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2018/03/18

東海道五十三次歩き(第16回) 茅ヶ崎~国府津1

前回の東海道歩きは新居までだったが、天気がよければ前々回の終わり、茅ヶ崎からにしようということになっていた。
富士山は夏の時期になると見える確率が低くなるので、できれば今のうちにということで。

幸い天気予報では晴れ時々曇りとのことだったので、茅ヶ崎からに決定!

出かける時はややかすんでいるような気もしたけれど、まずまずの天気でなんとかいけるだろうかと期待は膨らむ。

相模線経由で茅ヶ崎駅到着。8時50分に歩き始める。おや?かなり雲が出ていますね。だめかも・・・

さて、前回の終わりが一里塚だったので、今回のはじめは茅ヶ崎市役所。

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ここに、前回も見た上野の寛永寺から分けられた石灯籠が4つ並んでいる。やはり大きい。
茅ヶ崎にはずいぶんとたくさんの寛永寺の石灯籠があることをはじめて知ったのだった。

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少し進んだところに黒松の切り株跡がある。
樹齢約200年の松だったが、平成21年腐朽のため伐採され、モニュメントとして切り株が残されたとのことだ。

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円蔵寺を通り過ぎた先に、湘南クッキーの自販機があった。昔からあったのかな?
藤沢から小田原のあたりまであるようなのだけど、はじめて見た・・・と思う。
試しに買ってみようと思ったのだが、種類が多く激しく迷う。

4
結局、4つセットになったものを購入(1つ・・・寄せ木細工という箱根寄木細工をイメージしたもの?は母親にあげたので写真なし)。
その後、二宮の駅前でも見たが、小田原でもどこかで見られるかな?

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第六天神社到着。

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境内には、庚申塔や双体道祖神などがずらりと並んでいるが、六地蔵はいずれも頭がない!
ということで上に顔を描いた石が置かれているのであった。
これらはいずれも周囲から集められたものなんでしょうね。

8
ふと振り向くと猫がいた!
こんな朝早くから猫に出会えるとはラッキー!ごろんとしたり、のびをしたりリラックス。

いよいよ南湖(間の宿だった)に入り、道が大きく右にカーブしはじめた。まだまだ雲が多いがどうだろう??

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なんかだめそうだねと話していたのだが、なんと!見えた見えた!左富士。
工場が出来てしまい、よく見えないよという噂もあったのだが・・・確かに全体は見えないけれど、そしてちょっとかすんではいるが、見えた!
左富士は吉原(この時も見ることができた)とここが有名なのである(戸塚手前でも微妙な左富士は見えるが)。

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富士山をイメージしたような鳥井戸橋を渡った先に南湖の左富士之碑。この碑と富士山が一緒に写真に入ったらいいのだけれど、建物があるため、富士山はほんの一部しか見えないのが残念だ。

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右手の赤い鳥居は鶴嶺八幡宮のもの。ここからはちょっと距離があるのでパスする。

少し進んで左にカーブしはじめたところに神明神社。

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安倍晴明の井戸がかつてあったそうだが、昭和10年代に国道が拡張された際になくなったという。今は新しい碑が立つのみ。
奥には厄神大権現の石像物や双体道祖神があった。

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そのすぐ先にでかまんのお店がある。3000円以上するびっくりするほど大きなお饅頭を売っているらしく(小さいのもあり)、本当は買いたかったのだが、残念ながらまだ開いておらず断念(お店は10時から)。

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小出川のすぐ手前に相模川橋脚跡。
関東大震災の液状化現象により、水田から中世前半の橋脚が出てきたという。昔はこのあたりを相模川が流れていたのですね。
今見えるのはレプリカで、本物は密閉して埋めてあるようだ。

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小出川を渡り、大山道の分岐である今宿交差点を過ぎた先に上國寺。河津桜の苗が植えられており、すこし咲いていた。

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このお寺には室町時代の木像日蓮座像がある。

その先の新隆寺にも同じく木像日蓮座像があるそうなのだけど、本堂は閉まっていたので見られずじまい。

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道祖神を二つ見て、ついに平塚市に入る。

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そして馬入橋で相模川(馬入橋から下流は馬入川という)を渡る。富士山も見えるし、大山も見える。

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江戸時代、架橋は禁じられていたため、人々は馬入の渡しで川を渡った。明治の終わりになりようやく橋が架けられたが、関東大震災で壊れてしまう。それを陸軍がわずか一ヶ月半(!)で架けたという。その記念碑が橋を渡った向こうにあった。

20
さて、マンホールウォッチャーとしては新しい市町村に入ったら、撮影せざるを得ない(笑)。
平塚のデザインは、やっぱり!七夕だった。

(2へ続く)

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