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2018/03/27

東海道五十三次歩き(第17回) 新居~二川3

(2より続き)

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そして現れたのが庚申堂。

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見ざる、言わざる、聞かざるの他に、四猿も!

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右から2番目はなんと、行わざる=せざるらしい。四猿ははじめてみましたね。

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その先を曲がると、地蔵・石像が並んでおり、上がっていくと役行者様が祀られていた。
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火除け地跡を通り過ぎ、少し先で白須賀宿は終わり、境宿がはじまる。白須賀宿の加宿だったところだ。
高札場跡の石柱もあった。
このあたりは猿ヶ馬場をいわれたところで、広重は二川で描いているが、実際はここ。柏餅の茶店が描かれているが、これは秀吉が餅を食べて戦勝したことから名物となり、茶屋の老婆が猿に似ていたことから猿が婆の勝和餅がなまって柏餅になったという・・・

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向かいの成林寺には境宿開村記念碑があった。
ここで、バナナとカロリーメイトで休憩。

ずっと旧道を歩いてきたが、ついに広い道へと合流する。
合流地点で笠子神社に寄ったあと、少し進むと・・・

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とうとう愛知県に入った!
いやはや静岡県は長かった・・・いや、まだ一部歩いていないのだが。

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県境はその名も境川なのだが、おどろくほど細い川だ。

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ついに国道1号線に合流、すぐ先に一里塚跡がある。71番目。
このあたりの地名は一里山である。
秋葉神社と津嶋神社の祠もある。

このあとは、ひたすらキャベツ畑、時々工場という風景が続く。3キロほどずっと同じような風景で正直飽きる(笑)。そして向かい風が強く歩くのも大変だ。

途中興味をひくものといえば・・・

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コオロギのお店(L8円、M7円。200匹以上で小売りするとか)と・・・

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遠くに見える立岩という岩山。
新幹線もその手前に見え、だんだん二川が近づいてきたなあという感じ。

二川ガードで新幹線をくぐって、さらに東海道線を踏み切りで渡ると二川宿である。

まずは一里塚跡(72里)を通り過ぎ(この石柱は二川案内所の前にあるのだが、案内所はあいていなかった)、十王院に寄る。
二川新町開山碑があるとのことだったが見つからず。

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たくさんの石仏はあったのだが。

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続いてお隣のお寺に向かうとしたところ、おっ、豊橋のマンホールが!
どうやら朝日の中を出港していく船と人々と街が描かれているらしい。

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そしてお隣のお寺は妙泉寺である。

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静かでなかなか趣のあるお寺。芭蕉の句碑があった。

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そして、春乙桜という桜があり、ほぼ満開。ちょっとした花見気分だ。

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本堂の屋根にのっているものはいったいなんだろう?獅子? 

二川八幡神社は1295年鎌倉の鶴岡八幡宮から勧請された神社。

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宿の人々が寄進したという立派な灯籠2対や1809年の常夜灯があり、奥には各種神社が。

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狛犬は正面を向いているタイプだった。正面を向いたのってもしかしてはじめて見たかも?

二川宿は戦災にあわなかったため、昔の町並みの雰囲気をそのまま残している。
各家の前には深川宿と書かれた置物などがあって、がんばってるなあという感じ。

(4へ続く)

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