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2018年10月

2018/10/31

南光 南3年35度

1810311
沖縄旅行のおみやげとして4本いただいた泡盛のうちの1本。
どれから開けようかな~と迷ったのだが、なんとなくこれに。

なんでも、1年に1万本しか生産しないお酒とかで、多分東京じゃ手に入らないものなんでしょう。
古酒もあまりこちらじゃ売ってないですしね。

まずはロックで。あまりクセはないけれど、さすがに濃い。
それで、ちょっと割ってみたところ、これでもなかなかいいですね。いい香り。少し甘みもあって、なかなかよろしいです。
これは泡盛が苦手な人でも飲みやすいのでは?

2018/10/30

「私がクマにキレた理由(わけ)」

本日の映画


movie-30 「私がクマにキレた理由(わけ)」  The Nanny Diaries 2007年米

DIR:シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
CAST:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、アリシア・キーズ、クリス・エヴァンス、ニコラス・リース・アート、ドナ・マーフィ、ポール・ジアマッティ
STORY:大学を卒業したものの就職試験に失敗、途方に暮れていたところ、ひょんなことからセレブ一家のナニーとして雇われたアニー。雇い主の無理難題や、子供のわがままに振り回されるアニーだったが・・・

☆☆☆全米ベストセラー小説『ティファニーで子育てを』の映画化。

邦題がキレたとあるので、スカヨハがぶち切れまくる話かと思ったら・・・
はじめに出てきたスカヨハ=アニーは成績優秀でいい大学を卒業したものの、自分で何をやりたいのかわからず、何にも自信が持てず、母親の希望した会社に就職しようとしたものの失敗。うじうじとしたキャラ。
呆然と歩いていた公園で、アニーをナニーと聞き間違えられ、ナニー(子守)として雇われることになる。

この家族のなんと感じの悪いこと!
ミスターXはお金のことにしか興味がなく、浮気もしている。
ミセスXは子供のことをほったらかしで自分磨き。
子供は超生意気でひねくれていて手に負えない・・・

そのうち、寂しさからひねくれてしまっていた子供とアニーは仲良くなって、超高級マンションの違う階に住む学生ともいい雰囲気になり、人生が好転するかと思ったのだが・・・

最後にタイトルどうり、アニーはぶち切れ!
この場面はスカッとしますねぇ。
上流階級がなんだ!とこちらまで鼻息が荒くなるけれど、考えてみると、ホントに哀しい一家で・・・

笑えるコメディだったのが、最終的にはちょっとしんみりしちゃいましたね。

2018/10/29

キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール2018

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今年も出ました!
とれたてホップ。毎年楽しみにしているビールである。

注いでみると、色は薄い。
飲んでみると、ほわーっとホップの香り。
が、想像したより苦みとかは抑えめかな。去年よりさわやかなビールになったような・・・

好みとしてはもうちょっと苦みがはっきりしていた方がいいかも。
いや、十分おいしいんですけどね。

2018/10/28

オリオン(アサヒ) オリオンドラフト

1810281
昨日は、沖縄みやげにいろいろといただいたもので、沖縄料理の夕べだったので、ビールはオリオンを買ってきた。

数ヶ月前に、セブンイレブン缶を買っており、中身は一緒と思うけれど一応。

注いでみると、色は薄い。
飲んでみると、やはり印象派変わらず軽いビール。これは沖縄の気候にあうんでしょうね。暑い時にぐぐーっと一気に飲みたいものだ。

2018/10/27

「ホルテンさんのはじめての冒険」

本日の映画


movie-29 「ホルテンさんのはじめての冒険」  O'horten 2007年ノルウェー

DIR:ベント・ハーメル
CAST:ボード・オーヴェ、ギタ・ナービュ
STORY:勤続40年のノルウェー鉄道のきまじめな運転士ホルテンさんは、送別会に出て寝坊したせいで、退職日にはじめて遅刻してしまう。茫然自失のホルテンさんは次々とおかしな出来事に遭遇する羽目になり・・・

☆☆☆ノルウェーのコメディドラマ。

ノルウェーの映画はほとんど見たことがなく・・・
最近で記憶にあるのは「コン・ティキ」くらい。

一応コメディの範疇に入りそうな映画だけれど、わはははと笑うような映画でなくて、時々クスリと笑うくらいの感じ。
この独特の間にハマるかどうかで、おもしろいと思えるかが決まる。

ワタクシは、はじめはちょっと苦手かも、と思ったけれど、最終的にはなんとなくツボにはまりましたね。

なんでも規則正しく行動する超きまじめなホルテンさん。
それが、ちょっと予定が狂ったせいで、次々予期せぬ出来事に遭遇していく。
その結果、今まで絶対にやろうとしなかったことに思い切ってチャレンジしてみたり、はめをはじしてみたり・・・
でも、いろいろなことを楽しいと思えるようになったホルテンさんは、きっとこれからの人生を楽しめるんだろうなあという結末で、なんかほんわかした気分になれた映画でした。

2018/10/26

安達本家酒造 富士の光

1810261
7月に東海道を歩いた際、三重県三重郡朝日町の街道沿い、安達本家酒造で購入した富士の光の一合瓶。
まだ歩きはじめて間もない時間で、一日持って歩くのは結構大変だった。
でもお酒のためならがんばる(笑)

このお酒、一富士、二鷹、三なすびから名付けられたそう。

一合だと2人で飲むとあっという間で残念!
わりと辛口できりっとすっきりと、な感じでよかったのだけど・・・
まあしかし、4合瓶を一日持って歩くのは大変だ。

この酒造さんのお酒では、とんてきにあうという、その名もとんてきというお酒がすごく気になりますね。

2018/10/25

「ポンペイ」

本日の映画

movie-28 「ポンペイ」  Pompeii 2014年米加独

DIR:ポール・W・S・アンダーソン
CAST:キット・ハリントン、キャリー=アン・モス、エミリー・ブラウニング、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ジャレッド・ハリス、キーファー・サザーランド
STORY:西暦79年のポンペイ。かつて一族をローマ人に殺されたケルト人騎馬民族マイロは、無敵の剣闘士となっていた。街の有力者の娘カッシアと出会い恋いに落ちるが、カッシアは元老院議員のコルブスとの結婚を強いられそうになる。やがてヴェスビオスが火を噴く・・・

☆☆☆歴史スペクタクル。

あのヴェスヴィオス火山大噴火により一瞬にして火砕流に飲み込まれた古代都市ポンペイの悲劇にロマンスをからめる。

ポンペイ展はしばしばやっていて、いつも見に行くのだけれど、想像するポンペイ市民の生活が垣間見られる・・・という映画では全然ない。
なにせ、アンダーソン監督ですからね。
これまたSF寄りのアクションって感じの仕上がりとなっている。

なんだかんだ、大噴火の様子は臨場感たっぷりなのだけど、それまでがいろいろな要素てんこ盛りでめまぐるしい(笑)

