「この道は母へとつづく」
本日の映画
movie-1 「この道は母へとつづく」 Ital Ianetz 2005年露
DIR:アンドレイ・クラフチューク
CAST:ユーリャ・スピリドノフ、マリヤ・クズネツォーワ、ダーリヤ・レスニコーワ
STORY:極寒のロシア孤児院の孤児たちにとっては裕福な家庭の用紙になることが唯一の希望だった。養子先が決まったワーニャもいったんは喜ぶが、ひょんなことから本当の母親に会いたいという気持ちが抑えきれず、ついに脱走してしまう。
☆☆☆実話を元にした映画。
これが現代の話だというので驚きますね。
多少誇張はあるにしても・・・
孤児院の職員たちは養子を斡旋することでお金を稼ごうとしているし、子供たちはボス格の少年らに牛耳られ上納しなければならない。女の子たちは売春で稼いでいる。
なんの希望もないまま、裕福な家に引き取られることだけを望む子供たちだが、主人公の少年は実母が生きていることを知って、とにかく会いたいと無謀にも脱走するのである。
しかしたった6歳。
たった一人でたどりつけるはずもなく・・・
でも、世の中捨てたもんじゃないのですね。
孤児院の職員たちのような悪い大人もいる一方、助けてくれる大人たちもいるわけで、いろいろありながら、次第に母親へと近づいていく。
その過程は一種の冒険映画のようでもあって、はらはらどきどき・・・
結末は甘いという声もあるようだけれど、実話ですからね。奇跡もあるのです!
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