エリス・ピーターズ『雪と毒杯』
本日の本
book-14 『雪と毒杯』 エリス・ピーターズ著 創元推理文庫
STORY:クリスマス直前にウィーンで歌姫の最期を看取った人たちを乗せた飛行機が不時着。雪で閉ざされた山奥の小さなホテルにたどり着いた一行は弁護士から衝撃的な遺言の内容を聞く。その夜、遺産を受け取ることになった人物が殺害されて・・・
☆☆☆初エリス・ピーターズ。
E・ピーターズといえば、修道士カドフェルシリーズで・・・
以前から読んでみたいと思いつつ、機会がないままここまできていた。
イギリスのテレビドラマを一回見ただけ。
ノンシリーズならとっかかりとしていいかな?と思い、読むことに。
これ、クラシカルなミステリが好きだったら楽しめますね~
時代はちょっと古く、いわゆる雪の山荘(クローズド・サークル)もので、いろいろなタイプの登場人物が出てきて・・・
言い方は変だけど、安心して読めるというか・・・
物語は当然こういう風に進んでいくんだろうなあと思ったところで、ああそうきたか!と。
なんかうすうすおかしいなとは思っていたし、疑わしいこのヒトは絶対犯人じゃないなとは思っていたけれど、なるほどね。
古風なロマンスも盛り込まれていて、読後感よし。
やっぱりカドフェルシリーズにもチャレンジしてみるべき?
20冊以上あるから大変!
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