ロマンスあり、復讐劇あり、友情あり・・・
K・ハリントンがムキムキでがんばる戦いの場面はハラハラどきどき、なかなかよろしく、奴隷の戦士同士の友情にも胸熱くなるけれど、身分違いのロマンスはちょっとベタすぎるような・・・
ラストは感動したけれど。

主演のK・ハリントンがよかったけれど、場をさらうのは、悪役のキーファー。ちょいやり過ぎ感というか悪のり感があるくらいだけれど、似合うなあ、悪役。24シリーズよりこういう悪役の方が似合うんじゃ・・・

あんまり古代劇には見えず、あくまでSFぽかったけれど、それなりに楽しめた映画でした。

2018/10/24

東海林さだお『目玉焼きの丸かじり』

本日の本

book-17 『目玉焼きの丸かじり』 東海林さだお著 文春文庫

おなじみ、週間朝日の連載「あれも食いたいこれも食いたい」をまとめた丸かじりシリーズ第37弾。

もう文庫でも37冊目ですよ!(実際は38冊目もとっくに買ってあるのだが)

いやはや、これだけ続いていてネタが尽きないのは驚きですね。
もちろん、新しい食べ物や食べ方は次々出てくるというのはあるけれど、こういう切り口もあったかと驚くこともあり・・・

今回は、「カルピス=薄い思い出」に共感したり、「サンマに大根おろしがない不幸」にハゲシクうなづいたり、「アンコかわいや」の粒あん派とこしあん派の性格分析?に笑ったり・・・

気軽に楽しめるエッセイ、いいですね。

2018/10/23

純米大吟醸 松乃井

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まず、瓶がキレイ!

新潟の松乃井酒造場の純米大吟醸である。
越淡麗というめずらしい酒米を使ったお酒という。

とっても飲みやすいですね。
まさに淡麗というか。甘みはそれほどなく、ちょっと酸味があるかな。

お料理はなんでもあいそう。

2018/10/22

「ララミーから来た男」

本日の映画


movie-27 「ララミーから来た男」  The Man From Laramie 1955年米

DIR:アンソニー・マン
CAST:ジェームズ・スチュワート、アーサー・ケネディ、キャシー・オドネル、ドナルド・クリスプ
STORY:ララミーからやってきた元騎兵隊大尉ロックハートは、街の実力者のどら息子のデイヴに馬車を焼かれ、ラバを殺されてしまう。弟がアパッチに殺された真相解明のため、その地に残るロックハートだったが・・・

☆☆☆マン監督とJ・スチュワートのコンビの西部劇。
この二人の組み合わせの映画はいい映画が多いですね。「グレン・ミラー物語」もよかったな。

J・スチュワートは、ひょろ長く、アクションって感じでもなくて、あまり西部劇向きではない気もするのだけど、結構出ていて、これがなかなかにいい映画が多いのですね。
誠実な役柄が多くて、見ていて安心できるし。

スチュワート演じるロックハートは、騎兵隊にいた頃、弟がアパッチに虐殺され、アパッチにライフル銃を売った男を捜している。
一方、街の実力者は失明しかかっており、どら息子をなんとか更正させようとするものの手を焼く。

ここに、実力者と敵対する女牧場主、息子同然にかわいがられている使用人がからんで、話は展開していくのだけど・・・
案外ひねりがきいてますね。超ストレートな西部劇から徐々に移行する時期の映画だったのかも・・・

ちょっとミステリ的な要素もあって、最後までおもしろく見ました。

2018/10/21

アン・クリーヴス『空の幻像』

本日の本


book-16 『空の幻像』 アン・クリーヴス著 創元推理文庫

STORY:白い服の女の子を見たと話したあと、行方不明になったテレビ制作者の女性が死体で見つかった。彼女は友人の結婚式でシェットランドを訪れていたのだった。事件と少女は関係があるのか・・・

☆☆☆ペレス警部シリーズ6作目。
正確にはシェットランド4部作が衝撃的に終わり、その後新生シリーズとしての2作目である。

もちろん、5作目から読んでも差し支えないし、なんとなれば6作目から読んでもわかるとは思うが、やはり1作目から読むべきでしょうね。ペレス警部の心の動きは、1作目から読んでいないとわかりづらいからだ。

5作目ではまったく立ち直れていなかったペレス警部だが、この作品では少し・・・ほんの少しだが、立ち直りかけていた。
頼りない部下のサンディも少しずつ成長、頼もしくなりつつあるし、女性警部のウィローのキャラがなかなかよい。
さすが、作者が人物描写がうまいんですね。

現実的なストーリーと、交錯するように語られる悲しい幽霊のお話。
どうからんでくるのかと思いつつ読み進めると・・・

なるほど・・・
あれやこれやの話がからんでどうなるかと思ったら、割とシンプルだったような。
いやでも、少しずつ真相にたどり着く感じは悪くない。幽霊の話とのからみもいいし。

次作でペレスがさらに立ち直りを見せるのか・・・
楽しみに待ちたい。これまた4部作になるのかな?

2018/10/20

サッポロ ヱビス マイスター

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一昨年に飲んだことのあるビールなのだけど、昨年リニューアルしてから飲んでいなかったので遅ればせながら買ってみた。

注いでみると、茶色。濃い。
飲んでみると、味もかなり濃いですね。
かなりの苦みがぐーっと押し寄せる感じ。
ゴクゴク飲めるタイプじゃないけれど、じっくり味わいながら飲むと大変よろしいです。好きなタイプのビール。

2018/10/19

安井酒造場 初桜あいの土山

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先日の東海道歩きで、鈴鹿峠を越えた先、甲賀市土山の道の駅あいの土山で買ってきたカップ酒。

ラベルが素敵で迷わず購入。
馬子と馬、そして鈴鹿峠を越えてすぐのところにある万人講常夜燈が描かれ、鈴鹿馬子唄の一節も書かれている。
いや~雨の中、鈴鹿峠を越えてきた身としては買わざるを得ませんね(笑)

開けてみると、黄色っぽい色。
飲んでみると、ちょっと香ばしい感じがして、続いてくるのは酸味。最後は甘み。
なかなかよろしいです。

このカップは捨てられない・・・

2018/10/18

サッポロ ビアサプライズ 至福の深み

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ファミマ・サークルKサンクス限定のビール。
去年出た至福のキレは飲んだけれど、その前の至福の苦み、至福のコクは飲んでいない。

注いでみると、やや濃いめの色。
飲んでみると、ホップ香がなかなか。
そして、強烈な苦み。コクもしっかりあって、これぞビール!これは好きだなあ。

なんでも至福の苦みと至福のコクの両方の良さを引き出したそうで・・・
両方とも飲んでみたかったなあ。

2018/10/17

国分寺:鬼無里 国分寺店

美術館を2つはしごしたあと、地元で飲んで帰りました。
よく行くお店で。
前回行ったのは5月の連休の時だったかな?

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まずは生ビール。お通しはいわし煮。

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豚の角煮。思ったより大きい!

