左に見えてきたのが和洋菓子のお店ツル家さん。
かつて岩淵一里塚あたりの茶店で出されていたという栗の粉餅は、いったん途絶えてしまっていたのだが、このお店で再現された・・・
と聞いていたのでお店をのぞいてみるとありましたありました!
ということで2つ購入。
すぐに食べるつもりが・・・見守りのおじいさんずやら工事の人やらがいてなかなか食べられず・・・
秋葉常夜灯(中に神様がいる!)を撮影、少し下って新幹線をくぐり、またまた秋葉常夜灯をパチリ、明治天皇御駐輦之跡を通過する。
富士川橋を渡る手前でも明治天皇御小休所跡があったようなのだが見過ごしてしまっていた・・・
ここから道は上り坂。
東名高速道路が見えてくる。
登り切ったところに陸橋があり、そこで先ほどのお菓子を食べることにした。
柔らかいお餅のまわりに栗の粉がまぶしてあり、中の餡子には栗が混ざっている。昔は中には栗がなかった模様。ほどよい甘さで、大変おいしゅうございました。これからも名物があったら買ってみよう。
そして陸橋を渡る。
陸橋からはうっすら富士山が見えたのだけれど、よく写らなかった。残念。
(続く)
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