東海道五十三次歩き(第10回) 金谷~掛川4
3より続き
ここまで結構ハイペースで歩いてきた。
というのも、掛川城を見学したかったから。城主はかなり変遷があるが、なんといっても山内一豊のイメージですね。
10年ほど前に再建された大手門(確かに新しい!)をくぐった先に三光稲荷。
四足門をくぐりいよいよ掛川城へ。このお城の天守閣も150年ぶりに平成6年再建されたもの。
上からの眺めは大変よいが、残念だったのは富士山が見えなかったこと。
続いて掛川城御殿を見学(これらは共通券で見られる)。
この御殿は一回地震により壊れたものの、1861年には再建されている。約20部屋もある大きな御殿だ(天守閣から見ても大きかった)。
なぜか杉良太郎が寄贈したという甲冑もあったりしたが、大名行列の模型の方がおもしろかった。
お土産やさんに寄ったあと、お城に急ぐため通り過ぎてきてしまった天然寺へと戻る。
ここには、鎖国中の江戸時代(1790年)、オランダの貿易商ヘンミィの蒲鉾型のお墓がある。将軍家斉に謁見した帰り、長崎に戻る途中でこの地で亡くなった人とのことだ。
この前で恒例、マンホールの蓋も撮影。掛川城ですね。
この街、金融機関の建物がスゴイ!
掛川信金。
そして清水銀行。レリーフは山内一豊夫妻である。
少々へばってきたので、コンビニで買ったたい焼きをほおばりつつ、圓満寺(掛川城の蕗の門が移築されている)を通り、西の番所跡を過ぎる。
成田山東光寺入り口脇に秋葉常夜燈。
そこからちょっと入ったところに、十九首塚があった。
平将門ら19人の首実検が掛川で行われ埋葬されたとのことだが、この十九首塚はかなり新しい。移築されたものらしい。地名もこのあたりは十九首だったりする。
そろそろ暗くなったのでこの辺で駅へ向かうことにする。
大正からやっているキネマ食堂では猫に遭遇(3匹目)。
その後も白黒猫に遭遇(この写真はボケボケなのでカット)。
十九首塚史跡公園にいらしたおばあさんが、椋鳥がこのあたりに集合して駅前に向かうのよと言っていたが・・・
ホントに駅前は怖かった、椋鳥だらけで。
駅に到着、浜松三ヶ日牛&遠州しらす弁当と出世法師直虎ちゃん弁当(これは今年いっぱいで販売終了らしい)を購入、6時過ぎの新幹線に乗る。
静岡駅で席を移り、お弁当を食べる(ワタクシのは直虎ちゃん)。
井伊家の赤をイメージした鶏肉のパプリカ焼き、有頭海老、キャベツ餃子紅生姜天、パプリカ素揚げに、浜松っぽいみかんご飯(うなぎ佃煮がのってる)、しらすご飯、みかんわらび餅など。なかなかバラエティに富んだお弁当だった。もちろん!ビールも飲みましたけどね。
直虎と掛川って何の関係があるかと思ったら、許嫁の直親が掛川十九首で掛川城主の朝比奈泰朝(今川の重臣)に殺害された、ということらしいです・・・
帰宅は9時。早く帰ってきたのは、日の暮れるのが早くなったから。
これからさらに日暮れが早くなるので大変だなあ。
47000歩弱。よく歩きました。
次回は10月後半、掛川から見付宿(磐田)を予定しています。
(完)
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