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あなごの天ぷら。ワタクシ、あなごが大好きです。

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豆腐サラダ。日本酒お試しセット。
豆腐は見えないけれど、下に隠されているのです・・・
日本酒は、滋賀の萩の露、山形の大山、高知の司牡丹(いずれも冷やおろし)。
好みは司牡丹かな。

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最後は赤ワイン。
撮り忘れちゃたけれど、さつまあげ。揚げたてでおいしかったです。

東京都国分寺市南町2-16-21 B1F

2018/10/16

【フェルメール展】

art-30 【フェルメール展】 上野の森美術館

1810161
東京駅から上野へ移動、フェルメール展を見ました。

今回の展覧会は日時指定入場制。
数ヶ月前の発売日直後にネット購入。
2500円とちょっとお高いチケットだけど、ブックマークと音声ガイドがついている。
ワタクシが購入したのは3時から4時半までの入場チケットだったが、4時頃到着。さすがに入場に列はできていませんでした。中は混み混みだったけれど・・・
見終えて出るとちょうど5時で、5時からの人たちが長蛇の列が。少し遅めの時間に行くのがよいのかも?

第1章 オランダ人との出会い:肖像画
フェルメールと同時代のオランダの画家の絵がたくさんきている。フェルメールだけじゃあさすがに成立しませんもんね。
ますは肖像画から。
フランス・ハルスによる夫妻の絵。堂々としている。
ヤン・デ・ブライの「ハールレム聖ルカ組合の理事たち」はこの組合に架けられた絵なのだろう、立派に描かれている。

第2章 遠い昔の物語:神話画と宗教画
ベイレルト「マタイの召命」。この題材だとカラヴァッジョの絵を思い出すが・・・カラヴァッジョの方が正直なところ出来はいいと思うが・・・この作品もカラヴァッジョのような光と影を意識している気はする。
モレールセの「ヴィーナスと鳩」は女神というよりフツーの女性のような・・・
「洗礼者ヨハネの斬首」と「ユーディットとホロフェルネス」が並んでいるのはなんとも・・・ヨハネはもう斬られたあと、ユーディットはまだ今から。

第3章 戸外の画家たち:風景画
「トビアと天使のいる風景」はどちらかという宗教画、モレナールの「宿屋デ・クローンの外」はどちらかというと風俗画の範疇に入るような・・・
当時海景画はよく描かれたようだが、「捕鯨をするオランダ船」がちょっと変わっている。鯨の他、ホッキョクグマやセイウチもいるのだ。
教会の絵では「ユトレヒトの聖母教会の最西端」がいい。

第4章 命なきものの美:静物画
3点のみ。
「野ウサギと狩りの獲物」がちょっと生々しい。
よれよれになった書物が描かれているヘームの「書物のある静物」がいいなあ。

第5章 日々の生活:風俗画
レイステル「陽気な酒飲み」。楽しそう。
ダウ「本を読む老女」。老女の顔や手のしわがリアルでびっくりなのだが、老女が持つ聖書の文字が全部見えるという!
メツーのついになった「手紙を読む女」、「手紙を書く男」。なんとなくフェルメール風?この題材は当時よく描かれたのかもしれない。女性が来ている黄色の服はフェルメールがよく描いた服にそっくり。
ヤン・ステーン、ピーテル・デ・ホーホは好きな画家。

第6章 光と影:フェルメール
1階はフェルメールのみ。なんと8点!
「マルタとマリアの家のキリスト」。フェルメールのもっとも大きな作品。初期は宗教画も描いていたんですね。一見してフェルメールとはわからないのだけど・・
「ワイングラス」。いろいろな寓意が込められた作品。ステンドグラスまでも。
「リュートを調弦する女」。女性が何を思って何を見ているのか想像をかきたてられる絵。壁には地図が。
「真珠の首飾りの女」。左からさしこむ光、黄色いコート。フェルメールお得意の絵。
「手紙を書く女」。これまた黄色いコートの女性が、なぜかカメラ目線で(笑)手紙を書いている。なんかうれしそう。
「赤い帽子の娘」。初見。一瞬男性かと思ったが女性。帽子が目立つ。顔と服に光りがあたっているのが印象的。
「手紙を書く婦人と召使い」。いつもこの召使いが何か企んでいるように思えて仕方ない・・・
「牛乳を注ぐ女」。もちろん、女性もよく描かれているのだけど、テーブルの上のものや注がれる牛乳がなんとリアルなことか!

こんなに一度にフェルメールを見られる機会はないですね。
是非どうぞ!

2018/10/15

【横山華山展】

art-29 【横山華山展】 東京ステーションギャラリー

1810151
江戸後期、京都で活躍した人気絵師、横山華山。かつては有名だったのもかかわらず、今では忘れられてしまった絵師にスポットをあてた展覧会に行って参りました。
そんなに混んでないかなと思いきや・・・
先週の美の巨人たちで取り上げられたからか、かなりの混雑。
いやでも行ってよかった!と思った展覧会でした。

1 蕭白を学ぶ -華山の出発点-
華山は西陣織の横山家の分家の養子となっていて、横山家が曽我蕭白のパトロンだったこともあり、蕭白の大きな影響を受けている。
若い頃の絵は蕭白のような絵。
四季山水図はまさに蕭白に倣った絵であって、荒々しく、奇妙にデフォルメされた風景が描かれる。
「蝦蟇仙人図」は蕭白と華山が並んで展示されていて、一瞬間違い探しかと思ったが・・・やはり違うんですね。華山の方が少し柔らかかなと。

2 人物 -ユーモラスな表現-
「唐子図屏風」、「唐子遊戯図屏風」が楽しい。楽しく遊ぶ唐子たち。いたずらっこっぽい表情がいいですね。
張飛、関羽、鍾馗図などは迫力があるし、寿老人、大黒天、布袋などはとってもユーモラス。

3 花鳥 -多彩なアニマルランド-
動物の画もいい。
虎はやはり?というべきか、猫よりだけど(笑)、毛を描くタッチが結構リアル。
「松竹梅・鶴龍虎図」は松竹梅と鶴龍虎をあわせた画だが、おもしろい組み合わせだ。
「蝦蟇図」は酒の席でこわれてささっと描いたものだそうだが、ふくらんだおなかが楽しい。
一番気に入ったのは「雪中烏図」。白と黒のコントラスト、静かな風景がよい。

4 風俗 -人々の共感-
華山といえば風俗画だそうで・・・
部屋に入ってパッと目に入ってきたのが「紅花屏風」(14日までの展示でした)。
紅花の種まきから収穫、出荷までが描かれているのだけれど、実に220人あまりの人が描かれていて、みんな表情豊か。働く人、くつろぐ人、遊ぶ子供、喧嘩する人たち、おやつを食べる人・・・これは楽しい絵だ。
楽しそうな人たちといえば、「花見図」も。花そっちのけで飲み食いを楽しむ人たち。今も昔も同じですね。
華山の弟子、小澤華嶽の「ちょうちょう踊図屏風」がまたおもしろいこと。なぜかみんな仮装して踊っているんだけど、なんでこの仮装?と思ってしまう。昆虫やらかたつむりやら天狗や魚?かなりシュール。
「天明火災絵巻」は逃げ惑う人々の姿が真に迫る感じ。

5 描かれた祇園祭 -《祇園祭礼図巻》の世界-
上下巻30メートルにわたる祇園祭を描いた図巻。これをなんと全編公開!
よく描いたな~
なんと細かいことか。構図もよく考えられている。
背の高い山、車を大胆にカットしたり、斜め上から描いたり。
これは見る価値あり!

