東海道五十三次歩き(第10回) 金谷~掛川3
2より続き
問屋場跡、脇本陣黒田屋跡の先に藤文。
日坂宿最後の問屋役を務めた伊藤文七邸である(日本最初の郵便局の一つと言われる郵便取扱所も開設)。中庭には白壁の土蔵がある。
休日は見学できるようだ。
萬屋(庶民が泊まった旅籠)、川坂屋(上級旅籠で士分格の人泊まった)と続くがいずれも見学可能なのは休日のみ。残念だ。
向かいの相伝寺(遠江三十三観音霊場の二十一番札所)に秋葉常夜燈(前述)。延命地蔵菩薩、馬頭観世音菩薩、六地蔵などもある。
古宮橋のたもとに高札場(再現)。古い感じが昔からあったんじゃないかと思わせる。
逆川を渡る。この先、袋井まで東海道はこの川とつかず離れずいくらしい。
そして3つめの秋葉常夜燈。
よし!全部撮影した(笑)。
その先に事任本宮。
階段が271段もあり、これまでアップダウンが結構あった身にはちと辛い。
降りた先に事任八幡宮。
願いが思いのままに叶うありがたい言霊社。枕草子にも書かれている。
大きなクスノキ、大杉もある。
ここからは県道を行く。
途中、道の駅掛川にて休憩。
お昼が軽かったのでおでんを食べる。
さすが静岡、黒はんぺんもあったけれど、この辺はもう味噌なんですね。
この中にあったセブンイレブンでお茶を買おうと思ったら、日坂のお茶と掛川のお茶があり・・・結局日坂のお茶を購入。濃いお茶でとてもおいしい。
バイパスをくぐった先に塩井神社。板を渡しただけの橋を渡っていく。
階段を上がるところで、ひええええ、小さい蛇を踏んでしまった・・・
その後旧道に入る。
俳人伊藤嵐牛(知りませんでした)生誕の碑、太字で書かれた福天権現(願掛けに御利益あり)の碑、伊達方一里塚(本来はもっと西あったとのこと)、大頭龍神社(菊川の大物主命を祀る)、歌人石川依平(この方も知りませんでした)出生の碑と続く。
国道1号線に合流するがすぐにまた旧道へ。
先の尖った竹の囲いの諏訪神社、六地蔵を通り、再び国道に合流。しばらくは国道を行く。
本村橋でまた逆川に接近、その後再び旧道へ。
その入り口に馬頭観音があった。ここの馬頭はちゃんと見えましたね。
川崎湊(牧ノ原)へ続く川崎街道の起点となったところに、大頭龍大権現・福天権現の道標があり、馬喰橋(馬の顔をデザインをしたおもしろい欄干があったらしいのだが見損なう)の先に常夜燈と葛川一里塚。
その向かいにあるのが振袖餅で有名なもちやがあったがあいにくとお休み。
これ食べたかったのになあ。残念無念・・・
そしてこの先はいよいよ東海道七曲。敵を容易に侵入させないための構造だ。
数えるとホントに七つあった!途中標識がなくてちょっとわかりづらいが・・・
途中、秋葉常夜燈や塩の道の分岐点もある。
終点には木戸と番所があったとのこと。
4へ続く
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