東海林さだお『サンマの丸かじり』
本日の本
book-17 『サンマの丸かじり』 東海林さだお著 文春文庫
丸かじりシリーズ第36弾。
だいぶ前から読み始めて、チマチマと読み進めてようやく読了。
1つのエッセイが短いし、改行も多いし、読み始めるとあっという間なのだけど・・・
今回も好奇心旺盛なショージ君はいろいろなことにチャレンジ。
焼き芋をお取り寄せしてみたり、パイナップルラーメン(テレビなんかでもよく見るのだけれど、パイナップルはありえん!と思っていたけれど、案外イケルみたいで)にチャレンジしてみたり・・・
何かの食べ物から、どんどん脱線して、でも思いがけないふかーい考察をしてみたり、というエッセイもおもしろい。
あと、自意識過剰系もおもしろいですね。
例えば、この本でいうと最後の回転寿司やさんでラーメンを食べるというもの。
某K寿司の広告を見て、わざわざ寿司やにラーメン(それもラーメンだけ!)を食べにいき、寿司を食べにきてふと気が変わってラーメンを頼んだ・・・と装うことに失敗、変な人に思われてるに違いないと気をもむショージ君(笑)
いや、人は他人のことをそれほど気にしてないと思うけど(笑)
今回は解説が椎名誠で、そうそうとハゲシク頷いてしまいましたね。
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