6 山水 -華山と旅する名所-
最後は山水画。
富士山を描いた2枚がよかったですね。
1枚は「清見潟富士図」。今は東海道線で分断されているお寺、清見寺の向こうに見える富士山。
もう1枚は「富士山図」。吉原から見た富士山だそうだが、ちょっと背が高すぎでほそいかな?いずれも、「紅花屏風」の取材のために東海道を旅した際に描かれたようだ。

こんな絵師がいたとは驚き・・・
そして、なぜ忘れられてしまったのか不思議・・・

是非どうぞ!

2018/10/14

新宿御苑:ラーメン春樹 新宿御苑店

昨日は悲しい6週に1回の土曜勤務日。
仕事を終えて昼食を。

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この日はこのあとのスケジュールがタイトだったので、職場の近くで、しかも早く食べられるものを、ということで、家系の麺のお店へ。
ラーメン春樹である。

このチェーンは、国分寺にもあってだいぶ前に一回入ったことがあるが、新宿御苑のお店ははじめて。

豚骨ラーメン、フツーのラーメンなどもあり、今度は違うものを食べるかな~と思いつつ、やっぱり頼んだのは、超濃厚とんこつつけ麺。
麺は太いのでゆであがりまで8分かかるとのこと。

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こちらは、ワタクシの普通盛(温盛)。普通といってもつけ麺だと麺の量は結構ありますね。同居人は大盛(値段は同じ)。

具は別盛りで、煮卵、メンマ、チャーシュー、のり、ねぎ、ゆず、魚粉。
はじめはねぎだけで、チャーシューは脂を溶かすためにあらかじめて入れておく。
このタレが結構濃厚で、これだけの麺を食べてもあまりうすまらないのがいいですね。
ゆずはアクセントとしていい、魚粉を足すとさらに濃厚に。
メンマも極太!

おいしゅうございました。
でも今度こそつけ麺じゃないのにチャレンジしよう!

東京都新宿区新宿1-19-6 ISビル 1F

2018/10/13

六本木:童童

泉屋博古館分館に行ったあとの昼食。
泉ガーデンタワーで食べようと思っていたのだが、この日はビルの休館日(土日休日全部やってないわけじゃないよね?)だったみたいでどこもあいていない・・・
ということで、向かいのアークヒルズサウスタワーで食べることにした。

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お好み焼きにするかチャーハンにするかで迷い、結局チャーハンに。
なんでもチャーハン専門店らしい。

メニューを見てみると、チャーハンはチャーハンでも土鍋焼きチャーハン。
ベースになる炒飯のサイズとティストを選び、さらにトッピングを選ぶシステム。

ワタクシがチョイスしたのは・・・

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Sサイズで、テイストはプレーン(塩胡椒)、トッピングは五目。
五目は、海老、カニ、チャーシュー、あさり、いか。プラス、紫玉ねぎ、水菜、万能ねぎ、卵。意外と具だくさん。

同居人のホリデーセットをチョイス。炒飯は本日の炒飯と麻婆炒飯から選べる。

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で、麻婆炒飯。
ちょっと味見させてもらったけれど、それほど辛くはない。

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セットのラーメン。塩か醤油を選ぶようになっていてこれは醤油。
魚粉の味ですね。つけ麺のつけ汁になりそうな。どうやら特製魚醤とんこつの白湯麺らしい。

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セットの唐揚げ。

チャーハンと聞いて想像するチャーハンではなくて、どちらかというとピラフにトッピングしたみたいな感じだったけれど、これはこれであり。

高菜搾菜も気になったなあ・・・

東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー B1F

2018/10/12

【狩野芳崖と四天王展】

art-28 【狩野芳崖と四天王展】 泉屋博古館分館

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久々に泉屋博古館分館に行って参りました。
開催されていたのは、狩野芳崖と四天王展。
狩野芳崖の弟子4人の画家のことは今までまったく知らず・・・
芳崖四天王と呼ばれたものの、師亡きあとは次第に表舞台から姿を消した・・・ということらしい。

第1章 狩野芳崖と狩野派の画家たち
展覧会は芳崖の「壽老人」からスタート。力強いタッチの絵だ。
「獅子図」は、実際に芳崖はライオンを見たそうなのだが、ちょっと不思議な獅子に?
「伏龍羅漢図」の龍はなんだかかわいらしい。老人もユーモラス。
橋本雅邦も何点か。
雅邦の「獅子図」の方がリアルですね。
雅邦の風景画は結構好きなのだけど、「西行法師頭」いいですね。もやがかかった様子、遠近感など日本画と西洋画がうまく融合している感じ。
木村立獄はやはり山水楼閣図だろうか。

第2章 芳崖四天王
そして、芳崖四天王。
まずは、岡倉秋水。岡倉天心の甥だそうだ。
なんとなく、芳崖の悲母観音に通ずるような?
なんといっても、「不動明王」がツボ。漫画チックで色鮮やかな不動明王。
「龍頭観音図、雨神之図、風神之図」もなんか楽しい風神雨神に。
2人目は岡不崩。のちに、本草学を研究したとあって、草花の絵がすばらしい。
「群蝶図」、「秋芳」。細かいですねぇ。師とは違う方向に進んだ人だ。
3人目は高屋肖哲。自らを仏画師と称し、市井の画家として生きた人。
浅草寺にあるという「武帝達磨謁見図」がなかなかよいが、「千児観音図下絵」、怖いよ~
1000人(もいるかな?)の子供の頭がずらーっと・・・
記録魔だったのか、『雑事抄録』という日記?が興味深い。
4人目は本多天城。
風景画を得意とした人だったようだ。
結構力強いタッチで描いているが、西洋画の要素が若干入っている感じ。

第3章 芳崖四天王の同窓生たち
朦朧体四天王の作品など。よく知られた画家たちの作品。
大好きな菱田春草が4点。
「四季山水」(初見)などはそれほどでもないけれど、「海浜朝暘」は朦朧体ですね~太陽が描かれていなければ、海の日の出とはわからない。もやもや度の高い作品。
横山大観の「杜鵑(ほととぎす)」 も、相当もやもやしている。
西郷孤月の「深山の夕」は、手前はくっきり描かれているのだが、奥は朦朧体で描かれていて、不思議な雰囲気の絵になっている。

忘れられていた芳崖四天王の絵を是非どうぞ。

2018/10/11

東海道五十三次歩き(第29回) 関~土山4

(3より続き)

