東海道五十三次歩き(第28回) 井田川~亀山宿~関宿4
(4より続き)

旅籠玉屋歴史資料館。
まずは土蔵へ。
撮影禁止だったが、広重の版画の展示がある。

宿の方に戻る。

2階の展示。

1階、離れは身分の高い人たちがとまったところと思われ、さすがに立派である。

離れからの庭もいい感じだ。

お隣石垣屋もおもむきのある建物だが、ここは今は宿泊施設(元は築120年の肥料商の建物)。
寝袋持参ならなんと2500円!
ちょっとだけ道を戻り、百六里庭(眺関亭)へ。
2階からは関宿の家並みが見える。

東方面の眺め。

西方面(鈴鹿峠方面)の眺め。
再び西を目指す。
時刻は4時近く。5時3分の電車に乗らねばならないため、どこまで行けるか・・・
福蔵寺。
このお寺は信長の三男信孝が信長の冥福を祈るため建立しようとしたが、秀吉に自害させられ、家臣が首を持ち帰り、菩提寺としたもの。

墓石はわからないとのことで供養塔が建てられていた。

また、敵討ちで有名な関の小萬のお墓もある。
碑は写真に撮ったのだが、お墓は撮りそびれてしまった・・・
すぐ先にあるのが地蔵院。
日本最古の地蔵菩薩があるとのことだ。行基が天然痘から人々を救うためこの地に地蔵菩薩を安置したと伝えられている。



地蔵院本堂、鐘楼、愛染堂は国の重要文化財である。

本堂にはおびんずる様。

脱衣婆。

一休さんの座像も。
地蔵院の前の建物は会津屋さん(旧山田屋)で、小萬が生まれ育ち、無事敵討ちをした後、なくなるまで奉公したところだそうだ。

この時点で4時5分すぎ。急いで歩けば、西の追分のバス亭で関駅行きのバスに間に合うかもと思い、ペースアップする。
途中、ようやく見たかった漆喰彫刻を発見。

鶴。

亀。
関宿のはじめの方でイラスト案内図をゲットできていれば(玉屋でいただいた)、他の彫刻も発見できただろうが、残念だ・・・
かなりがんばって歩いたので、余裕でバスに間に合い、西の追分から乗り込む。一日4便の最終バスだ。
10分足らずで駅に到着。
時間があるので、道の駅に寄ってみる。
定休日で買えなかった深川屋の銘菓、関の戸を無事発見、購入する。

志ら玉と関の戸。

関駅は無人駅。
切符をどうすればいいのかと思ったら、どうやら整理券方式らしいことが駅に書かれている。
そして、やってきた電車は一両編成で、後ろからのって整理券をとる方式だった。
6分ほどで亀山到着。関西本線はこの駅でJR東海と西日本がわかれており、乗り換えることになる。
料金は電車内で払うのかと思ったら、最寄り駅までお持ち下さいとのアナウンスがあったので、亀山駅の駅員さんに尋ねてみたところ、いったん外に出てお売りしますとのことで、改札の外に出て名古屋までの切符を購入。
亀山始発の名古屋行き普通列車に乗り込む。
さすがにくたびれてぐーぐー眠る。
名古屋着は6時40分。
名古屋から新幹線に乗るのは今回が最後。
是非食べたいと思っていたひつまぶし巻きは売り切れ・・・ホームに見にいってもなく、仕方なく名古屋コーチンとりめし(とビール)を購入。
7時12分ののぞみに乗る。
この日は木曜日。前々回、前回と金曜日でホームも大混雑、ほぼ満席状態だったが、今回は少々空きがあるようだった。

早速、ビールを飲む(名古屋仕様で、しゃちほこの上に信長、秀吉、家康がのっているというシュールなデザイン)。

お弁当はこれにして大正解。
いろいろな鶏がのっていて(つくねもあり)、ご飯の味付けもよくおいしかった。
8時53分東京着。
帰宅は10時すぎだった。
今回は少なめの約34500歩。
だんだん、電車に乗ってる時間が長くなるだけ、歩数は少なくなりますね。
次回は鈴鹿峠を越えます。
今回はじめて靴擦れをおこしてしまったので、次回は対策をとりたいと思います。
(完)
マップはこちらを使っています。
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