東海道五十三次歩き(第4回) 由比~江尻2
(1より続く)
峠の奥展望台で写真を撮り、これで富士山は見納め。いや~ホントによかった。
階段を降りていくと墓地に出る。一気に下った感じだ。
ここから道は再び舗装道路になり、突き当たったところで、右に行くのが上道。左に行くのが下道。下道の方が距離は短いが、線路を渡れず迂回しなけばならないので上道を行くことにする。
長山平常夜灯を通り過ぎ、ミラーを左に折れて(実はちょっと行き過ぎてしまったが)道はぐるっと回る。
広い通りに出て、土地改良碑、牛頭観音(削れてしまってあまり原型をとどめていない)を見て、川越遺跡の案内板が。興津川の川越しの跡である。明治に入って橋が出来たため、渡しは廃止に。
興津川を渡る(浦安橋)。海辺に見える大きな建物は興津健康ランド。そういえば、前回、由比の町で送迎バスを見たっけ。
しばらく旧道を行くと国道1号に合流。
ほどなく興津のたいやき屋というたい焼きさんがあって、食べようと思っていたのだが・・・
なんと、この日と次の日は休業日。不定休と聞いていたのでどうかな~と思っていたが、アレレ、残念!おいしいと聞いていたんだけど。
少し歩くと、女体の森宗像神社なる怪しげな?神社が出現。
女体というのはオキツヒメからきているとか、海上からは神社の森が女体に見えたという説があるらしいが、興津の地名もオキツヒメからという説の他いろいろ言われているらしい。
身延路道標を右に曲がるとずんどう焼のお店が。
興津は製あん業発祥の地とのことで、餡子のお菓子を売るお店が多いらしく・・・
ここも是非食べたいと思っていたお店。
中で座って食べられるということで、6種類買ってこれを昼食とすることにした。
ツナ、キムチ、おぐら、クリーム、茶おぐら、うぐいす(茶おぐらとうぐいすは100円、それ以外は80円)。大判焼のちっちゃい版?
ツナとかキムチはどうなの?と思っていたのだけど、意外にあいますね。おいしい。もちろん、餡子もgood!やっぱりこういうものは餡子がおいしくないとね。どれもよかったけれど、気にいったのはツナと茶おぐら(生地にお茶が練り込んである)。ごちそうさまでした!
再び東海道に戻り、一里塚址の写真を撮り、少し行くと興津駅が右に見えるので一応行ってみる。
名産品を紹介したボードがあり、いろいろと書いてある中でへえと思ったのが木ねじ。興津の主力産業だそうだ(その後街道沿いにそうした会社?お店?もあった)。
その先に理源寺。身延参りの際この地でなくなった意眼さんを祀る。
興津宿公園にてミニトマトを食べてプチ休憩。ここは元伝馬所で、昭和36年まで興津町役場があったとのこと。
交番の角を曲がり、踏切を渡ったところにあるのが燿海寺。
大きな身延山への道標があるが、大火で折れてしまった道標、長らく上の部分うぃかなかったが、平成17年下の部分が見つかり復元されたという。確かに継ぎ目があって、上下色も違いますね。
病を治すという夏心様も祀られている。
再び踏み切りを渡り東海道へ戻る。
名物宮様まんぢう(ちっちゃなおまんじゅう)を売る潮屋があったが、まだまだこの先長いので泣く泣く買うのはがまんする。
(続く)
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