1
このあと左側に旧道跡があるが今は通れなくなっているため、猪鼻の交差点(若宮社標のあるところ)で右折し、旧道へと復帰する。

2
その前にちょっと寄り道。
火頭古神社へ。

3
本殿は国登録有形文化財とのことだが、これじゃなくて、この覆屋の中に建っているのが本殿なんですね・・・

4
猪鼻村に入ってきた。
東海道は色がついていてわかりやすい。
昔は立場があり、草餅や強飯が名物だったらしい。

5
屋号札をかけた家が多く見られる。

6
旅籠中屋跡には、明治天皇聖蹟碑などが建つ。

7
坂を登って国道1号線に合流、再び旧道に入ったところに榎島神社。
ご神木の椎の木は樹齢400年くらいとのことだ。

8
かわいらしい双体道祖神を過ぎ、工場を抜けた先に蟹坂古戦場跡の碑。

9
攻めてきた北畠勢を破り、甲賀への侵入を阻止した戦場跡である。
蟹ヶ坂という地名は旅人を食べる巨大な蟹がいたことに由来するそうだ。

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飛び出し坊やたち。
手作り感満載(笑)。

12
海道橋の手前に高札場跡。高札が復元されている。

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現在の海道橋(旧田村橋)は2005年に当時の板橋を復元したものである。
安永4(1775)年に田村川に橋が架けられる前は、もう少し下流を徒歩で渡っていたが、大水で流されて亡くなる旅人も多かったので、田村橋が架けられたという。

14
広重の土山の画に描かれているのも、雨の中を田村橋を渡る大名行列である。

井上士郎の句碑もあった。

東海道は田村神社のところで左折するが、神社に寄ってみる。

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二の鳥居は青銅製だ。

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拝殿にお参りして引き返そうとしたところ、おや?まだ奥がある。

18
奥にあるのが本殿であった。

街道に復帰、一の鳥居をくぐった先に道の駅あいの土山が見えてきた。
ここからバスに乗って貴生川に出る。

ちょうど4時20分のバスが来ていたのだが、生徒さんでいっぱい。30分後のバスに乗ることにして、おみやげをみる。

19
買ったのは、名物土山茶、あいの土山というワンカップ、そしてかにが坂飴。
蟹ヶ坂の伝説(旅人を食べる大きな蟹に通りかかった僧侶が往生要集を説いたところ悪行を悔い、甲羅が8つに割れて往生した。村人は塚を築き、割れた甲羅を模した飴を作って厄除けにした)にちなんだ飴である。

無料で提供されているお茶をいただき、50分のバスに乗る。
乗客は我々の他は1名(途中もう1名乗ってきたがほぼ貸し切り状態)。

30分ほどで貴生川の駅に到着。

20
駅にはかわいい忍者(甲賀忍者ですね)の絵が。

5時33分の草津線(京都直通)に乗り、6時半すぎに京都着。
今回からは京都から帰ることになる。

駅弁とビールを買い、7時5分の新幹線に乗り込む。

21
今回の駅弁は京寿司。押し寿司、笹寿司など、さば、えび、小鯛、鮭、かにのお寿司。これはおいしい!
ビールは黄桜酒造が造っている、京都麦酒ペールエール。
ご当地ビールがあるとうれしい。

9時23分東京着。
帰宅は11時過ぎだった。

約37100歩。雨の中まずまず歩きました。
次回は11月下旬を予定しています。
だんだん、日が短くなるのが悩みですね・・・

(完)

マップはこちらを使っています。
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2018/10/10

東海道五十三次歩き(第29回) 関~土山3

(2より続き)

1_3
急に開けたなと思うと、もうそこが鈴鹿峠だった。
箱根と並び称される難所、とのことだったけれど、箱根の方が何倍も大変だったと思う。

当時は茶屋が建ち並んで賑わっていたというが、今は静かなものだ。
現在でもこれらの茶屋の石垣が残っていると説明板にあったが、常夜灯のあたりの石垣もそうなのかな?

ちょっと寄り道。鏡岩を見にいくことにする。

2_3
途中、田村神社旧跡の石柱がある。このあとの土山に田村神社はあるのだが、坂上田村麻呂を祀った神社で、明治時代に片山神社に合祀されたようだ。

3_4
倒木を乗り越えながらさらに進むと鏡岩が見えてきた。
標柱に、硅岩が断層によってこすられ、名のとおり露出面につやが出たものであるとあった。昔、山賊が山道をくる旅人の姿をこの岩に写して襲ったと言われ、鬼の姿見とも言われているそうだ。

4_3
岩の上に乗ると下の国道がよく見える。

再び街道に戻る。
ここからは平坦な道が続く。

5_3
林を抜けると領界石があり、「左三重県伊勢の国・右滋賀県近江の国」 と書かれている。とうとう、近江の国に入ったのだ!

6_3
土山の名物はお茶と聞いていたが、早速茶畑が広がっている。

7_3
万人講常夜燈が見えてきた。大きい!
金比羅参りの講中が道中お安全を祈願して建立したもので、高さ5.44メートル、重さ38トンの自然石の常夜灯である。

ちょうど東屋があったので、ここで第2回のお昼ご飯にすることにする。ちょうど2時だった。
舞茸おこわおにぎり、ゆで卵、ミニトマト。

20分ほど休憩し出発。ここからはまた傘を差して進む。

8_3
早速甲賀市のマンホール発見。
旧土山町のデザインのようだ。
町の木の杉、町の鳥のキジ、町の花のお茶の模様。

国道が見えてきた。

9_3
滋賀県甲賀市の標識も見える。

通りの向こうに名残松が見えるはずだったのだが見えない。
どうやら今は切られて切り株が残っているだけのようだ。

10_4
地下道で向こう側に渡り少し歩くと、石灯籠と半分埋まった鳥居があった。
なぜ埋まっているのだろう?

再び国道の左側に渡り,見えてきたのが熊野神社の鳥居。

11_3
参道にはずらっと灯籠が並んでいる。
前回もそういえば、灯籠が並ぶ神社に行ったのだった。

12_3
しばらく歩くと十楽寺がある。
工事中なので入るのを躊躇していたら、どうぞどうぞと言われ、遠慮なく入らせてもらう。

さらに本堂のあたりでウロウロしていたら、工事の方に、どうぞ中に入って下さいと言われ、入ってみると・・・

13_3
木像の阿弥陀如来座像があった。甲賀三大仏の1つで日本最大級の大きさの阿弥陀如来座像だそうである。確かに大きい!

14_3
すぐ先に山中城址の石柱。

その先で、右手に旧道が残る。

15_3
入ってすぐのところにポケットパークがあり、またもや鈴鹿馬子唄碑や石灯籠がある。

16_3
滋賀県は飛び出し坊やの発祥地。
ということで、ちょっと変わった飛び出し坊や。これってなんのキャラだったっけ?

