東海道五十三次歩き(第29回) 関~土山1
前週に続いての東海道歩き。
天気予報ではどうやら雨。
鈴鹿峠を越えることだし、どうしようか迷ったのだが、きっちり装備していけばなんとかなるだろうと思い、決行することにした。
ゴアテックスのレインウェア、ザックカバー、マップケースをリュックにつめ、リュックの中身はビニール袋に、機器類はジップロックに入れて準備万端!
新幹線は7時10分発。
前日朝に予約したのだが、今回は2列席の方はとれず、3列席の通路から2席。
朝ご飯を食べ、うつらうつらしているうちに名古屋着。8時47分。
9時6分の関西本線に乗り換え、亀山着10時6分。ここまで雨は降っていなかったが、ポツリポツリと降り始めたようだ。

亀山発加茂行きの電車に乗り換えようとしたら、ラッピング列車。
京都のお茶の宣伝のようだ。
やはり1両編成だった。
10時14分発、ようやく20分に関駅到着。
もしタクシーがいたら、前回のおしまい、西の追分まで乗ろうと思ったいたがおらず、たいした距離ではないから、呼んで待っているよりは歩いた方が早い。
ということで早速歩き始める。このときは雨はやんでいたが、まもなく降り始めた。それでもそうたいしたことはなかったので、西の追分の休憩所まではフードをかぶって歩く。
駅からまっすぐ歩くと百五銀行のところに出る。

角の家の瓦は細工瓦で虎がついている。前回は気づかなかった。

素敵な街並みを進む。

前回撮り忘れてしまった高札場(再現)。

そして同じく撮り忘れた会津屋。
もともとは山田屋という旅籠で、仇討ちで有名な小萬が育ったところ。仇討ち本懐後もなくなるまで奉公したという。現在はお食事処になっている。

前回は急ぎ足で通り過ぎてしまった観音院。
戦国末期に焼失、江戸時代にこの地に再興。観音山に西国三十三カ所の霊場を開いたという。
前回のゴール、西の追分に到着。
ここには休憩施設があり、座敷にあがって休憩することができる。
雨なので、屋根のあるところじゃないと食べるのは大変。ということで、まだ11時前ではあるが、昼食用のおにぎりのうち1個(大好きな筋子)、母親が持参したきゅうりの漬け物、ミニトマトを食べる。
出発する頃には傘をさした方がいいくらいに降りはじめていたので、マップをマップケースに入れて、傘をさして歩きはじめる。

追分には題目塔がある。
「ひたりハいか やまとみち」と書かれており、大和、伊賀への道が分岐している。
やがて道は国道1号線に合流。

少し進むと駐車場の中に大きな石が。転び石といって、昔、山から落ちてきてうなり声をあげ、何度片付けても転がり落ちてきたという石だそうだ。

市瀬橋のところで旧道に入り、鈴鹿川に沿って歩いていく。
先日の台風の影響か、かなり水量が多くなっていた。

屋根に金の家紋がついた家があったが、関宿の川北本陣と同じ家紋とのこと。

前回の時と違うマンホール発見。これも旧関町のマンホールのようで、旧関町の花のシャクナゲ、町の鳥のキジ、町の獣の鹿、町の木の杉が描かれている。

その先で国道を渡り、常夜灯のある西願寺を通り過ぎ、再び道は国道に合流する。

やがて筆捨山が見えてきた。
筆捨山バス亭付近でわずかに残った旧道に入る。入口に筆捨山の解説板があった。

元々岩根山と言われていた山だが、狩野元信がこの山を描きはじめたものの、翌日描き残した分を続けようとしたところ、雲や霞がたちこめ書き足すことができずあきらめて筆を投げ捨ててしまった・・・という。
広重の坂下宿の画は筆捨山を描いたものだ。

国道に戻り、鈴鹿川を右手に見ながら進む。

一里塚址の碑があった。107里目だ。
すぐ先で旧道へ。
その後、道はゆるやかに上がっていく。

杉並木の中を歩き、沓掛集落を通り過ぎる。

ん?なんだと思ったら、東海道五十三次の標柱が並んでいる。その坂道を上がっていくとドーム?のような建物が。これが鈴鹿馬子唄会館である。
中に入ると、馬子唄や坂下宿の展示がされていた。

馬も。馬子唄を流していただいたので、ちょいと休憩する。
残念ながら、坂は照る照るとはいかず、相変わらず雨が降っている。

入口の脇に杖(まごの杖)が置いてあった。鈴鹿峠を越えた先、万人講常夜灯のところに返納すればいいらしい。
この杖のことは知っていたのだけど、もしなかったら困るなと思い、ストック持参できたのである。
(2へ続く)
マップはこちらを使っています。
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