「カオス・セオリー」
本日の映画
movie-19 「カオス・セオリー」 Chaos Thery 2007年米
DIR:マルコス・シーガ
CAST:ライオン・レイノルズ、エミリー・モーティマー、スチュアート・タウンゼント
STORY:一日の行動をすべてリストアップし、それを忠実に実行するリストマニアのフランク。ある日、妻がイタズラで時計を10分ずらしたことから、想定外の災難が次々と降りかかるが・・・
☆☆☆日本未公開。
R・レイノルズ、にこりともせずにおかしなことをやってくれる役者で、なんだかんだ出ている映画は好き(本人の大ファンって訳じゃないけど)。
ということで、未公開映画で全然メジャーじゃないこの映画も見てみた。
出だしは好調。
超きまじめで超几帳面な主人公フランクは、すべてをリスト化し、分刻みのスケジュールを寸分違わずこなすリストマニアで、本も執筆、講演会も開いたりして、それが職業になっちゃってる人物。
こんな神経質な人がそばにいたらやだわ~
と奥さんも思ったのか、ちょっとしたイタズラのつもりで時計をずらしてしまったことから、完璧なフランクの一日が最低な一日へとなってしまう。
こういう人だから、ちょっとでも計画が狂うと、フレキシブルに対応することができないので、物事は悪い方悪い方へと転がっていってしまうのだ。
フランクも、すべてが裏目に出て、どうにもならず、妻には浮気を疑われ・・・
潔白を証明しようとして、衝撃の事実を知ることになる。
このあたりまではコメディだったはず、なのだけれど、このあと急にヒューマンファミリードラマになるという・・・
アメリカ映画って、家族って素晴らしい!っていうふうに終わらせないといけないのかねぇ。
終わり方が嫌いってわけじゃなくて、まあよかったねとは思うのだけれど、なんか前半のトーンと後半のトーンが違っていて戸惑ってしまったのだった。
中途半端感はぬぐえない。
なんか、残念な映画。
ま、人生は思い通りいかないもの、ということを教訓としておきましょう。
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