地蔵堂を通り過ぎ、しばらく行くと新名神高速道路をくぐる。

17_3
そこにあったのは第二名神起工の地碑。

反対側に山中一里塚公園(109里目)。

18_3
またまた馬子唄碑があり、馬子と馬の石像もあった。

19_2
櫟野観音道(大原道)道標もある。「いちゐのくわんおん道」と刻まれている。東海道から櫟野村(甲賀町大字檪野)方面へ向かう道があったということである。

(4へ続く)

マップはこちらを使っています。
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2018/10/09

東海道五十三次歩き(第29回) 関~土山2

(1より続き)

1_2
馬子唄会館の向かいは鈴鹿峠自然の家。
昭和13年に建てられた坂下尋常高等小学校の校舎で、国登録有形文化財に指定されている。

2_2
その後も東海道五十三次の標柱が並んでいる。思えばずいぶんと歩いてきたものだ。

3_3
鈴鹿馬子唄発祥之地碑。

4_2
少し先の河原谷橋を渡ると、いよいよ坂下宿だ。

坂下宿は本陣3軒、脇本陣1軒、旅籠48と非常に賑わった宿だった。しかし、関西本線が通ると通行者が激減し衰えてしまった。

5_2
今は本陣も脇本陣も標柱が残るのみである。
この松屋本陣跡の他、大竹屋本陣跡、梅屋本陣跡がある。

6_2
法安寺。

7_2
庫裡の玄関は、松屋本陣の玄関を移築したものだそうだ。
坂下宿唯一の遺構である。

8_2
小竹夜脇本陣跡を過ぎ、先に進むとあるのが金蔵寺跡。今は石垣が残るのみだが、江戸時代初期には将軍家の御殿が設けられ、上洛途中の家康や家光が休息したところという。

9_2
その脇に地蔵堂があり、身代地蔵尊が祀られているが、右側のお地蔵様は板を突き抜けていた。

10_3
やがて老人の像2体が見えてきたが、誰がなんのために建てたものなのかよくわからない。

11_2
すぐ先に岩屋十一面観音菩薩碑がある。
扉を開けて中に入ってみたが、上までは登らず。

12_2
地蔵の他、馬頭観音もあった。

13_2
いったん国道1号線に合流するが、右手の細い道へと入っていく。鈴鹿峠の入口で片山神社の社標がある。

左手に地蔵堂を見つつ進むが、このあたりは古町と呼ばれ、慶安3(1650)年の大洪水で壊滅するまではここに坂下宿があった。

14_2
とうとう、道は舗装道路でなくなった。
ここで、傘はたたみ、フードをかぶってストックを持つ。それほどの雨ではないので、レインウェアのズボンはやめておいた。
すべらないようゆっくり登っていく。

15_2
片山神社。
平成11年社殿が焼失してしまったという。

16_2
鈴鹿流薙刀術発祥之地碑のところで道は折れ、いよいよ急な上り坂に。

17_2
常夜灯が4基並ぶ。

18_2
ぐいぐい登った先で国道1号線の高架をくぐり、広場を抜けてさらに階段を上がる。

19
芭蕉の句碑があった。「ほっしんの初に越ゆる鈴鹿山」と刻まれている。

20_2
台風の影響だろうか、方々に倒木がある。すごい台風だったんですね・・・

(3へ続く)

マップはこちらを使っています。
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2018/10/08

東海道五十三次歩き(第29回) 関~土山1

前週に続いての東海道歩き。

天気予報ではどうやら雨。
鈴鹿峠を越えることだし、どうしようか迷ったのだが、きっちり装備していけばなんとかなるだろうと思い、決行することにした。
ゴアテックスのレインウェア、ザックカバー、マップケースをリュックにつめ、リュックの中身はビニール袋に、機器類はジップロックに入れて準備万端!

新幹線は7時10分発。
前日朝に予約したのだが、今回は2列席の方はとれず、3列席の通路から2席。

朝ご飯を食べ、うつらうつらしているうちに名古屋着。8時47分。
9時6分の関西本線に乗り換え、亀山着10時6分。ここまで雨は降っていなかったが、ポツリポツリと降り始めたようだ。

1
亀山発加茂行きの電車に乗り換えようとしたら、ラッピング列車。
京都のお茶の宣伝のようだ。
やはり1両編成だった。

10時14分発、ようやく20分に関駅到着。

もしタクシーがいたら、前回のおしまい、西の追分まで乗ろうと思ったいたがおらず、たいした距離ではないから、呼んで待っているよりは歩いた方が早い。
ということで早速歩き始める。このときは雨はやんでいたが、まもなく降り始めた。それでもそうたいしたことはなかったので、西の追分の休憩所まではフードをかぶって歩く。

駅からまっすぐ歩くと百五銀行のところに出る。

2
角の家の瓦は細工瓦で虎がついている。前回は気づかなかった。

3
素敵な街並みを進む。

4
前回撮り忘れてしまった高札場(再現)。

5
そして同じく撮り忘れた会津屋。
もともとは山田屋という旅籠で、仇討ちで有名な小萬が育ったところ。仇討ち本懐後もなくなるまで奉公したという。現在はお食事処になっている。

6
前回は急ぎ足で通り過ぎてしまった観音院。
戦国末期に焼失、江戸時代にこの地に再興。観音山に西国三十三カ所の霊場を開いたという。

前回のゴール、西の追分に到着。
ここには休憩施設があり、座敷にあがって休憩することができる。
雨なので、屋根のあるところじゃないと食べるのは大変。ということで、まだ11時前ではあるが、昼食用のおにぎりのうち1個(大好きな筋子)、母親が持参したきゅうりの漬け物、ミニトマトを食べる。

出発する頃には傘をさした方がいいくらいに降りはじめていたので、マップをマップケースに入れて、傘をさして歩きはじめる。

7
追分には題目塔がある。
「ひたりハいか やまとみち」と書かれており、大和、伊賀への道が分岐している。

やがて道は国道1号線に合流。

8
少し進むと駐車場の中に大きな石が。転び石といって、昔、山から落ちてきてうなり声をあげ、何度片付けても転がり落ちてきたという石だそうだ。

9
市瀬橋のところで旧道に入り、鈴鹿川に沿って歩いていく。
先日の台風の影響か、かなり水量が多くなっていた。

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屋根に金の家紋がついた家があったが、関宿の川北本陣と同じ家紋とのこと。

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前回の時と違うマンホール発見。これも旧関町のマンホールのようで、旧関町の花のシャクナゲ、町の鳥のキジ、町の獣の鹿、町の木の杉が描かれている。

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その先で国道を渡り、常夜灯のある西願寺を通り過ぎ、再び道は国道に合流する。

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やがて筆捨山が見えてきた。

筆捨山バス亭付近でわずかに残った旧道に入る。入口に筆捨山の解説板があった。

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元々岩根山と言われていた山だが、狩野元信がこの山を描きはじめたものの、翌日描き残した分を続けようとしたところ、雲や霞がたちこめ書き足すことができずあきらめて筆を投げ捨ててしまった・・・という。
広重の坂下宿の画は筆捨山を描いたものだ。

