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2018/02/05

ロバート・クレイス『約束』

本日の本

約束 (創元推理文庫)
book-1 『約束』 ロバート・クレイス著 創元推理文庫

STORY:逃亡中の殺人犯を追うスコットと警察犬マギーは死体と大量の爆発物を発見する。ちょうど失踪した人物を追っていた私立探偵のコールは現場から立ち去ろうとしていた男を追いかけようとしたため、警察から疑惑の目を向けられてしまう。

☆☆☆スコット&マギーの続編。
であるととともに、コール&パイクシリーズの新作でもある。
ワタクシは、こちらのシリーズは読んだことがなくて、いやでも読んでいなくとも全然OKでしたね。

正直なところ、スコット&マギーの『容疑者』の続編という位置づけで読んだので、出番が前作よりかなり少ないなあとちょっと不満で・・・
これはむしろ、コール&パイクシリーズ(しかもほぼ出ずっぱりなのはコール)にスコットとマギーがゲスト出演した程度という感じではあるのだけれど、本体のストーリーのおもしろさでグイグイと引き込まれた。
そして、コールがなかなかいい奴なんですね。相棒の科目なパイクや、傭兵ストーンもいい味を出していて、ミステリとしては前作よりおもしろい要素がたくさん詰まっている。

コールも依頼者との約束を守って犯人扱いされ窮地に陥り、スコットもコールとの約束を守ったが故に窮地に陥る。
が、思わぬ人物の助けもあって、めでたしめでたし。
マギーの活躍場面もちゃんと用意されていて、マギーファンにもうれしい展開。

いや~、今後もマギーを是非!と思うけど、コール&パイクシリーズも読んでみるべきかしら?

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