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国道に戻り、鈴鹿川を右手に見ながら進む。

16
一里塚址の碑があった。107里目だ。

すぐ先で旧道へ。
その後、道はゆるやかに上がっていく。

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杉並木の中を歩き、沓掛集落を通り過ぎる。

18
ん?なんだと思ったら、東海道五十三次の標柱が並んでいる。その坂道を上がっていくとドーム?のような建物が。これが鈴鹿馬子唄会館である。

中に入ると、馬子唄や坂下宿の展示がされていた。

20
馬も。馬子唄を流していただいたので、ちょいと休憩する。
残念ながら、坂は照る照るとはいかず、相変わらず雨が降っている。

21
入口の脇に杖(まごの杖)が置いてあった。鈴鹿峠を越えた先、万人講常夜灯のところに返納すればいいらしい。
この杖のことは知っていたのだけど、もしなかったら困るなと思い、ストック持参できたのである。

(2へ続く)

マップはこちらを使っています。
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2018/10/07

サッポロ 麦とホップ 赤

1810071
今年もでました、麦とホップの赤。
去年はまずまずだった。

注いでみると、やや濃いめの色。
飲んでみると、ん?
去年みたいに焦げ味がこないなあ。それどころか、あんまり味がないような?すっきりしすぎている。

これは去年の方がよかったですね。
残念。

2018/10/06

アサヒ クリアアサヒ 和撰吟醸

1810161
クリアアサヒの派生品。
クリアアサヒって次々いろいろな製品を出しますね。

注いでみると、フツーの黄金色。
飲んでみると、結構渋いですね。エグミといってもいいくらい。
苦いんじゃなくて渋さ。
それで、やはりコクはない。

和撰吟醸ってネーミングはどこから出てきたんでしょう?
全然結びつきませんでした。

2018/10/05

「フェイク シティ ある男のルール」

本日の映画


movie-26 「フェイク シティ ある男のルール」  Street Kings 2008年米

DIR:デヴィッド・エアー
CAST:キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス、コモン、ナオミ・ハリス
STORY:一匹狼のロス市警の刑事ラドロー。かつての相棒が目の前に殺され、独自の捜査を進めるが・・・

☆☆☆ジェームズ・エルロイの書き下ろし脚本に基づく映画。

エルロイが書いたとなると、超ダークなお話では?
と思いつつ見始めたが・・・

確かに全体にダークなお話ではあるが、ミステリー色は弱いかなと。
いやもちろん、誰が黒幕かというのを突き止めるストーリーなのだから、ミステリーではあるのだけど、これね~キャストでなんとなくわかっちゃうんですよね、黒幕が。
なので、キアヌ演じる主人公ラドローがなかなか真相に近づかないな、とイライラしたり(笑)。
次第に警察の腐敗ぶりが露呈してくる展開はなかなかよかったけれども。

しかし、キアヌはこの役はどうなのかな~
大根(失礼!)というのもあるけれど、あんまりアウトローな役には似合わないような・・・

そのほかのキャストはなかなかいいんですけどね。
若い頃のC・エヴァンスもよかったし、なんといってもF・ウィテカーがさすが!

キアヌってなんか、刑事の役が多いイメージ??

2018/10/04

アサヒ クリアアサヒ プライムリッチ

1810041
クリアアサヒの派生品、プライムリッチがリニューアル。
缶のデザインもリニューアルであることを強く主張してますね。

注いでみると、フツーの黄金色(やや薄めかな)。
飲んでみると、一口目が甘いことで、ああビールじゃないなと思う。
まあその後はそれほど甘みは感じなくなったので、まずまずかなというところ。
クリアアサヒの派生品の中では一番いい出来ではないだろうか。

2018/10/03

東海道五十三次歩き(第28回) 井田川~亀山宿~関宿4

(4より続き)

1_3
旅籠玉屋歴史資料館。

まずは土蔵へ。
撮影禁止だったが、広重の版画の展示がある。

2_3
宿の方に戻る。

3_3
2階の展示。

4_3
1階、離れは身分の高い人たちがとまったところと思われ、さすがに立派である。

5_3
離れからの庭もいい感じだ。

6_3
お隣石垣屋もおもむきのある建物だが、ここは今は宿泊施設(元は築120年の肥料商の建物)。
寝袋持参ならなんと2500円!

ちょっとだけ道を戻り、百六里庭(眺関亭)へ。
2階からは関宿の家並みが見える。

7_3
東方面の眺め。

8_3
西方面(鈴鹿峠方面)の眺め。

再び西を目指す。
時刻は4時近く。5時3分の電車に乗らねばならないため、どこまで行けるか・・・

福蔵寺。
このお寺は信長の三男信孝が信長の冥福を祈るため建立しようとしたが、秀吉に自害させられ、家臣が首を持ち帰り、菩提寺としたもの。

9_3
墓石はわからないとのことで供養塔が建てられていた。

10_4
また、敵討ちで有名な関の小萬のお墓もある。
碑は写真に撮ったのだが、お墓は撮りそびれてしまった・・・

すぐ先にあるのが地蔵院。
日本最古の地蔵菩薩があるとのことだ。行基が天然痘から人々を救うためこの地に地蔵菩薩を安置したと伝えられている。

11_3

12_3

13_3
地蔵院本堂、鐘楼、愛染堂は国の重要文化財である。

14_3
本堂にはおびんずる様。

15_3
脱衣婆。

16_3
一休さんの座像も。

地蔵院の前の建物は会津屋さん(旧山田屋)で、小萬が生まれ育ち、無事敵討ちをした後、なくなるまで奉公したところだそうだ。

17_3
この時点で4時5分すぎ。急いで歩けば、西の追分のバス亭で関駅行きのバスに間に合うかもと思い、ペースアップする。

途中、ようやく見たかった漆喰彫刻を発見。

18_3
鶴。

19_3
亀。
関宿のはじめの方でイラスト案内図をゲットできていれば(玉屋でいただいた)、他の彫刻も発見できただろうが、残念だ・・・

かなりがんばって歩いたので、余裕でバスに間に合い、西の追分から乗り込む。一日4便の最終バスだ。

10分足らずで駅に到着。

時間があるので、道の駅に寄ってみる。
定休日で買えなかった深川屋の銘菓、関の戸を無事発見、購入する。

20_3
志ら玉と関の戸。

21_3
関駅は無人駅。
切符をどうすればいいのかと思ったら、どうやら整理券方式らしいことが駅に書かれている。

そして、やってきた電車は一両編成で、後ろからのって整理券をとる方式だった。

6分ほどで亀山到着。関西本線はこの駅でJR東海と西日本がわかれており、乗り換えることになる。

料金は電車内で払うのかと思ったら、最寄り駅までお持ち下さいとのアナウンスがあったので、亀山駅の駅員さんに尋ねてみたところ、いったん外に出てお売りしますとのことで、改札の外に出て名古屋までの切符を購入。

亀山始発の名古屋行き普通列車に乗り込む。
さすがにくたびれてぐーぐー眠る。

名古屋着は6時40分。
名古屋から新幹線に乗るのは今回が最後。
是非食べたいと思っていたひつまぶし巻きは売り切れ・・・ホームに見にいってもなく、仕方なく名古屋コーチンとりめし(とビール)を購入。
7時12分ののぞみに乗る。
この日は木曜日。前々回、前回と金曜日でホームも大混雑、ほぼ満席状態だったが、今回は少々空きがあるようだった。

22_2
早速、ビールを飲む(名古屋仕様で、しゃちほこの上に信長、秀吉、家康がのっているというシュールなデザイン)。

23
お弁当はこれにして大正解。
いろいろな鶏がのっていて(つくねもあり)、ご飯の味付けもよくおいしかった。

8時53分東京着。
帰宅は10時すぎだった。

今回は少なめの約34500歩。
だんだん、電車に乗ってる時間が長くなるだけ、歩数は少なくなりますね。

次回は鈴鹿峠を越えます。
今回はじめて靴擦れをおこしてしまったので、次回は対策をとりたいと思います。

(完)

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2018/10/02

東海道五十三次歩き(第28回) 井田川~亀山宿~関宿3

(2より続き)

1_2
昼寝観音(西日本で観音様を巡ってお参りする33カ所の寺を決める会議が開かれた時、落針の観音様は昼寝をして会議に行かなかったので、33ヶ所の寺に選ばれなかった)を過ぎた先で、アゲハを撮影したあと、跨線橋で関西本線の線路を渡る。

2_2
このあとまっすぐな道が続く。桜の季節はいいでしょうね。

3_2
このまっすぐな道は大岡寺畷といい、鈴鹿川に沿って2キロも続く。

4_2
広重の絵が描かれた名阪国道の高架をくぐり、ふと川を見るとなんと野生の鹿が!まさか鹿に遭遇するとは・・・

踏切で再び関西本線を越え、歩道橋で国道1号線を渡った先に関宿の看板があり、旧道へと入る。

5_2
そこにあるのが、関の小萬のもたれ松。
今あるのは松ではないようだが・・・
仇討ちで有名な小萬が若者とのたわむれを避けるために隠れた松があったそうだ。

6_2
鳥居が見えてきた。
ここが関宿の東追分、入口である。
鳥居を曲がると伊勢へ通じる道となる。

7_2
ここには一里塚址や、大きな常夜灯もあった。

8_2

9_2
関宿の街並みはすばらしい。
東追分から西追分まで1.8キロもあるそうで、江戸から明治にかけて建てられた古い家が200軒あまりも残っているそうで、どこを切り取っても絵になる美しさ。思わずバシバシ写真を撮ってしまう。
電線も埋めてあるんですね。

10_3
御馳走場跡を右折、関神社の参道に山車庫がある。
関の山という言葉の語源となった関の山車がしまわれている。
家々の軒先をかすめ人混みをかきわけて山車が巡行する様子から、この上はない、精一杯という意味の関の山という言葉ができたという。

11_2
この街では銀行までもがおもむきのある建物だ。

12_2

13_2
延命寺の門は、川北本陣の門を移築したもの。

14_2
端光寺にある柿は、権現柿といって、家康が食べたと伝わる。ちょうど柿がなっていた。

15_2
関のマンホール発見。
亀山市になる前の旧関町のイメージキャラクター「アスレ」だそう。肩にとまっているのはキジ、笠につけているのはシャクナゲとのこと。
アスレはお地蔵様と旅人をモチーフとして生まれたらしいけれど、アスレってそもそもどういう意味なんだろう・・・

関まちなみ資料館に寄ってみる。この先の関宿旅籠玉屋歴史資料館共通券は300円だ。

16_2
入ったところにマンホールにあったアスレが。

17_2
江戸末期に建築された町屋建築で、なかなかに立派。

18_2
箱階段も登ることができる。

19_2
2階にはジオラマも!そして関の街並みの移り変わりの写真展示もおもしろかった。

20_2
明治時代の自転車もあった。
ちょっと乗りにくそうだ。

21_2
川北本陣跡、問屋場跡、山車庫、伊藤本陣跡を見て、玉屋へと向かう。

(4へ続く)

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2018/10/01

東海道五十三次歩き(第28回) 井田川~亀山宿~関宿2

(1より続き)

1
趣のある街並みを進み、ちょっと寄り道。亀山城址に行ってみることにする。

2
途中にあったのが、石井兄弟敵討碑。
元禄14(1701)年、このあたりの石坂門外で兄の敵である赤堀水之助を討ち取ったことを記念した碑。当時元禄曽我と言われ賞賛されたそうである。

亀山城は信長に追放されるまで関氏の城だったが、その後めまぐるしく城主が変わり、最終的には石川家で明治維新を迎えた。
現在では多門櫓と石垣、土塁、堀の一部が残されているのみである。

3

4
多門櫓は土日祝日は中が見学できるそうだが、この日は木曜なので残念ながら見られない。

5
亀山神社、大久保神官家棟門などをちらりと見学、元に戻ろうとしたところ・・・

6
なぜかSLの展示が。

東海道に復帰、亀山宿の碑のところから坂道を上がる。

7
問屋場跡を通り過ぎ、先に進むと旧舘屋住宅(枡屋)がある(土日祝日公開)。
幕末から大正にかけて呉服商を営んでいた枡屋。主屋は明治6年築だそう。

8
蔵も立派だ。

9
少し戻って飯沼慾斎生家跡(植物学の基礎を拓くなど、近代科学草創期の代表的な自然科学者・・・城趾に生誕碑もあった)を確認後、道を折れて青木門跡(家康が繁茂する青木を見て感激、おお青木と言ったことに由来)を見て、加藤家屋敷跡を見る。

10_2

11
土蔵と長屋門がとても立派だ。
ここもまた土日祝日のみ見られるのであった。亀山は平日くるといろいろと見られないのですね。残念。

東海道に戻り、またまた道は曲がる。

西の丸外堀跡の先が京口門跡である。

12
今は京口坂橋が架けられたため、坂道を登る道はなくなってしまったが、昔は坂の下から見上げると門や番所が見えたという。広重の亀山宿はここからの眺めを描いている。

13
京口坂橋から見る竜川はきれいだ。

14
坂を下った先にあるお寺が照光寺。入口には広重の亀山宿の絵がある。

15

16
ここには、石井兄弟に討たれた赤堀水之助の碑や、またまた谷口一族が寄進した題目塔があった。

17
森家住宅は今はアンティークショップ兼カフェになっている。
黒い漆喰の壁が見える。
この日はお店はお休みだった。

慈恩寺に一瞬寄ってみる。

18
青面金剛と三猿を見たかったからだ。

19
その先の野村一里塚(105里目)はとても立派。残っているのは北側のみだが、非常にめずらしいことに椋の木なのだった。樹齢400年。
ちょうど彼岸花が咲いていて、きれいでしたね。

田園の中を歩いていく。
大庄屋打田権四郎昌克屋敷跡を通り過ぎ、ちょっと寄り道。

20
善性寺の山門はめずらしや、槇の木でできていてキレイにかりこまれている。Hという字に見えなくもない。

21
本堂前にはソテツがあった。

街道に戻り、再び寄り道。
布気皇舘太神社。

22
参道がかなり長いが、ずっと石灯籠が並んでいるのである。
多分56くらいはあったはずだ。

(3へ続く)


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